ビスケットの缶

小さな贈り物

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小人がプレゼントしてくれたネックレス。
小さなマリアさまのメダイは、以前、姉からのプレゼントについていたもの。
小人がどこからか見つけて来て、刺繍糸(私の部屋で探してきた)に通して作ってくれました。
「ママにサプライズでプレゼントしたかったの!」
端は玉結びがまだできなくて、セロテープでつけてありました。
すてきな贈り物をありがとう。

おやすみの本は小人が選んだ「白いおうむの森」の本を読みました。
絵のほとんどない本を選ぶようになったのは、お話を聞いて、頭の中で想像するための準備ができたのかな。7歳になった彼の成長を感じました。

「白いおうむの森」は少し長いお話なので、一章ずつ読んできました。私とだんなさま、数日リレーをしながら読みすすめてきて、この日読んだのは私でした。
不思議で、美しく、それでいて首筋をすっと冷たいものでなでられるようなお話。
スダア宝石店、自動ドア、インド人の瞳、ゴムの木、白いオウム、大きなルビーの指輪。
「続きはまた明日。」
と、終わろうと顔を上げると、いつの間にか小人は大きく目を開いてベッドに座っていました。
「もうひとつだけ、」
と言う小人に、
「じゃあ、もう少しだけ。」
小人と同じく物語の先を知りたいという甘い誘惑に負けて(私は読んでいるのに)、気がついたら最後まで読んでいました。
「これでおしまい?」
本を閉じて小人と目が合うと、うっとりと魔法から解かれたように、二人で言葉にならない会話を目と目で交わしました。今もまだ、物語の中のたくさんの白いオウムがとまった木の映像がぼうっと心に浮かんできます。
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by cinnamonspice | 2011-06-16 12:13 | こども