Owly
週末Sandiegoで行われたComic-Conでその作者とお会いすることができました。
とてもあたたかな笑顔で迎えてくれた作者のAndy Runtonさん、そしてその隣にいらしたお母さんが小人たちに原作の漫画をプレゼントしてくださいました。2時間かかる帰り道の車で、小人はずっといただいた本を読んでいました。
「Owlyはこうやって描くんだね。」
と、小人が見せてくれたその本の巻末に書かれたOwlyの描き方のページの隣にあった言葉に目が留まりました。それはこんな風にかかれていました。
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“Where Owly Came From…”
僕は小さいころから絵を書くのが大好きでした。
Owlyはポストイットに書いたのが始まりでした。
大学生のとき、実家に住んでいてデザインプロジェクトの仕事で夜遅くまで働いていました。
そのとき、何時に寝たかを知らせるために短いメモをお母さんに残していました。
いつもそれが遅かったので、お母さんは僕のことを“小さな夜のふくろう”と呼び始めました。
彼女はいつも僕の絵をかわいい、上手、といってずっと愛してくれていたのでした。
ある日、僕は彼女を笑わせるためにこの小さなふくろうをメモに描きました。
その後、ふくろうは僕のマスコットとなりました。
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お母さんとの小さなメモのやりとりから生まれたOwly。
Owlyは彼とお母さんと二人で創り出したものだったということ。そして、心優しいOwlyは、彼そのものだったということをこのとき初めて知りました。お会いしたとき、息子の隣で、とてもうれしそうに、誇らしそうに息子を見つめながら、
「ほら、こちらも、これも持っていってくださいね。」と、私たちにOwlyグッズをプレゼントしてくれたお母さんの笑顔を思い出しました。Owlyを一番愛している人からいただいた贈り物、お母さんの愛情と一緒に小人たちにとって大切なたからものになりました。
by cinnamonspice
| 2010-07-27 15:49
| 本