昨日はEams Houseへ行ってきました。1945年に"Case Study House Program"という計画で建てられた8つの建物のひとつで、Charles and Ray Eamesが自宅をデザインしたもの。海に面した山の上の、木々に囲まれたとても静かなたたずまい。庭の木々の間からきらきら光る海が見えます。建物は予想以上にこじんまりという印象でしたが、無駄なものがそぎ落とされたシンプルで機能的なものでした。残念ながらこの日は建物の中は見られなかったのですが、窓からのぞくとむき出しの黒い鉄のような金属の階段など、子供がいない共働きの夫婦のケースとして建てられただけに、とてもかっこいいデザインでした。時が止まったような庭の大きな木にぽつんとあったブランコもなんだか絵になってすてきでした。第二次大戦の終戦ころに建てられたとは思えないくらい、時がたっても色あせないデザインに驚きました。
Eames House
203 Chataqua Pacific Palisades, CA
建物の中。吊り棚に並んだオブジェでしょうか。
この景色、どことなく日本ぽくて懐かしい感じがしませんか。