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ビスケットの缶

時計

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お友達の家のプールに遊びに行きました。
おやつにはイチゴがたっぷり入ったイチゴとクリームチーズのアイスクリームを作って行きました。

寝る前に、「モモ」を読み聞かせている。
今、モモが『どこにもない家』でマイスター・ホラと話しているところだ。
マイスター・ホラの出したなぞなぞに、小人と弟小人、私も真剣に考える。
「3人きょうだい」の正体は時間と分と秒と思ったママは不正解で、正解を知ってみんなで納得する。モモが、「時間とは何か」という大きな問題に直面したところで、今日の分はおしまい、と本を閉じると、小人が
「ママは、『どこにもない家』に行ってみたい?」
と聞いた。
小人は?と尋ねると、行ってみたいという。どうして行きたいのかと聞くと、
「マイスター・ホラが時間の話をしてくれるから。」
物理学のような哲学のようなマイスター・ホラとの会話。時間を司るホラは魔法使いよりもなぞめいている。

 マイスター・ホラの大きな大広間にところ狭しと並んだ、さまざまな種類や形の膨大な数の時計、それが一人ひとりの人間の時計なのかもしれないと話していたら、
「僕の(時計)はね、eggman(小人が創ったキャラクター)の形なんだよ。
それでね、弟小人くんはパルパル星人(架空のパルパル星の住人)、
ママのはうさぎ(私はうさぎが好きだからなのだとか。)、
ダディはサッカー(目下、ワールドカップ観戦中。)、
ママのばあばはイルカ(毎日プールで泳いでいるから)
ママのじいじはラーメン、ダディのばあばは太極拳のポーズの形、
ダディのじいじは野球の形…」
果てには学校の歴代担任の先生の分まで次々と出てきた。小人と笑いながら、でも、もしかしたら、どこかに本当にそんな時計があるのかもしれないと想像してみる。
その人だけの時間を指す時計が。
by cinnamonspice | 2014-06-19 09:54 | 今日のおやつ