ビスケットの缶

カテゴリ:こども( 495 )

心と心で握手

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今日は弟くんのことで学校の先生たちとミーティングでした。
弟くんはユニークな子だということ、親の私達もまだまだ手探りで探しているところです。わかっているのは年齢に対して幼くてとても純粋ということ、そして話すのがあまり得意ではないということ、もちろんそれだけではないから複雑なのです。最近わかったのはどうやら彼は視覚的なものが得意で文字とかが苦手だということ。テストもマークシートのようなものは文字が多くなるので(選択肢が全て書いてあるので)苦手ということ。整理整頓が苦手。そういう弟くんは時に先生から誤解をされることがあるので、彼のキャラクターを理解してもらうためのミーティングでした。
お兄ちゃんもエレメンタリーの低学年の時そんな傾向があって、その上お兄ちゃんの場合はつま先で歩く癖や(これは今も)、授業中も歌を歌う癖などがあって悩みましたが今では英語も算数もHonorsのクラスに入って頑張っています。お兄ちゃんは英語が第二言語ですが、ネイティブの人たちの中に混じって、英語の上のレベルのクラスでエッセイを書いたり討論したりしているのを傍で見ていると、本当にすごいなと思います。
 お兄ちゃんと弟くんは全く別で弟くんは弟くんの得意なものがある。弟くんにはいろんな習い事をさせてあげて、ポケットにいろんなものをしまってあげられたらと思っています。まだまだ新芽のような弟くんだから、親としてできることをして支えてあげたい。今回改めて感じたのは、メールでの文字でのやり取りは感情を正確に伝えるのが難しい時があるということ。全科目の先生たちと直接会ってお話しして(大学のように担任がいないので)先生たちからも弟くんに温かい言葉をいただいてほっとしました。でも、いろいろ便利な時代だけど、直接会って話すことってたくさんの言葉を話すより大切なことなんですね。以前どこかで読んだ(村上春樹さんの言葉だったかな、)「心と心で握手する」という言葉を思い出します。実は誤解をされないように生きるって大人になっても難しい。

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今日の羽生くん 番外編

平昌オリンピックの羽生結弦選手のフリープログラム「SEIMEI」の解説
スマトラさんの動画に癒されます。(笑いすぎに注意)





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by cinnamonspice | 2018-05-08 10:31 | こども | Comments(2)

Easter

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春休みも終わり、子供たちも学校がスタートしました。
また5時半起きの暮らしが始まりました。

春休み、イースターには今年も友人宅でイースターランチにいきました。今年もエッグハントの卵を100個用意しました。参加者は子供3人なので1人30個はもらえるず。(そんなにいるのか?)

友人の料理はいつも心がこもっていて、食べるたびに幸せになります。少し前まで、風邪をひいて食欲がなかったのですが、そんな私に気を使って軽めのアフタヌーンティスタイルにしてくれたとのこと。食欲がなかったのがうそのように、しっかりごちそうになりました。

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エアーフライヤーで揚げたというスコッチエッグは半熟とろーり。
熱々が食べたいのでエッグハントはあとにしました。
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中学生ですが、まだまだエッグハントが楽しいみたいです。
いつまでやるのかな。

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今日の羽生くん(個人の趣味のコーナーです。興味のない方はスルーしてください。笑)

2011年中国杯 ショートプログラム 「悲愴」



2011ー2012年のシーズンにフリープログラムの「ロミオ&ジュリエット」とともに演じたショートプログラム「悲愴」。(個人的にこの中国杯のときのものがとても好きですが、ほかにお薦めがあったら教えてください。)
真っ白な広いリンクの上を体全体を使ってのびのびと演じる、青のコスチュームの羽生選手は、風のように見えてきます。華奢なのに、とても大きく見えるから不思議。颯爽と駆け抜ける風は、時に強く激しく、やさしく。
羽生選手の鳥が舞い降りるみたいな重力を感じさせないジャンプも魅力的ですが、このプログラムのステップのシーンや最後のスピンに入るまでのスピード感も感動的です。
力強いラストまで、最後の一滴までエネルギーを注ぎ込む16歳の羽生選手の美しいひたむきさは見る人の胸を打ちます。
羽生選手は何かのインタビューで、「試合で出し惜しみをするのは自分らしくない」ということを話していましたが、羽生選手の演技はいつもひとつひとつのエレメンツも力を出し尽くして演じる姿が見る人の心をつかむのだと思います。
彗星が落ちたような衝撃、2011年の中国杯の羽生選手のショートプログラムは、ニースの大会の「ロミオ&ジュリエット」と同様、そんな鮮烈な印象を見る人の心に残す演技です。
この悲愴の衣装は2016-2017シーズンの"Hope&Legacy"の衣装や世界観に似ていて、どちらも重力を感じさせないやわらかな演技がとても美しいです。





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by cinnamonspice | 2018-04-10 08:14 | こども | Comments(0)

静かに涙がこぼれたんだよ。

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先週末、弟くんがフットサルの大会で足を12針縫うけがをしました。年明け早々、年男ついてないです。
試合に一緒に行っていただんなさまの話では、それだけの怪我をしたのに、怪我直後は泣かずにコートから出たのでチームメイトも怪我したことにも気づかなかったくらいだったそう。それなのに、救急病院で縫うときは怖くて涙をぽろぽろこぼして泣いていたとのこと。痛みより、恐怖が勝つのが弟くんらしいとしみじみでした。
数日たって、私たちがそのときのことをからかうと、「声は出して(泣いて)ないよ。静かに涙がこぼれたんだよ。」と、弟くん、11歳。
一般的な11歳より幼い弟くんの言葉はいつでもまっすぐで、濁りがありません。
トイレで歌を歌うのを注意すると、「だって、(大きいほうが出て)幸せなんだもん。」そういわれると、注意したこちらがばかばかしくなってしまうこともしばしば。謎が多い彼の個性を、こんがらがったひもをほどくように、少しずつ知りつつあります。
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by cinnamonspice | 2018-02-02 13:50 | こども | Comments(2)

洗い流す

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お兄ちゃんがハイスクールのBiologyのクラスの宿題でHP作っていました。自分たちでデザインして自由に作っていいのだそう。「DESERTERRAIN」のTの上の三角マークはコヨーテの耳をイメージしてるんだそう。お兄ちゃんたちは砂漠がテーマなので砂漠の動植物や気候、アクティビティなどを紹介しています。何だか楽しそうな宿題。宿題も私たちの学生時代とは全然違うなぁとしみじみします。
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週末は気分転換に車で10分のビーチへ。
犬が駆け、子供たちも駆け、滞在時間は30分程度でしたが、砂の感触や波の音、夕焼けを見ていたら心も洗い流されました。
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by cinnamonspice | 2017-10-06 10:45 | こども | Comments(0)

超えていく

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お兄ちゃんが最近毎日、ガリガリの腕で腕たせ伏せをしたり、苦手な牛乳を飲んでいます。私の背を超えるんだと言っているのを見ると、あぁ、思春期だなぁとまぶしい気持ちになります。いつかは超えていく、超えられていく。親にとってはこんな風にうれしいものなのですね。
背は残念ながらまだ超えられていませんが(笑)、小人と呼んでいたお兄ちゃんに精神年齢はいつのまにか超えられていました。
そのお兄ちゃんが、かたやいまだ自分との闘いを続ける弟くんと一緒にもがく私を見ていて、「弟くんの参考になるんじゃない?」と、彼が学校の英語の授業で読んだという心理学者の教育に関する記事のリンクを送ってくれました。エレメンタリー時代に手を焼いたお兄ちゃんから、子育てのアドバイスをもらうようになるなんて、なんだか不思議な気持ちで読み始めました。送られた英語で書かれた長文の記事は私には難しい単語がたくさんで、途中まで読んでお兄ちゃんに内容を確認していたら、なんだか親と子立場が逆転してることに気がついておかしくなりました。

一方、まだ自分と戦っている弟くんも、自分が失敗したときや私が失敗したときに、きまって
「Everyone makes mistakes.」
と言ってにっこり笑います。肩の力を抜かせる魔法の一言を彼はどこで覚えてきたんだろうと不思議な気持ちになります。

いつかは親を超えていく。
それも意外とそんなに長い時間ではないことを知りました。

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by cinnamonspice | 2017-09-17 06:26 | こども | Comments(0)

Dream Snow

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お兄ちゃんたちが小さいころ何度も読んで聞かせたエリックカールの「Dream Snow」の絵本。
セロファンのページをめくるといろんな動物が登場します。このてんてんのボタン雪とイメージが重なって手にした辻さんのガラスのめんちょこ。どちらもたからものです。

子供達の絵本はだいぶ処分しましたが、思い出の詰まったものは子供部屋から私たちの寝室に移しました。絵本を手に取るたび胸がキュンとします。
子供と過ごして一番楽しくて幸せだったのはプリスクール時代だったなぁと思います。毎日たくさん話して笑って子供からもたくさんインスピレーションをもらった日々でした。愛だけでできたあんな濃密な時間はあの時だけなんだと、えほんのぺーじをめくるたび甘酸っぱい気持ちになります。

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by cinnamonspice | 2017-09-16 12:57 | こども | Comments(0)

見つめる

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弟くんが11歳の誕生日を迎えました。
(当日は弟くんのお友達を誘ってスリープオーバーしてもらいました。)
お兄ちゃんも弟くんもミドルスクール生に。
カリフォルニアは義務教育は小学校が5年、ミドルスクールが3年、ハイスクールが4年となっています。
日本でもそうだけれど、中学生やミドルスクールというこの3年間はとても難しいときなのだと思います。
いじめが起こるのもこの年頃、勉強についていかなくなったり反抗期を迎える子も。
体が立派でしっかりしているように見えるけれど、実はじっと親が見つめてあげないといけない時なのだと思います。
いい友人を見つけること、自分の立ち位置を知ること、勉強の習慣。本人だってなんだかうまくやれなくて、もどかしい年ごろなのかもしれません。そういう子供たちが集まっているのですから、それはすごいパワーなのだと思います。
先輩のお母さんの話や学校の先生の話を聞いていても、みなさん大変だったと口をそろえるのがミドルスクール時代。なんでもない子もいるとは思うけれど、どこかみんなこわれやすいもの暴力的な衝動みたいなものをもっているのもこの年ごろの特徴なのかもしれません。いじめを受けたり、学校に行けなくなったり、授業が荒れたり、このミドルスクールの3年間は本当に熱病のように特殊で、繊細で、それでいて一生に影を落とす人格形成の時間なのかもしれません。それだからこそ、お兄ちゃんも弟くんも、親としてこの3年間を守り抜くというと大げさだけれど、本当にそういう気持ちで向き合っています。
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by cinnamonspice | 2017-09-13 05:09 | こども | Comments(0)

パズルのピース

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お兄ちゃんが帰りの飛行機の中から撮った空。
雲の上を歩けたらいいのに。

この夏の日本の学校への体験入学は、日本ではお兄ちゃんは中学一年生になり、私の通った中学校が家から徒歩で片道45分かかるのと、中学生という繊細な年ごろのことを考えて、今回はお兄ちゃんも弟くんも見送るつもりでいました。それが、4月ごろ弟くんが急に「僕、日本の小学校また行きたい!」と言ったことから、弟くんだけ2年前に通った私の母校の日本の小学校に2週間通わせていただくことになりました。
登校する日が近づくと、弟くんは言葉が少なくなり緊張しているようでした。そんなドキドキする胸をかかえて向かった小学校、担任の先生は二年前と同じ男の先生と知り一気に緊張の糸がほぐれました。

それから毎日、
「ただいまー、じゃあ、俺友達と公園行ってくるね」
と、バックパックを玄関に置くと、そのまま駆けだして行くようになりました。
聞くと、近所の公園で同級生の男の子たち10人位でわいわいと、鬼ごっこをやったり、野球をやったりしているのだそう。
DSなどのゲームに目をくれることもなくおやつをする時間もおしんで、学校から帰ると汗で濡れたTシャツを着替え、水筒を持ってわぁーと駆け出していく、正しい日本の小学生の男の子の毎日。
「今日は、蜂が二匹いたから、バットを持っていた〇〇くんが蜂をやっつけた」(蜂が気の毒ですが。)
「今日は、ありの巣を見つけたからみんなでやっつけた」(ありが気の毒ですが。)
「今日は、鬼ごっこしていたら、どこにみんながいるか鬼に教えちゃう女の子がいたから、みんなで文句を言ったら、お父さんが出てきて『うちの娘に何か文句があるのか、』って言ったから、みんなでわぁーって逃げた。」
「今日はね、公園で遊んでたら、〇〇くんが『みんな来いよー、』って言うから行ったら、『この辺からミャアミャア声がする』って言って、みんなで近くを探したらマンホールの下から声がするのがわかってさ、交番へ行って話したら、警察官が5人来てマンホールを開けて泥だらけの子猫を二匹助けたんだよ。」
毎日いろんな事件を友達と解決していて、頼もしく感じました。
社会勉強という勉強。
友達という絆がとてもありがたく感じました。

アメリカへ帰る前日、弟くんはお友達と最後に遊ぶ約束をしていました。
その日は東京のあたりでも、雷が鳴り雨や雹が激しく降った日でした。
「今日は無理だね。」
と、弟くんと話して友達と会うことはできませんでした。
帰国の当日は朝早くの出発でした。夕方じいじばあばが家に帰ると、チャイムが鳴って弟くんの友人と名乗る二人の男の子がドアの前に立っていたのだとじいじが教えてくれました。
「僕は〇〇くんのお友達のOと申します。僕はSと言います。〇〇くんはいますか?」
と、二人は丁寧にあいさつして、私たちがもう帰国したことを伝えると残念そうに帰って行ったのだと教えてくれました。
さよならを言いに来てくれた二人の少年の気持ちに胸が熱くなりました。毎日、学校の後公園で友達と駆け回った2週間。子供だけで過ごす時間を通じて、弟くんはアメリカでは見つけられないパズルのピースを見つけたように思います。
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帰る前日、嵐の後でしたが、ぴたりと雨がやんだので花火をしました。
いつもへっぴり腰なお兄ちゃんと弟くん。

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by cinnamonspice | 2017-07-21 21:16 | こども | Comments(6)

卒業式

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弟くんがエレメンタリーを卒業しました。
6年間通ったエレメンタリーともこれでお別れ。
親子ともども頑張った6年間でした。
建築で言う基礎工事のように、この6年間の頑張りが大きな支えになると思います。
駆け抜けた6年間、本当にお疲れさま。
弟くんがエレメンタリーの6年間を一言で表したのは、「仲間」という言葉。
本当にお友達に支えられた6年でもありました。
みんな同じミドルスクールに進めることもとても幸せなことだと思います。
あなたが踏み出す新しい旅路を心から応援しています。

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by cinnamonspice | 2017-06-13 09:32 | こども | Comments(2)

未来への手紙

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お兄ちゃんがミドルスクールの英語の授業で先生から、最後の宿題に「高校を卒業する自分に向けた手紙を書く」という宿題をもらってきました。
封筒に自分の住所と宛名を書いて、切手を貼って先生に提出します。
先生はお兄ちゃんたちが高校を卒業する年、5年後にその手紙を投函してくれるのだそうです。
お兄ちゃんが書いた手紙を一度だけ、内緒、と約束してこっそり見せてもらいました。

「今は僕は二階建てのアパートに住んでいます。僕は引っ越したいです。
君は今、同じところに住んでいますか。
モカは生きていますか?
僕は今サッカーが好きで、一番好きな選手は〇〇で、好きなチームはFCバルセロナだけど、君はどこのチームが好きですか。
僕は将来建築家になりたいので、〇〇大学に行きたいけれど、あなたは今どう考えていますか。
僕は今、シャイで、静かな人だけど、君は変わっていませんか?

僕は行きたいところは日本だけど、君は日本のおやつは何が好きですか?
友達のA,D,Rのことは覚えてる?
今、先生は〇〇、〇〇....に教わっているけれど、今はどうですか。


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未来の自分への問いかけがきりがないほどレターサイズのそっけない罫線の紙に、英語でびっちり小さな文字で書かれていました。
手紙からたくさんの未来があふれてきて、読んでいるうちに胸がいっぱいになりました。
5年後の君は今どうしていますか。
どうかたくさん笑っていますように。


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by cinnamonspice | 2017-06-09 10:45 | こども | Comments(0)