ビスケットの缶

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東日本大震災のあと、小人たちは海を見ると、津波が来る?と聞く。
あの日、街を飲み込む津波の映像が彼らの心の中に大きな爪痕を残している。
4年前のあの時もその後も、震災の映像を見るたびに、何度もどうして?どうなったの?小人たちからたくさんの質問を受けた。
当時は、あまりの衝撃的な映像が彼らには大きすぎたのではと心配にもなったけれど、いまはその忘れられない痛みから彼らなりにいろんなことを学んだのだと思う。
そして私たち大人も。
4年という歳月が経っても、これから先も、被災された方の心の時計は止まっているのかもしれない。
自然の世界では新しく芽が芽吹き津波が洗い流した土地が緑に変わっていたのが印象的だった。
止まったままのものと、動きはじめる部分と。
私たちにできることは何だろう。
忘れないでいることもそのひとつなのだと思う。
戦争で空襲を体験した母の言葉を思い出した。
「生きてさえいれば何でもできる。」
生きることがつらい時もあるかもしれない。
でも、生きていたらいつか喜びに変わる日がくると信じて。
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by cinnamonspice | 2015-03-12 15:33