ビスケットの缶

<   2018年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

信じる

c0033994_04005747.jpg

キャンプの帰りには、近くの町でランチを。
こじんまりとした居心地の良いカフェがあったので、そこでケーキを買って帰りました。
こういう繊細なケーキはアメリカでは貴重なので宝石のようで大切に食べました。

 久しぶりのビーチは、心地よい海風が心の中にも吹き込むようでした。
 いよいよ長い夏休みの始まりです。時間にも宿題にも追われない夏休みは、家族みんないい顔をしているように思います。自然と家族とおいしいものと友人とすごす時間。毎日が夏休みだったらいいのに。そんな小学生のような思いがこみ上げてしまいます。

+++
今日の羽生くん
プルシェンコインタビュー


 昨日はフィギペディアのContinue with Wings の特別編の放送の日でした。
メイキングの映像、羽生くんのなにげない表情やほかの出演スケーターとの心温まる交流やbackstageの様子を見ることができて濃厚な映像でした。
 特に出演スケーターたちからの演技後の羽生君に向けてのメッセージがとてもあたたかくて、たくさんの愛を感じてとても幸せな気持ちになりました。羽生くんが愛のある人に囲まれていて、偉大なスケーターが大切に思ってくれているのがうれしくなりました。ジェフリー・バトルさんの羽生くんを「心優しくて、強い意志を持っている」という言葉はとても言い表していますね。羽生くんは、オリンピック連覇後も何も変わらず、素直で優しくて地に足がついている、という言葉にも、人として簡単なようでなかなかできないことだとうなずきました。ジョニー・ウィアーさんのメッセージ最後の「アイシテマス!」という言葉もまっすぐに胸に伝わって熱いものがこみあげますが、最後のプルシェンコさんの言葉にはNHK杯で羽生くんが怪我をしたときのインタビューのことを思い出して目の奥が熱くなるものがありました。「信じている。」と言ってくれた彼の言葉は「がんばれ」という言葉よりも力をくれる言葉でした。できないことを可能にしてしまうような力があるのかもしれません。それぐらい、復活や勝利を信じてくれる人がいるというのはとても心強いことなんですね。信じるという力は、子育てにも通じるように思います。今回この番組の中でCWWのショーの演技の後の言葉が紹介されていました。「ユヅルはまだまだ競技者としていい結果を出すと確信しています。健康だったらまた三回目の五輪で優勝する可能性もあるでしょう。五輪で3連覇をして、歴史に名前を残すでしょう。ユヅルがどれだけエネルギーにあふれ、練習しているかを見ているから分かる。これは天がユヅルに与えた力です。ユヅルの人への敬意を持った態度はみんなができるわけではありません。彼は本物です。大した男です。」そう話すプルシェンコさんの鋭い視線と強い言葉は、本当に未来を変えて実現させてしまいそうな力のある言葉でした。羽生くんを知るたびに、プルシェンコさんという人の厚み、すばらしさを知ります。
 改めて見ても、CWWのショーで昔のプログラムを滑っているときの羽生くんは、笑顔にあふれていてとても楽しそうで見ている私たちも幸せな気持ちになります。五輪連覇後に、自分をここまで高めてくれたスケーターを感謝の気持ちを込めて紹介するとともに、ファンへの感謝の気持ちを表すところも羽生くんの人としてのすばらしさを感じます。また、過去のプログラムを滑ることで羽生くん自身もきっと初心に帰るような新鮮な気持ちがあるのかなとも思うと、改めて23歳とは思えないほどの羽生くんの人の謙虚さや素直さに胸を打たれる思いがします。
 羽生くんはスケートから人生を学んでいると話していましたが、私も羽生くんの試合やアイスショーを見るうちに逆境に立ち向かう姿、あきらめない気持ち、謙虚さ、言葉の力、いろんなことを勉強させてもらいます。選手生命が短いフィギュアスケートですが、こうして先輩たちの技や芸術、精神をcontinueしていく羽生くんの心もつないでいけたらいいですね。

[PR]
by cinnamonspice | 2018-06-24 07:59 | 今日のおやつ | Comments(0)

卒業記念キャンプ

c0033994_14473687.jpg
卒業式の翌日は卒業お祝いキャンプへ友人家族とSan Elijo SBに行きました。
c0033994_14473872.jpg
父の日の週末だったので、誰かがこんなサインを飾っていました。
c0033994_14474032.jpg
夕飯は簡単な韓国焼肉。焼くだけだけど、美味しい。
c0033994_14474156.jpg
もちろんスモアーも。
c0033994_14474382.jpg
モカも一緒のキャンプでした。
青空の下、風が気持ちいい。
c0033994_14475333.jpg
帰りに見つけたSurfer Crossingサイン。
こじんまりとして心地よい町でした。

[PR]
by cinnamonspice | 2018-06-21 14:46 | キャンプ | Comments(0)

卒業式へ

c0033994_15362523.jpg
長男のミドルスクールの卒業式。
怒涛の一週間が終わりました。
c0033994_15460125.jpg

キンダーガーテンからのお友達たちとワイワイ話す姿を見て、子供達の成長に胸が熱くなりました。
アメリカの卒業式、規模が大きいとうわさには聞いてましたが、大きなアメフトのフィールドで行われたセレモニーでは自分の子を探すのにウォーリーをさがせ状態で写真を撮るのも一苦労でした。お兄ちゃんたちのエレメンタリーは二クラスだけの小さなエレメンタリーだったこともあり、キンダーからの付き合いの親同士、みんな同じ学校の出身の子の卒業も同じ自分の子のように喜び、よく撮れた写真をメールで共有しあうことができて心温まる式でした。
Congratulations to all the boys! ハイスクールでの日々が、さらに素晴らしいものになりますように。

+++
今日の羽生くん

2018 FaOI 神戸公演 「春よ、来い」


 心待ちにしていたFaOI神戸公演のテレビ放映がありました。アーティストもスケーターも一部入れ替わり、また新しいショーを楽しむことができました。
3時間半にわたるアイスショーで数々のスケーターによるこれ以上ないくらいの素晴らしい演技を見た後ですが、最後の羽生くんの「春よ、来い」の演技はひときわ洗練された美しさを感じました。羽生くんのスケートには、「華」というか「艶」がありますね。
 今回の「春よ、来い」のプログラム、頬すれすれのハイドロが本当に美しいですね。このプログラムのスピンもすてきでした。特に最初のスピンのふわっと手を広げてジャンプして足を変えて再びスピンをするところは丹頂が舞うような美しさに思わず息を飲みます。もう一つ、最後のピアノの波のような調べと合わせたスピンは満開の桜の花が風に舞うようで空気もピンクに染まるように華やかですてきです。
 私はFaOIでステファン・ランビエールさんのスピンを見るたびに抽象的な美しさと繊細さに圧倒されていたのですが、このプログラムの羽生くんのスピンは、それとはまた違ってスピンから鳥や花吹雪のように見る人によって異なるかもしれないけれど、音楽と1つになって具体的なヴィジョンを見せる表現力を感じました。その羽生くんの演技に寄り添う清塚さんのピアノがまた素晴らしく、ピタリと息があった演技の完成度の高さにただただ驚くばかりでした。このプログラムが次のシーズンのEXになるのかな。スワンの後なので、ノリノリのEXも見たいなと思っていたのですが、このプログラムも見れば見るほどすてきで魅せられます。
 ほかのスケーターの方の演技ではジョニー・ウィアーさんはCreepの真っ白なドレスとゴールドのブレードの組み合わせが美しくて印象的でした。ジョニーさんは細かなところまでオシャレで素敵ですね。プルシェンコさんの息子のサーシャくんの演技は胸がキュンとする可愛らしさでした。本当に見所満載でしたね。羽生くんが疲れのせいか左目がものもらいのようだったのが心配ですが、終始くつろいだ表情を見て安心しました。次の公演までにゆっくり休めるといいですね。




[PR]
by cinnamonspice | 2018-06-19 15:26 | こども | Comments(0)

卒業に向けての日々

c0033994_06334885.jpg

表彰者にはハーシーズチョコレート風のチョコレートが進呈されました。
材料や栄養欄のHard Workなどの言葉が面白い。
c0033994_06333683.jpg

卒業式もあと一週間に迫って、お兄ちゃんの学校でアワードの表彰式がありました。この三年間の頑張りをお友達とともに表彰されてとてもうれしそうでした。お兄ちゃんは日本語の先生からと、バイリンガルの特別賞、ボランティアでの表彰と3こ表彰してもらいました。科目ごとの先生からの表彰では、お兄ちゃんは日本語の先生からの表彰は知らされていなかったようで、名前を呼ばれてとても驚いていました。先生からの手描きのメッセージもあたたかい。
表彰された子たちへの先生の言葉によると、みんなに共通するのは、成績だけではなく人柄やクラスへの貢献、そういった総合的なところを判断して選ばれているのだなと思いました。

c0033994_06340435.jpg

アメリカでは、成績も大事ですが、それと同時にスポーツやボランティア活動も大学進学には重要なようで、早くから子供たちは地域のボランティアなどに貢献するところはアメリカのすばらしいところだなと思います。
「木を見て森を見ず」ではなく、自分の身の回りの地域のことを実際のボランティアで知ったりして、社会ときちんとつながることで広い視野を身につけて、自分たちの手でよりよい社会を作るという気持ちを育てる意味でもいいことですよね。

+++
今日の羽生くん

2015年 NHK杯 SP ショパン「バラード1番」


 羽生選手の演技とともに魅力的なのはフィニッシュ後の表情の豊かさです。荒ぶるときもあれば、天使のようなときもあってどちらもすてきですが、私は荒ぶる表情でのフィニッシュのときが、全力を出し切って戦う姿勢が感じられて特に好きです。
 2015年のグランプリシリーズNHK杯でのショートプログラムでは、フィニッシュ後の荒ぶる羽生選手の表情が特に魅力的な試合です。海外の解説で、”Rock Star”と同じくらい”Worrior”に例えられるのもこうした試合への真剣な姿勢からだと思います。いつも試合で羽生選手が戦っているのはほかの選手とではなく自分自身というところが、羽生選手の試合を見ていて気持ちがいいところかもしれません。プルシェンコさんもオリンピックについて「ほかの選手と戦ったら負けだ、」という内容のことを言っていたそうですが、本当にそうなんだと思います。こうした戦う姿勢は、武士道のようでもあり、日本人の心にも響きます。フィギュアスケートだけでなく、ほかのことにもあてはまるようで心に残る言葉です。羽生選手はこの試合のSPで世界記録を更新し、解説のタラリピンスキーが予言したように、すぐあとのグランプリファイナルのSPでさらに世界記録を更新しました。

 FaOI金沢公演を見ました。(CSテレ朝チャンネル2さんに感謝です。)
幕張公演のときは羽生選手が少し元気がなさそうに感じていたのですが、金沢公演でプーさん耳をつけてすごく楽しそうでしたね。ジャンプを少しずつ取り戻してきて、リラックスできてきたのかもしれませんね。
それにしても、改めて振り返ると、平昌オリンピック後リハビリでスケートもジャンプもできない期間が一か月以上あって、さらにジャンプを跳べるようになったのはこの一か月くらいでしょうか。これだけの期間練習をできずにいて、はじめは一回転ジャンプからスタートしたことを思うと、この短い間でトリプルアクセルや四回転トーループまで取り戻したというのは、羽生選手の陰ならぬ努力に本当にただただ脱帽です。5月の羽生選手の凱旋アイスショー「Continues with Wings」のときに「次に会うときはジャンプを跳んでいるからな」と言った言葉のとおり、一か月後にはファンの前で美しいジャンプを披露する羽生選手の有言実行の精神は本当にすごいですね。ファンとしては、怪我なく、楽しんでスケートしている様子を見せてもらえたらと願うばかりです。
 それにしても、FaOIのクオリティの高さにつくづく豪華なショーだなぁと溜息がこぼれます。どの選手も本気が伝わってきて、とても濃厚なショーなことが伝わってきます。今回は幕張とは違うプログラムを楽しむことができました。ハビエル選手の新しいプログラムもしっとりととてもすてきでした。あと、アイスダンスのアンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテの鏡の中の自分をテーマにしたプログラムも物語があって印象に残りました。ラストではステファンランビエール選手が4Tに挑戦したりする様子に、アイスショーは選手同士刺激をしあってさらに高みを目指す場所でもあるのだなと思いました。スケーターが入れ替わりがありつつ、このあと続く神戸公演等もますます楽しみです。

[PR]
by cinnamonspice | 2018-06-11 01:47 | こども | Comments(0)

バイリンガル教育について

c0033994_04270682.jpg

ブルーボトルコーヒーのアイスコーヒーはちょっと濃いめなので、ミルクで薄めてコーヒー牛乳風にして飲むのが好み。

 お兄ちゃんがミドルスクールの卒業にあたり、Biliteracyというバイリンガルを認定するアワードをいただきました。学校の成績、作文、読書の課題、ボランティアなどの項目をクリアして晴れて合格したということでした。とはいえ、まだミドルスクールなので、学区での認定なので大したものではないのですが。(笑)
 アメリカに来た時、アメリカで子育てをしたら自然とバイリンガルになると思っていたけれど、実際にはバイリンガルを育てるということはとても難しいと改めて感じます。私たちのように両親が日本人でも日本語を維持するというのは、子供をとりまく学校の環境が英語なので、年齢があがるにつれて難しくなるのを感じます。
 
 先日、ティーンのお子さんがいる、日本人ご夫婦のお父さんとお話していて、日本語と英語の表現について面白い話を聞きました。そこのお家では、子供が大きくなるにつれ、子供同士の会話は英語になりつつあるということでした。なので、家では英語禁止にしているのだとか。それでも最近子供たちが使う日本語が時々変で困っているとのことでした。
 たとえば、子供たちを呼ぶと、
「今くるよー」
と、答えるのだとか。
英語では
”I'm coming.”
でも、日本語では、
「今行くよー」
が正しい日本語になります。
また、子供たちに時間についてあとどれくらいかかるか聞くと、
「あと1時間と何か。」
と答えたりすることがよくあるといいます。
英語では、
”One hour something."
というような表現をすることがあるけれど、日本語では
「一時間とちょっと」
が正しい表現になります。
どちらもアメリカのバイリンガルの子がよくする間違いで、ネイティブな日本語を話すというのはすごく難しいと思います。それぐらい日本語表現は独特なものがあるし、繊細な言葉がたくさんあるんですね。

 私は学校で日本語を教えるお手伝いをしていて、低学年の子供の会話や作文ではくっつき言葉「てにをは」問題がもちあがります。くっつき言葉はなくても意味が通じてしまうからついつい見逃しがちだけど、それがつかないと、外国人の日本語になってしまうから、しつこく注意してつけてもらうようにしています。
 物の数え方の鉛筆はいっぽん、にほん、さんぼん…、靴はいっそく、にそく、さんぞく…など日本語はつくづく難しいですね。日本人として当たり前のことを教えるほど難しいなと思います。

 お兄ちゃんと弟くんは日本語のイマージョンの小学校に通っていたので、主要科目を日本語で勉強してきました。そうしたこともあって、小学校の途中まで日本語の補習校に通っていたけれどやめることにしました。やめるのは勇気が必要だったけれど、思い切ってやめてみたら(両親が日本人の家庭ということもあるけれど)意外と問題はありませんでした。お兄ちゃんと弟くんは、引き続きミドルスクールで希望して日本語のクラスが取れたことも大きな支えになっていると思います。そこで日本史など日本の義務教育で習うことを勉強しています。以前のように漢字や国語の授業はないようですが、日本史の漢字はとても難しいので、そこで中学校以上の漢字を学んでいるようです。
 そのほかにお兄ちゃんはニュースやテレビを通じて生きている日本語を耳にすることでネイティブな日本語(語彙力)を養う上で役立っているようです。北朝鮮情勢、仮想通貨、加計学園問題…日本語も新しい言葉もどんどん増えていくなかで、言葉は生き物だから、机の上で勉強するだけではなくて毎日聞いたり使ったりしないとしっくりと身につかないんだと思います。アメリカのニュースと日本のニュースを見て世界をいろんな角度で見ることで、私が見ている世界が2Dだとしたらお兄ちゃんの目には世界は3Dのように見えているのかなと思います。

+++
今日の羽生くん

2015年 Scate Canada フリー「SEIMEI」


羽生選手の国民栄誉賞が決まりましたね。
受賞については反対する意見もあったみたいですが、こういうことは素直に喜ばしいことでいいように思います。
これまでも被災地に寄り添い続け、オリンピック二連覇という偉業だけでなく、平昌オリンピック以前からこれまでに試合を通じて感動を私たちにわけてくれたのですから。
ただ、今後の羽生選手の人生において、この賞が足かせになることなく、人間らしく楽しく幸せに生きてくれることをファンとしては願います。
人間らしい羽生選手がみんな大好きですから。
  2015年のスケートカナダのフリースケーティングでは、ジャンプで転倒が一回あったり、後半で4回転のコンビネーションジャンプで乱れがあったりしたけれど滑り終わったときの気迫のある表情とぷいっと顔を横に向ける姿が人間らしい羽生選手が見れて何度も見てしまう試合です。こういう試合ごとに滑り終わったときのリアクションも羽生くんの魅力ですね。国民栄誉賞受賞後も、ぜひ気負わず、今まで通りの羽生選手の人間味ある姿で私たちを魅せてくれたらいいなと願います。

[PR]
by cinnamonspice | 2018-06-03 05:55 | こども | Comments(2)