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ビスケットの缶

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秋の夜長、だんなさまと連日お茶を。
お菓子に合わせて淹れる飲み物に、最近は一保堂のほうじ茶もよく飲みます。
じんわりしみこむほうじ茶。年を重ねたということかな。
そんな大人のおやつに栗の渋皮煮を作りました。
小人たちにはナイショの味。

ふとしたことがきっかけで、少し前からだんなさまと井上陽水さんの歌を時々聴いています。
それまでは偶然耳にする以外はほとんど聴いたことがなかったけれど、聴けば聴くほど甘い歌声の魔法とともに、一編の物語のような不思議で美しい歌詞の世界に吸い込まれるよう。
「傘がない」や、「カナリア」、忌野清志郎さんとの「帰れない二人」や、「人生が二度あれば」など、音や匂いや情景が浮かぶような歌詞にぐいぐいと引き込まれてしまいます。そんな歌詞に惹かれるのも年を重ねたからかな。
 昨日、久しぶりにCoccoさんの新曲を聴きました。彼女もそんな言葉を持つ人の一人。その人それぞれ持つ言葉。心のポケットいっぱいにすてきな言葉を持つ人たちは、現実の世界よりももっと深くて広い世界(根っこ)を心の中に持っているように感じます。
by cinnamonspice | 2009-10-26 15:02 | 今日のおやつ