ビスケットの缶

タグ:羽生結弦 ( 36 ) タグの人気記事

チーム・ブライアン 新たな旅

c0033994_14563223.jpg
メリークリスマス。
横浜の実家でのんびりクリスマスを過ごしました。

 10年ぶりぐらいで、日本でゆっくりと年末をすごす時間をいただいて、羽生くんのコーチであるブライアン・オーサーの本「チーム・ブライアン 新たな旅」を読みました。
羽生選手のことだけでなくクリケットクラブのチームブライアンについて書かれた本からは、暴れ馬のような羽生くんとラテンらしいのんびりとしたハビエルくんに父親のような温かな視線を送るオーサーコーチの様子が伝わってきて、本当に家族のような素晴らしい場所だということを感じます。
 フィギュアスケートの頂点を目指す二人に、どちらかだけを甘やかすのではなく平等に、適切なタイミングにそれぞれの性格に合わせ短く適切な言葉をかける、それは子育てにも通じます。そしてオリンピックという目標に向けての戦略を、やり方を押し付けるのではなく自分たちで考えさせる。それが選手を技術だけでなく人として青年から大人へと育てることにつながると語るオーサーコーチの言葉は、親としてずっしりと胸に残るものがあります。
 そうして綿密にたてた平昌オリンピックへの戦略も人生と同じくその通りにはいかず、羽生選手のNHK杯の大怪我など次々と困難が降りかかります。報道以上の本人たちのみが知りうる苦難を乗り越えていく過程は、オーサーコーチの言葉で語られると臨場感があり、ファンとしては涙無くしては読めないものがあります。その中で苦難を”problem”と言わず”challenge “と呼ぶ前向きな姿勢は真似したいなと思います。
c0033994_15014976.jpg
読み終えてみて、フィギュアスケートのファンでなくても、子育ての本として、人生の苦難を乗り越える生き方を学ぶ本としても素晴らしい本だと思います。
 本の最後に、平昌オリンピックを終えてオーサーコーチが羽生選手に伝えたいこととして、「私はいつもユヅルのことを考えている」と言う言葉は、羽生選手のスケート人生のこと、将来のこと、彼の幸せ、健康、全てを包み込む、親が子を思うようなとても深い愛情に溢れた言葉で、読み手に幸せな余韻を残してくれます。

by cinnamonspice | 2018-12-26 14:55 | | Comments(0)

個人的フィギュアスケートの楽しみ方

c0033994_14002094.jpg

今年はビザの更新の関係で、年末日本へ帰国することになったので、クリスマスツリーはお預け。
ちょこちょこと飾って少しだけホリデーシーズンの空気を楽しんでいます。

今週末はフィギュアスケートのグランプリファイナルの試合が続いていますね。
羽生選手が怪我で棄権したことで、すっかり心は遠のいて遠い祭りを見るような気持ちですが、結果だけは追っています。
 男子は今シーズンでは、シェイ リーン ボーンさん振り付けのネイサン チェン選手のSP「Caravan」と、チャ ジュンファン選手のFS「Romeo and Juliet」が好きなのでそのふたつは見たいなと思っています。
羽生選手の「SEIMEI」で有名なシェイさんは大人気でいろんなスケーターの振り付けをしていますが、私がすてきだなと思ったプログラムをあとで調べると、どれもシェイさんの振り付けと知ることが続いて、点と点が繋がっていくような感覚になりました。
 シェイさんの振り付けではほかにも、今シーズンの本田真凛選手のSP「Seven Nation Army」、樋口新葉選手のSP「エナージア」も大好きなプログラムです。彼女の振り付けのすばらしいのは、振付師のシェイさんが最初にあるのではなくて、選手が最初にあるのを感じるようなそれぞれの選手の特徴やいいところを引き出すプログラムということ。どのプログラムもその選手のために作られた洋服でいうオーダーメイドのような作品で、これはこの選手にしか滑れないなぁと思うほど選手に合っているのが見ていて気持ちがいい。そこからもプログラムや選手への愛情を感じます。
 ネイサンチェン選手の「Caravan」は、はじまりのちょっとエキセントリックな動きがインパクトあってかっこいいですね。ネイサンチェン選手は昨シーズンのSPの「ネメシス」もシェイさんの振り付けでしたが、ネメシスやCaravanの躍動感はスピード感のある美しいスケーティンが持ち味のネイサン選手の体にぴたりと合う素晴らしく仕立てられたスーツのような印象を受けました。今までネイサンチェン選手というとジャンプのイメージばかりでしたが、それらのプログラムを見て、スケーティングの美しさに惹きつけられました。

 ジュンファン選手のロミジュリは、羽生選手の2011-2012シーズンのロミジュリと同じレオナルド・ディカプリオの映画「Romeo And Juliet」のサントラを使用しているけれど、テクノ調のパートや牧師が話すセリフやディカプリオの「ジュリエーッ」の叫び声が、羽生選手のとはまた違った現代的な仕上がりがユニークで面白いですね。途中のフワフワクネクネしたステップの振り付けも中性的なジュンファンくんのイメージに合っていて魅力的。羽生くんのニースのロミジュリは戦うロミオだけれど、ジュンファンくんは守ってあげたいロミオ像が彼の魅力ですね。(上半身のしなやかな使い方は羽生くんにも似ていて美しくて好みです。)ちなみに、今シーズンではアメリカの女子のテネル選手のFS「Romeo and Juliet」が強いジュリエットで(アメリカっぽい)、ジュンファンくんとふんわりロミオと比較して見るのも面白いです。

 本田真凛選手の「Seven Nation Army」も始まりの動きがかっこよくて一度見ると忘れられない強い印象を残します。そのあとのステップもとにかく本当にかっこいい。本田真凛選手の艶のある表現力と相まって、いい意味で悪女的な魅力が引き出されて同性でもちょっとぞくっとするような魅力があります。

 樋口新葉選手の「エナージア」は”原始テクノ”と私は勝手に呼んでいて、アフリカンな原始的なビートとテクノ調の個性的な曲でまず観客の心を掴みます。そのエネルギーに満ちた原始的な曲がパワージャンパーでスケーティングも伸びがあって力強い新葉選手の魅力を最大限に引き出していて魅力的。途中、素足で大地を踏みしめるようなステップやそこからアップテンポにステップを踏んでいくところはどんどんスピードが増していって、見ていてゾクゾクするほど興奮します。

 そう、シェイさんの振り付けはみんななんかクセになる、というのがキーワードのような気がします。スケートの技術に詳しくない私のような人が見ても、純粋に見ていてい楽しい、わくわくする、そいういう感覚を呼びさませるような、しかも一度見たら忘れられないようなプログラムばかりで、あらためてシェイ リーン ボーンさんはとても引き出しの多い魅力的な女性なんだなと思います。羽生選手の演技以外にも、好きなプログラムを探してシーズンを通じて見るのも面白いです。

さて、グランプリファイナルもあと少し。戦いでは、今回はなんといっても女子の紀平選手とザギトワ選手の戦いが見どころですね。どちらも好きな選手なので、ふたりともベストな演技を見せてくれることを祈って今から楽しみです。

by cinnamonspice | 2018-12-08 15:31 | すきなもの | Comments(0)

ほっとひと息

c0033994_16053655.jpg
羽生選手のグランプリファイナル欠場が正式に発表されましたね。ご本人はどんなに悔しいかと思いますが、勇気ある決断にファンはみんな喜んでいると思います。この後の全日本もリハビリ期間中ですし、そちらも休んでしっかり治してもらってまた素晴らしい演技を見れる日を楽しみに待ちたいと思います。
どうか心も体もゆっくり休めますように。


by cinnamonspice | 2018-11-29 16:05 | 今日のおやつ | Comments(0)

余韻

c0033994_09390714.jpg

クリスマスのオーナメントはいろんな人の夢を映して輝くシャボン玉のようで、眺めているだけで幸せな気もちになるので、蚤の市で見つけるとついつい買い求めるアイテム。
特にヴィンテージのものは、今のものにないのんびりとした空気が魅力的です。
静かな雪の夜(クリスマスイヴかな)を描いたクリスマスオーナメント。しんしんと積もる雪と、それを照らす月と星。とても静かだけど美しい風景を描いたオーナメントです。

 羽生選手のロステレコム杯での優勝の余韻からまだ抜け出せずにいます。羽生選手の演技は、みんなに夢を見せてくれるようなところが見る人を惹きつけるように思います。シーズンを通じて同じプログラムを滑るけれど、試合のたびに違う輝きを見せてくれるプログラムは夢のような時間です。
 今季世界最高得点を出した美の結晶のようなSP「Otonal」、指の先まで魂のこもった芸術的なFS「Origin」、怪我という苦しい出来事もあったけれど、表彰式の羽生選手の表情を見て、怪我をおしてもどうしても羽生選手が滑りたかったロシアの地でつかんだ優勝を喜びたいという気持ちになりました。 
 このロステレコム杯で、かつてライバルだったプルシェンコさんのプログラムの曲で滑る羽生選手のFS演技をを、ヤグディンさんが解説席でタラソワさんと祈るように見守る動画を見て、とても心温まる思いがしました。それだけでなく、観客席の”We are always together with you”のバナーや、”Yuzu we love you from all over the world”のバナーなど、羽生選手は日本だけでなく世界中から愛されていて、その愛でファンをはじめタラソワさんんもヤグディンさんもプルシェンコさんも、スケートを愛する人がみんなが手と手をつないでいるような、目に見えない絆のようなものを感じました。競技なのに、羽生選手の演技を見る人々はみんな国境を越えて言葉にしなくても「愛」という連帯感で繋がっている、そんな感動的なFSでした。
 今は周りからいろんな声があって、いろいろ考えることがあるかもしれないけれど、そんな周りの雑音に惑わされることなく(羽生選手は自分の道をみつめてベストな選択をしてくれると信じていますが)どうか怪我をきっちり治して(その先の人生にも関わる怪我ですから)休む試合はきちんと休んで万全な状態で戻ってきてくれることを心から願っています。ファンの願いは羽生選手の幸せですから。
by cinnamonspice | 2018-11-20 10:08 | すきなもの | Comments(2)

祈り

c0033994_01530945.jpg

羽生選手の怪我に心から胸が痛みます。
世界最高得点を出した翌日の突然の怪我のニュース。心の明かりが消えたような気持ち。ご本人はどんなにか苦しいことでしょう。
想像していた演技ではなかったかもしれませんが、魂のこもった(戦い抜いた)とても美しい演技に、心打たれました。
怪我をしているのに、ではなく、ジャンプもステップもスピンも、怪我を忘れるほどほかの誰にもできない美しい演技でした。(プルシェンコさんトリビュートの今回のロシアの)イナバウアーもとびきり美しかったですね。その演技で掴んだ優勝。
「引退はしませんよ。」
力強い言葉。そうですとも!みんなどこまでも応援します。
もう無理をしないで、しっかり治してまたリンクに戻ってください。完成形の「Origin」は、それまでの楽しみにとっておきます。
c0033994_02152620.jpeg
フラワーガールがプレゼントしたプーさんの絵。
すてきなお写真。(画像お借りしています。)
by cinnamonspice | 2018-11-18 01:55 | まいにちのこと | Comments(2)

Bohemian Rhapsody、カリスマ性について

c0033994_13502184.jpg

週末は結婚記念日をお祝いしました。
気が付けば一緒に連れ添って17年、という年月が過ぎていました。
24本の大きなバラの花束をいただきました。(だんなさまがレジに並んでいたら、おばさまたち3人に、褒められたのだと得意げでした。)
バラの花を見ていると、一本一本それぞれに泣いたり笑ったり、あっという間でしたがとても重い17年でした。

記念日にはQueenの映画「Bohemian Rhapsody」を観てきました。
映画としては賛否分かれるようですが、中学生以来のライトファンの私には、型破りな奇跡を起こしていくQueenというバンドの道のり、ヴェールに包まれたようなフレディ マーキュリーについて目の前に広げて見せてくれるようで、とても胸が熱くなりました。
ボヘミアン ラプソディーが生まれた奇跡のような瞬間は、扉を蹴り破るような爽快感がありました。そして、ラストのLive Aidのパフォーマンスでは、ボヘミアンラプソディーの歌詞が、改めて胸にしみました。最後7万人の観客と歌うWe are the Championsには、歌詞に込められたフレディマーキュリーの愛に気づかされて目の奥が熱くなりました。思わず映画を見ていることを忘れて、体感しているような感覚になりました。

 映画では、フレディ マーキュリーという人のとびぬけたカリスマ性が印象的ですが、でも、そんなフレディ一ひとりではQueenという魅力的なバンドにはならず、一人一人のバンドメンバーのピースが集まって化学反応のようにして奇跡ができたんだと感じたのもおもしろい発見でした。
 そんなフレディのカリスマ性について考えていたとき、思い出したのは羽生選手のことでした。
カリスマというのは作られるのではなく生まれもったものだということ。フレディ マーキュリーのライブを見ていると、レコード(CD)のパフォーマンスは始まりであり、ライブで完成されるのだと感じます。Queenに伝説的なライブがあるように、羽生くんのプログラムも試合ごとに異なり、いくつもの伝説的な試合(2012年のニースや、2015年のGPFのSEIMEIをはじめ)があるのもそうしたカリスマの共通点のように思います。パーフェクトな演技だったから伝説なのではなく(最高得点を出したということだけでなく)、ニースの試合のラスト指を突き上げるしぐさやそのあとの涙、2015年のGPFのSEIMEIの最後印を結ぶしぐさなど、一時も目が離せないそういう人がカリスマなのだと。フレディー マーキュリーも羽生くんも、ほかの人が同じ格好で同じようにパフォーマンスをしても決して真似できるものではなく、そんな類まれな才能に恵まれた人たちに出会えた私たちはなんて幸せなんだろうという気持ちになります。
 羽生くんのグランプリシリーズ第2戦ロステレコム杯もいよいよ今週、また奇跡の舞台を見せてもらえると思うと今からわくわくします。

+++
Queenといえば

2015年のグランプリファイナルのエキシビションでのワンシーン。
ファンの方が撮ってくれた町田樹選手のエキシビションのプログラムへのオマージュ?の貴重な羽生くんのエアギター。
羽生くんはエキシビションまで目が離せないんですよね。(魅せてくれますね。)
by cinnamonspice | 2018-11-14 07:48 | まいにちのこと | Comments(2)

秋の空気

c0033994_10232376.jpg

カナダへの旅は一泊三日という強行旅でした。
お土産は空港でバタバタと自分たち用にメープルバターを買いました。
カナダの国旗の赤とメープルリーフのパッケージのデザインもかわいい。
結構甘めでコンデンスミルクのメープルシロップ版のような感じで、トーストしたベーグルと。
メープルシロップの甘い香りがとろんとした眠たくなるような秋の空気と溶け込んで、まだオータムクラッシックの余韻に浸っています。

+++
ネーベルホルン杯も終わりましたね。
ザギトワちゃんの圧巻の演技、素晴らしかったです。ロシアのテストスケートのときはまだ未完成な雰囲気だったFSのカルメンも完璧な演技でした。鐘の音で始まる冒頭の表情には貫禄すら感じるほど。本当に16歳?と思ってしまいます。衣装もディーテールがあってすてきでしたね。赤と黒のコスチュームも黒い透け感のあるレースのトップスが大人っぽくて手首の縁取りの赤いレースもアクセントになっていて効果的ですね。SPの「オペラ座の怪人」の」コスチュームも白のシフォンのドレス風のコスチュームにグレーのレースが影を落とす感じがすてきです。
ザギトワちゃんも羽生くんリスペクトと聞くので、ついつい結びつけたくなってしまうのですが、オペラ座の怪人のジャンプの音ハメ(オペラ座の怪人のプログラム自体も)や、カルメンのラストのあたりのドラ?のような音は「Origin」を思い出しました。ドラの音は偶然?(ドラの音ってそんなに使わないですよね。笑)

+アリーナ・ザギトワ Nebelhorn 2018 FS 「カルメン」


エキシビションのプログラムもかっこよかったですね。今回のエキシビションのナンバーは革のパンツ(羽生くんはエナメルな感じですが)や、ジャケットを脱ぐところも羽生くんの「Hello, I Love You」のトリビュートのようにも感じて、年齢的にもどちらも16歳、17歳と合っていて並べるとすてきだなと思いました。

+アリーナ・ザギトワ Nebelhorn 2018 EX


+羽生結弦 Scate America 2012 EX ”Hello, I Love You”
 

by cinnamonspice | 2018-10-01 10:54 | たべもの | Comments(2)

Orange Colored Sky

c0033994_12554936.jpg
帰りの飛行機から見えた夕焼け。
c0033994_12555033.jpg
今シーズンのメドベージェワ選手のSP「Orange Colored Sky」を思い出しました。このプログラム、曲も振り付けも大好きです。

+メドベージェワ オータム クラッシック 2018 SP "Orange Colored Sky"


今シーズンでは、羽生くんの「秋によせて」も、見るほどに好きになる味わいのあるプログラムですね。第一印象はFS「Origin」の方が強かったですが、光と陰のようにこの二つのプログラムは全く別のようで実は羽生くんの繊細さと強さという二つを組み合わせた表裏一体のような素晴らしいバランスだなと思います。バラード1番も見れば見るほどに好きになったように、「秋によせて」もそうなる予感たっぷりです。もちろん「Origin」は言うまでもありませんが。この二つはセットで伝説的なプログラムになりそうですね。

+ オータム クラッシック 2018 SP「秋によせて」

継ぎ目のない美しいプログラムは見れば見るほどうっとりと世界に引き込まれます。
実はこの動画に観客席の私たちも映りこんでいるんです。偶然ですが、いい思い出になりました。

今シーズンでは、ほかにはジェイソン・ブラウン選手のSP「Love Is A Bi#tch」とチャ・ジュンファン選手のSP「The Price」もそれぞれの選手に合っていて素敵ですね。
今日から始まるネーベルホルン杯に出場する本田真凜選手のSP「セブン・ネーション・アーミー」も曲も振り付けも好きなので見るのが楽しみです。


by cinnamonspice | 2018-09-27 12:55 | すきなもの | Comments(0)

オータムクラッシック 2018

c0033994_12062706.jpg
今回オータムクラッシックの会場は想像以上に小さくてアットホームでとてもいい雰囲気でした。会場に入った瞬間、この距離で選手が見れるんだとびっくりするほどリンクとの距離が近く感じました。
またこの大会では、チケットは一日ずつの券とAll Eventの券だったので、例えば金曜日はアイスダンスのリズムダンス)、男子シングルのSP、ペアのFS、女子FSが行わたので、その日行われる全ての競技(公開練習から)を見ることができてとってもお得に感じました。そのせいか、誰か特定のスケーターのファンという人だけでなく、シングルやアイスダンス、ペア、全ての垣根を超えて、フィギュアスケートが純粋に好きな地元のファンなどいろんな人が入れ替わることなく集まっていました。中には連日仲良くお揃いのカナダの国旗柄のお洋服で観戦にきている(一日過ごしていらっしゃいました)おばあちゃまもいらっしゃって、このイベントを心から楽しみにしているんだなーと胸が温かくなりました。
選手の演技中や練習でエレメンツが成功した時だけでなく、ジャンプなどの失敗があった時も観客から暖かい声援と拍手が送られて、選手の緊張をほぐすような暖かい空気に胸が熱くなりました。アイスダンスなどはいい演技にはその都度掛け声やノリノリの曲には手拍子が送られるのも素敵ですね。
c0033994_12062906.jpg
今回の大会は指定席ではなかったので、競技ごとに空いてる別の席から見て楽しむことができたのも魅力的でした。場所によっては、シングルの選手の演技冒頭の難しいジャンプをよく跳ぶところとか、全体を見渡せて見やすい場所とか、キスクラに近い選手とコーチとのやりとりが見やすい場所とか、座る位置でも色々試合の見え方が違って楽しめます。
 そのうちのジャッジと反対側の席に座っていた時、少し後ろに座ってた方が全員のスケーターの演技が終わるたびに小さなぬいぐるみを投げ入れていました。初めは気づかなかったのですが、その人はお花やぬいぐるみが一つももらえない選手がないように、タイミング良くどの選手ももらえるようにしているようでした。演技を終えたスケーターの方が嬉しそうにぬいぐるみを拾いに来て、お礼を言っていく姿はとても暖かい光景でした。(今回羽生くんもプーさんを拾っていましたね。)そういう選手と観客の暖かいやりとりが見られるのも、観客席とリンクが近い小さな会場ならではの楽しみのように感じました。今回私たちは一日中リンクで全ての競技を見ていたら、今までほとんど見たことがなかったアイスダンスの楽しさを知ることができました。目の前で滑る生の迫力を見ていたら、全ての選手に尊敬の念と惜しみない拍手を送る気持ちがわかりました。

by cinnamonspice | 2018-09-26 12:06 | まいにちのこと | Comments(0)

優勝おめでとう

c0033994_09015364.jpg
以前友人が「羽生くんはどの試合でも観客をがっかりさせない人」と言った言葉、(彼女はファンじゃないのですが)すごく言い当ててると思います。
うまくいった試合、うまくいかなかった試合、いつだって観客を魅了しなかったことはありません。
c0033994_09015419.jpg
今回のFS最後の「クソー」かな、「チクショー」かな、久しぶりに悔しがる羽生くんもよかった。いつも全力疾走で、試合ごとに異なる心のこもった演技、人間らしいリアクション。そういう姿が世界中の人を引きつける魅力なんですね。
ファンといえば、映像では日本人の観客が多くみえるようですが、私の周りは中国人の方(多かった)や後ろも斜め前も欧米人の羽生くんのファンの方でした。今回実際現地で観戦して、羽生くんは世界中の方から愛されてるんだと知ってうれしくなりました
c0033994_09015670.jpg
優勝おめでとう。悔しさは収穫。歴史的スケーターの試合を今観れる幸せを噛み締めています。素晴らしいシーズンになりますように。

by cinnamonspice | 2018-09-26 09:01 | まいにちのこと | Comments(2)