ビスケットの缶

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個人的フィギュアスケートの楽しみ方

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今年はビザの更新の関係で、年末日本へ帰国することになったので、クリスマスツリーはお預け。
ちょこちょこと飾って少しだけホリデーシーズンの空気を楽しんでいます。

今週末はフィギュアスケートのグランプリファイナルの試合が続いていますね。
羽生選手が怪我で棄権したことで、すっかり心は遠のいて遠い祭りを見るような気持ちですが、結果だけは追っています。
 男子は今シーズンでは、シェイ リーン ボーンさん振り付けのネイサン チェン選手のSP「Caravan」と、チャ ジュンファン選手のFS「Romeo and Juliet」が好きなのでそのふたつは見たいなと思っています。
羽生選手の「SEIMEI」で有名なシェイさんは大人気でいろんなスケーターの振り付けをしていますが、私がすてきだなと思ったプログラムをあとで調べると、どれもシェイさんの振り付けと知ることが続いて、点と点が繋がっていくような感覚になりました。
 シェイさんの振り付けではほかにも、今シーズンの本田真凛選手のSP「Seven Nation Army」、樋口新葉選手のSP「エナージア」も大好きなプログラムです。彼女の振り付けのすばらしいのは、振付師のシェイさんが最初にあるのではなくて、選手が最初にあるのを感じるようなそれぞれの選手の特徴やいいところを引き出すプログラムということ。どのプログラムもその選手のために作られた洋服でいうオーダーメイドのような作品で、これはこの選手にしか滑れないなぁと思うほど選手に合っているのが見ていて気持ちがいい。そこからもプログラムや選手への愛情を感じます。
 ネイサンチェン選手の「Caravan」は、はじまりのちょっとエキセントリックな動きがインパクトあってかっこいいですね。ネイサンチェン選手は昨シーズンのSPの「ネメシス」もシェイさんの振り付けでしたが、ネメシスやCaravanの躍動感はスピード感のある美しいスケーティンが持ち味のネイサン選手の体にぴたりと合う素晴らしく仕立てられたスーツのような印象を受けました。今までネイサンチェン選手というとジャンプのイメージばかりでしたが、それらのプログラムを見て、スケーティングの美しさに惹きつけられました。

 ジュンファン選手のロミジュリは、羽生選手の2011-2012シーズンのロミジュリと同じレオナルド・ディカプリオの映画「Romeo And Juliet」のサントラを使用しているけれど、テクノ調のパートや牧師が話すセリフやディカプリオの「ジュリエーッ」の叫び声が、羽生選手のとはまた違った現代的な仕上がりがユニークで面白いですね。途中のフワフワクネクネしたステップの振り付けも中性的なジュンファンくんのイメージに合っていて魅力的。羽生くんのニースのロミジュリは戦うロミオだけれど、ジュンファンくんは守ってあげたいロミオ像が彼の魅力ですね。(上半身のしなやかな使い方は羽生くんにも似ていて美しくて好みです。)ちなみに、今シーズンではアメリカの女子のテネル選手のFS「Romeo and Juliet」が強いジュリエットで(アメリカっぽい)、ジュンファンくんとふんわりロミオと比較して見るのも面白いです。

 本田真凛選手の「Seven Nation Army」も始まりの動きがかっこよくて一度見ると忘れられない強い印象を残します。そのあとのステップもとにかく本当にかっこいい。本田真凛選手の艶のある表現力と相まって、いい意味で悪女的な魅力が引き出されて同性でもちょっとぞくっとするような魅力があります。

 樋口新葉選手の「エナージア」は”原始テクノ”と私は勝手に呼んでいて、アフリカンな原始的なビートとテクノ調の個性的な曲でまず観客の心を掴みます。そのエネルギーに満ちた原始的な曲がパワージャンパーでスケーティングも伸びがあって力強い新葉選手の魅力を最大限に引き出していて魅力的。途中、素足で大地を踏みしめるようなステップやそこからアップテンポにステップを踏んでいくところはどんどんスピードが増していって、見ていてゾクゾクするほど興奮します。

 そう、シェイさんの振り付けはみんななんかクセになる、というのがキーワードのような気がします。スケートの技術に詳しくない私のような人が見ても、純粋に見ていてい楽しい、わくわくする、そいういう感覚を呼びさませるような、しかも一度見たら忘れられないようなプログラムばかりで、あらためてシェイ リーン ボーンさんはとても引き出しの多い魅力的な女性なんだなと思います。羽生選手の演技以外にも、好きなプログラムを探してシーズンを通じて見るのも面白いです。

さて、グランプリファイナルもあと少し。戦いでは、今回はなんといっても女子の紀平選手とザギトワ選手の戦いが見どころですね。どちらも好きな選手なので、ふたりともベストな演技を見せてくれることを祈って今から楽しみです。

by cinnamonspice | 2018-12-08 15:31 | すきなもの | Comments(0)

祈り

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羽生選手の怪我に心から胸が痛みます。
世界最高得点を出した翌日の突然の怪我のニュース。心の明かりが消えたような気持ち。ご本人はどんなにか苦しいことでしょう。
想像していた演技ではなかったかもしれませんが、魂のこもった(戦い抜いた)とても美しい演技に、心打たれました。
怪我をしているのに、ではなく、ジャンプもステップもスピンも、怪我を忘れるほどほかの誰にもできない美しい演技でした。(プルシェンコさんトリビュートの今回のロシアの)イナバウアーもとびきり美しかったですね。その演技で掴んだ優勝。
「引退はしませんよ。」
力強い言葉。そうですとも!みんなどこまでも応援します。
もう無理をしないで、しっかり治してまたリンクに戻ってください。完成形の「Origin」は、それまでの楽しみにとっておきます。
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フラワーガールがプレゼントしたプーさんの絵。
すてきなお写真。(画像お借りしています。)
by cinnamonspice | 2018-11-18 01:55 | まいにちのこと | Comments(2)

繋がる

 
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 羽生くんの厳しい砂漠期(クリケットクラブで練習に打ち込む時期)、みなさまいかがおすごしですか。
 2020年の東京オリンピックパラリンピックの開閉会式の総合統括に野村萬斎さんが就かれるそうですね。
それで思い出して、2015年の羽生選手との対談の動画を見ました。とても充実した濃い内容の対談ですね。いろんなものの点と点がつながるような爽快な体験でした。この対談は、羽生選手が「SEIMEI」のプログラムを演じるにあたって、野村萬斎さんにお会いしたい、と申し出て実現したようですね。
 私の印象ですが、野村萬斎さんは相手の心を読むような、試すような鋭いまなざしをお持ちの方ですが、その懐に飛び込んでいくような羽生くんの真剣さや純粋さに、次第に萬斎さんの表情が和らいで笑顔がのぞくようになるのが印象的でした。羽生くんの本気で学ぼうとする姿勢に、途中から萬斎さんはうれしそうに答えていましたね。なんだか見ていると萬斎さんがヨーダのような仙人のように見えてきました。でも不思議とお二人が似ているようにも思えてきます。萬斎さんも羽生くんも自分の道を究めようという強い情熱をもつところも似ていて、そういう人は相手へのリスペクトがあるんですね。
 萬斎さんの言葉ひとつひとつはとても深くて、狂言という知識がなくてもわかるようにとてもわかりやすくて勉強になります。萬斎さんは大学で講師もされていて、狂言の世界を目指すわけではない普通の若者たちにどうやって心に残る、ためになる狂言の知識を伝えられるかを考えてお話されているのだとか。だから難しそうなお話もこんなにわかりやすいのかと納得しました。
 動きのお話で進行方向と反対方向に動いてから進むことで次の動きを印象付ける逆のベクトルの作用のお話や、無音のジャンプと音を立てるジャンプの話など「引き」の演技のお話などは羽生くんもすごく引き込まれている様子でしたし、「型」の話も、狂言の型はフィギュアスケートの振り付け(シーズン通じて同じプログラムを演じ続ける意味でも)にも通じるというお二人の話も興味深く感じました。
 最後に、「記憶に残る演技」を目指す(それがすなわち結果にもつながる)ときに必要なこと、という羽生くんの問いかけに対して、精神性が大切になるのではないか、としたうえで、場を支配するためには、場を味方につける、「場と時間、空気をまとう」(その場、空気を味方につける)という萬斎さんの言葉たからもののような言葉でした。そして羽生選手はそれにこたえるように、実際にその後の2015年のNHK杯やグランプリファイナルで世界最高得点を出した演技や今年の平昌オリンピックでの演技でも実践されていたように思います。狂言という舞台とアイスリンクという舞台とそれぞれ舞台は違えども、魂と魂で対話するいい先生にいい生徒、という印象のお二人がとても好感のある対談でした。繰り返してみたい素晴らしい内容ですすね。
 羽生くんは、いつも「SEIMEI」のプログラムについて語るとき、必ず萬斎さんへの感謝について触れますが、この対談を見て、萬斎さんとの対話を経て羽生くんの「SEIMEI」に魂が吹き込まれたのかもしれないと思うと、羽生くんの感謝の気持ちの大きさが伝わる気がしました。
 2015年に羽生くんが映画「陰陽師」の曲を選んだことにより、安倍晴明という歴史上の人物にスポットライトがあたり、それにより野村萬斎さんとのご縁が結ばれ、羽生選手の世界最高得点につながり、平昌への金メダルへと導かれ、そして今回の野村萬斎さんが2020年の東京オリンピックの総合統括につながる一因になったのかと思うと、良縁が点と点で、でも必然的に結ばれてきたような気持ちがしました。きっと日本の表面だけでなく精神も反映されたすばらしい開会式、閉会式になるのではとますます東京オリンピックが楽しみですね。

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今日の羽生くん

2015年 野村萬斎×羽生結弦 対談
 

by cinnamonspice | 2018-08-03 03:41 | いろいろ | Comments(0)

太陽と月

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静と動。掛け軸のような感覚で、月と太陽のようなタペストリーを飾りました。
タペストリーを見ていると10年前に訪ねたメキシコのテオティワカンの月と太陽のピラミッドのことを思い出しました。
月と太陽、いろんなインスピレーションをもらう存在は、昔の人にはすべてだったのだろうな。
羽生くんの「被災したとき、電気も何もなくて、星だけがNotte Stelattaの歌のようにきれいだった。」という言葉を思い出します。いろんなものをなくしたとき、残る存在。
九州の豪雨災害のニュースにとても胸が痛みます。そして猛暑も、一口に猛暑と片付けなれないほど命を奪う厳しいものになっていますね。厳しい自然を受け入れるということはとても難しい。太陽と月を前にいろんなことを考えます。


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今日の羽生くん

2016年世界選手権 EX 「天と地のレクイエム」


 昨日のデニステン選手の訃報にまだ気持ちの整理がつかないでいます。
突然失われた25歳という若い命。こんなにやるせないことはないです。
当たり前にあった命がある日突然失われるということ。
私が見たデニス選手の演技は数多くはないですが、表現力が豊かで情熱的なステップが心に残っています。フィギュアスケートの演技はその人を表すんだなと思います。失われた才能に言葉が見つけられません。心から冥福を祈りたいと思います。

 羽生くんの2016年の世界選手権のエキシビションのプログラム「天と地のレクイエム」は東日本大震災の鎮魂歌をもとに作られたプログラム。同じプログラムでも毎回異なる羽生くんの感動的な演技に胸を打たれますが、このときのパフォーマンスは特に胸に差し迫るものがあります。見ているうちにエキシビションということもすべて忘れて、生きることの苦しみ、大切な人を失う悲しみ、運命に翻弄され葛藤する様子、小さな日常に見つける幸せ、命ある喜び、あらゆる人生のいろんな場面を見ているようで引き込まれます。悲しみを抱えつつ生きることを描いたプログラム。
 クライマックスで、羽生くんの演技に陶酔した観客が発した悲鳴(絶妙なタイミング)まで芸術のような奇跡的なパフォーマンスです。

by cinnamonspice | 2018-07-21 05:22 | すきなもの | Comments(0)

CWW

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昨晩はフィギュアスケートの羽生結弦選手の凱旋公演Continues With Wingsのライブ中継でしたね。
CAでは夜9時からの放送、昨日はテレビの前に釘付けでした。
みなさんご覧になりましたか。
3日間のそれぞれの公演で、羽生選手が過去のプログラムの衣装を着て滑った古いジュニア時代からのプログラムのメドレーが本当にすばらしかったですね。今まで何度も動画で見ていたあどけない羽生くんの演技を、大人の羽生くんが演じているのはとても不思議で、とてもすてきでした。(当時の衣装が着れるというのもすごい!)同じ演技もキレのある今の羽生くんが演じると新鮮でした。でも何より昔のプログラムを演じる羽生くんがとても楽しそうな様子に胸がいっぱいになりました。製氷の間に3日間すべてのメドレーを見れたのは感動でした。
みなさんはどれがよかったですか。やはり旧ロミオ&ジュリエットの衣装の羽生選手には当時の羽生くんが重なって目の奥が熱くなりました。最後の指を突き上げる鋭い視線まで再現してくれていましたね。(笑)スケートを滑っている時の羽生選手の目が好きです。
改めて見ていると、羽生選手のプログラム曲はどれも始まりがドラマチックでかっこいいなと思います。Sing Sing Singやミッションインポッシブルも始まりがかっこいいですが、振り付けも今の羽生選手のバージョンで見るとジュニアの時代のプログラムとは思えないほど大人っぽくて、魅力的でした。
 羽生選手が尊敬するスケーターたちの熱演もすばらしくて感動的でした。特にプルシェンコさんのソチオリンピックで見られなかった幻のプログラムや「ニジンスキーに捧ぐ」は、羽生選手と同じく指先や目などから伝わる気迫が本当にすばらしくて胸にさしせまるものがありました。引退していることを忘れるようなジャンプも美しくて、ステップやひとつひとつにとてつもないオーラ、迫力がありました。皇帝としてのプライド、威厳、そういうものを感じました。ジョニーウィアーさんの真っ赤なロングドレスのCreepも美しくて心に残る演技でした。
 挙げたらきりがありませんが、どのスケーターの方もそれぞれの哲学があって、最後のフィナーレまでとても感動的な夜でした。最終日のフィナーレの羽生くんのソロのパートは鬼気迫るほどの美しいパフォーマンスで今も目に焼き付いています。
そして迎えた最後の挨拶のときの羽生選手の言葉は、今も胸に突き刺さっています。うまく言葉にできないけれど、「今は生きててよかったな、と思います。」と言う羽生くんの言葉が全てなのだと思います。
もう少し現役を続行するという羽生選手の思い、ぜひこれからも私たちにスケートで夢を見せて欲しいですね。
すみません。今日は完全に羽生選手のファンとして書かせてもらいました。

追記、
3日間の公演を5/10、11、13にテレビ朝日チャンネル2でしてくださるという話があるみたいですね。そちらもたのしみです


by cinnamonspice | 2018-04-16 08:53 | すきなもの | Comments(0)

王様気分

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少しずつ春めいてきました。
桜がないCAで、春をつかむのは難しいですが、木々からこぼれる日差しや、鳥の声や店先の色とりどりの花々に春を感じます。

去年の秋に購入したソファベッドの背もたれの部分がうまくはまっていなかったので、修理をお願いしていたのですが、やっと連絡が取れて一週間入院して帰ってきました。入院で修理して戻る予定でしたが、結局新品と交換になって帰ってきました。イソップ童話の「金の斧、銀の斧」のようなお話です。中古が新品に、秋の話が春に、どちらもアメリカあるあるです。一週間のソファなしの生活でしたが、帰ってきてみるとソファがあるってすばらしい。ささやかなソファでたちまち王様のような気分です。

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今日の羽生くん (個人が過去の試合を振り返ります。)

2012 GPシリーズフィンランディア杯 「ノートルダム・ド・パリ」



 羽生選手にはいくつもの伝説的な試合があるのですが、この試合もそのひとつとして有名ですね。
 日本からカナダに移った、羽生選手の2012-2013のシーズンは体調不良もあったりとても苦しい年であり、大きなステップを上がったシーズンです。
 特にフリープログラムの「ノートルダム・ド・パリ」は4回転ジャンプを二つ含むさらにプログラムのレベルが上がったこともあり、体が華奢で生活環境が変わったことで体調も崩しがちだった羽生選手が特に後半苦しそうに滑っている印象があります。この試合のあとの全日本選手権やグランプリファイナルの試合のすばらしい演技もありますが、私個人では、このフィンランディア杯の、最後のシーンで倒れこむ姿がとても衝撃的で、このシーズンを象徴する演技のように思えて強く印象に残ります。
 この動画では倒れこむ瞬間のシーンが切れていますが、別の角度で撮ったものをほかの動画で見ると、貧血か酸欠のような状態で一瞬意識を失うように羽生選手の体ががくっと二つ折りになってリンクに前傾姿勢で倒れこむ様子が映っています。そのあと仰向けになって呼吸を整え、体をかえして起き上がる様子は傷ついた野生のヒョウのような美しさがあって強いインパクトがあります。(立ち上がったあともよろめいていますね。)この試合の時、喘息の発作を起こしていたみたいですね。同じく喘息の子を持つ親としても、みていて心臓がバクバクしてきます。苦しい体調の中(滑っているときはそんなことは感じさせませんが)スピンやジャンプ、振り付けひとつひとつ丁寧に最後まで滑り切る姿は人々をひきつける力があり、最後の倒れるシーンでは言葉にならない衝撃を与えます。
羽生選手はこの大会で優勝を飾ります。この試合は、自分の持っているものをすべてを出す羽生選手のスケートに向かう姿勢を示すものにも思えて、強く印象に残る試合です。
 羽生選手はこのあとの全日本選手権では、ベテランの高橋大輔選手を破り初優勝をした年でもあります。苦しいシーズンでしたが、大きな山を越え羽生選手の世界が大きく変わった年だったのですね。


by cinnamonspice | 2018-04-15 06:22 | まいにちのこと | Comments(0)

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軒先に飾られたイルミネーションや、美しい包みのギフトを両手いっぱいにもった人々や、どこからか聞こえてくるクリスマスソング、ホリデーシーズンのこの季節は夢の中を歩いているような気持ちがして、自然とふわふわと足取りも軽くなります。

週末の蚤の市では、たくさんのクリスマスグッズが並んでいて、私は古いクリスマスのガラスのオーナメントを買いました。
毎年、意識して探してはいないけれど、山積みに置かれたオーナメントの箱の中から一つか二つ、気に入ったものを見つけると買い求めています。
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カラフルなものもかわいいけれど、私が手に取るのはシンプルなガラスらしい手吹きガラスのもので、ぷうと膨らませたシャボン玉のように軽く、その薄いガラスの中に、当時の空気が作り手の手にした人の夢が詰まっているようでうっとり見入ってしまいます。はかない夢が目に見えるとしたらこんな形なのかもしれない、そう思うとそっと壊れないように手に取ってひとつひとつ覗いていると時間を忘れます。このシャボン玉のようなオーナメントひとつひとつがクリスマスツリーを照らしているところを想像するとまぶしい気持ちになります。
お店のおじさんやおばあさんと「きれいですね。」「きれいでしょう。」と話している時は、そんな夢を共有したような気持ちがして幸せな気持ちになります。そして、その夢ひとつひとつに代金を払って手にして帰るときはほくほくとくすぐったいような気持ちがします。
クリスマスグッズを見る人々の顔はぱっと明るく、大人も子供にかえったようないい顔をしています。
蚤の市のそこここにそんな笑顔があふれるホリデーシーズンは本当に魔法のような季節で、みんなで同じ夢を見ているのかもしれません。

by cinnamonspice | 2017-11-19 02:44 | すきなもの | Comments(4)

生命力

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雨の日が続いています。
この数年、歴史的な干ばつ(過去をさかのぼると周期があるのだそう)が問題になっていたCAも今年はたっぷり潤ったでしょうか。

夜の読み聞かせは相変わらずギリシャ神話を読んでいます。
お兄ちゃんは学校の英語の授業でギリシャ神話を読んでいるのだそうです。
ギリシャ神話を読んでいて見えてきたギリシャ神話あるある。
神様は頭から生まれてくる。
竜の歯をまくと人間が出てくる。
神様を敬わないと酷い目に合う。(家族全員殺されるのはよくあること。しかもなかなかグロテスクな最後を遂げる。)
美しい娘は女神にねたまれ牛に変えられがち。
人間への戒め、教訓もありますが、不条理があるのも神様の世界ならではです。
むごい仕打ちにははじめは怖がっていた子供たちでしたが、ギリシャ神話あるあるで盛り上がるようになりました。
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蚤の市で買った多肉を少し植え替えてみました。
緑が欲しくなったのも春が近いからかもしれません。

by cinnamonspice | 2017-02-12 07:29 | まいにちのこと | Comments(0)

クリスマスしたく

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毎日少しずつクリスマス。
モカのストッキングも用意しました。
中身はDream Bone、モカにとってまさに夢の骨なので届かないところへ。(笑)

お兄ちゃんと弟くんのサッカーシーズンが終わって一息ついたと思ったら、最近はだんなさまから呆れるほどいろんな買い物に忙しくしています。
でも、そういうのは私だけでなくモールのどこへ出かけてもみんな山ほどの買い物をしている人、人、人。
いつもの買い物のほかに、友人へのギフト、家族へのクリスマスプレゼント、ラッピング、そうそう弟くんのズボンが擦り切れていたし、お兄ちゃんは長袖のシャツがないって言っていたっけ…買うものはあとを絶ちません。
右へ左へパタパタ駆け回って12月がすぎていきます。

お兄ちゃんは最近アニメーションを作ったり、コマ撮りにはまっていて、弟くんは宿題の嵐に追われています。
いつの間にか、私がiphoneやコンピューターでパニックすると、お兄ちゃんに「大丈夫、落ち着いて、こうすれば治るから」と、なだめられるようになっていました。
こうして毎日駆けながらも、私の手が必要になる日は終わりつつあるのだなぁというぼんやりとした予感を感じます。
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クリスマスツリーを時々食べたり、ツリースカートの上に骨を隠していったり、モカの気配がそこここに。

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最後はお気に入りの場所で。
お母さんのおなかの上で眠っている気分なのかな。

by cinnamonspice | 2016-12-07 13:47 | まいにちのこと | Comments(0)

出発の前夜

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少しずつハロウィーン。
怖カワイイが癖になります。

弟くんが2泊3日の学校のキャンプ(お泊り遠足)へ出かけていきました。
しんと静かな家。
一人いないだけなのに、家の中にぽっかり大きな穴が開いたようでした。

出発の前日の夜、、初めてのお泊り遠足に弟くんの中でいろんな気持ちがこみあげているようでした。
夕飯のときには、
「僕がいない間に、みんなでカレー食べたらだめだよ。(弟くんの好物)」
とか、
「僕がいない間にお兄ちゃんにYoutube見せたらだめだからね。」
とか、家族が自分がいない間に宴でも開くかのようにスネていました。

そして寝る前になったら今度しゅんとして
「ママが死んだらお墓を作って僕はそのお墓の隣でずっと抱っこしてるんだ。
そのお墓の隣に僕の家をいっぱい作って住むんだよ。
それとも家の中にお墓を作ろうかな。」

そのあとはお兄ちゃんも加わってママが死んだら話で盛り上がっていた二人。
なんだか複雑な心境です。
by cinnamonspice | 2016-10-01 01:00 | まいにちのこと | Comments(0)