ビスケットの缶

4分半の夢

お久しぶりになります。
更新のない日々も、もし訪ねてくださっている方がいらしたら、本当にありがとうございます。
雲が流れるように過ぎていく日々でした。
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久しぶりで、唐突な話題ですが、平昌オリンピックで試合を見て以来、この1ヶ月金メダル2連覇をされた男子フィギュアスケートの羽生結弦選手のことをずっと勉強していました。
きっかけになったのは、羽生選手のことを調べていて偶然2012年のニースで開催された世界選手権のフリープログラムの「ロミオ&ジュリエット」を見たことでした。



試合の前半難しいジャンプをバンバン決めてたと思ったら、突然何でもないようなところで演技の一部かと思うくらい劇的に転んで、その10秒後くらいには3回転ジャンプのコンビネーションを決めてしまう羽生選手。その意表ついた展開に驚きとともに惹きつけられていると、最後のスピンの後、突然吠えてからのコレオシークエンス。羽生選手の疲れを振り絞っての熱演がロミオの絶望と重なって瞬きも忘れるほど人を惹きつける魅力があります。若さのきらめきと怒りのようなエネルギーと。きっとあの会場にいたお客さんも同じように見つめていたのだと思います。会場の熱気も伝わってきてラストまで本当に驚きの連続でした。そして、演技が終わった後の腕を突き上げた時の目。若い狼のようないい瞳をしていてとてもすてきでした。コーチと抱き合うシーンも感動的。
解説の方の言葉も感動的で何度見ても目の奥が熱くなります。
伝説の試合のようですのでご存知の方が多いかもしれませんが、まだの方がいたらぜひ。

しなやかな羽生選手のイメージでしたが、その中身の男らしい一面(猛々しいほどの情熱)が覗けた本当に素晴らしい演技でした。カナダに行ったあともかわらない羽生選手の核の部分を見るような演技でした。
この試合を見て以来、引き込まれるように過去の羽生選手のプログラムも13歳の羽生くん時代から様々な試合を追って見ています。(正真正銘のにわかファンですみません。)
近年の試合では、さらにストイックにスケートを追求してさらに活躍している様子を拝見しますが、そんな厳しい練習も感じさせないほど、演技中の姿は軽やかで美しく、時に強く、見ている人が夢を見ているような気持ちにさせてくれます。4分間半の夢。羽生選手の演技を見ているとスポーツにありながらフィギュアスケートって不思議な競技だと改めてフィギュアスケートの魅力を知りました。
今は羽生選手の怪我が早く良くなることを心より祈っています。
(久しぶりのエントリーでにわかファンが長々と書いてすみません。オリンピックのプログラムはもちろん素晴らしかったですが、2012年の羽生選手のプログラムも衝撃的で思わず長文に。笑)

追記
2012年の世界選手権の時、羽生選手は試合前の練習で右足首をねん挫していたそうです。
痛み止めを打ちながらの試合だったとのこと。
フリーでのあの吠えてからのステップは、そうした痛みや苦しさやいろんなものがあふれ出たものだったのですね。





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by cinnamonspice | 2018-03-27 11:24 | いろいろ | Comments(0)