ビスケットの缶

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夕焼け空とコウモリ

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夕方になると、近くの木からコウモリが飛ぶのが見えました。
野生のコウモリを近くで見るのは初めてで、鳴き声のようなものも聞こえました。
砂漠の岩山を背景に夕焼け空を飛ぶコウモリ、不思議の世界につながるような神秘的な気持ちになります。


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夕方から風が強くなってきて、少し早めに夕飯の支度をしました。プロシュートとチーズをBrieチーズをつまみながらビールと。
砂漠で飲むビールはご褒美です。(この日は風で寒かったけれど、乾燥しているので喉が渇いていておいしく感じます。)
この日はだんなさまが仕込んだ、スペアリブの赤ワイン煮で夕飯にしました。
ほろほろ崩れるお肉にうっとり。
砂漠の気候は、4月でも昼間は日向は暑いほどですが、日が暮れるとぐんぐん気温が下がります。


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不思議と日がとっぷりと暮れると、時々突風のように吹いていた風がぴたりとやみました。
お兄ちゃんと弟くんはたき火でスモアー。
彼らはチョコレートもグラハムクラッカーもいらない、マシュマロ焼きと言ったほうが正しいのかも。
大人はコーヒーと甘いものとたき火を囲んで暖をとりながらのんびりと。
一日の最後は、テントに入って、ババ抜きと神経衰弱で盛り上がりました。
弟くんの「ババ抜きやろー」の言い間違い「鬼ババやろー」にみんな大爆笑でした。


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by cinnamonspice | 2017-04-06 09:27 | キャンプ | Comments(0)

好奇心というエンジン

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日曜日の朝はお兄ちゃんの焼いたポケモンパンケーキで朝ごはん。

お兄ちゃんのエンジンは好奇心。
小さいころからいろんなことに興味があって、10歳くらいからは料理に興味を持って初めて作ったのはお味噌汁でした。今もジャムづくりや大好きなスープ作り、週末になると、私たちのベッドルームへきて、「パンケーキ焼こうか?」と、言ってパンケーキを焼いてくれます。今朝はパンケーキで絵を描きたくて相談を受けました。
彼は好奇心というエンジンでどんどん前に進んでいきます。
新しいことにも怖いとか、心配ということよりも先に好奇心が勝ってぐんぐん前に進んでいくタイプ。
去年日本へ帰ったときも、日本の小学校に入って一週間もしないうちにあったお泊りでの臨海学校。
お友達もできたかできないか日本の学校生活にもまだ慣れないなかでのお泊りに、学校からも参加するかどうかの確認があった時恐る恐るお兄ちゃんに聞いてみると二つ返事で「行く」とのことでした。
新しいお友達とのお泊り、「みんなで火を起こすところからご飯を作ったのがとーっても楽しかった」というのがお兄ちゃんの帰ってきた第一声。
今でも臨海学校の話が出るたびに、「みんなで作ったカレーが(水っぽかったけど)楽しかった」とか、「みんなで寝たのが楽しかった」とか、きらきらした瞳で話すところを見ると、親から離れて初めて子供たちだけで過ごす時間は新鮮で楽しかったのだと、不安だったけれど貴重な体験をさせていただけてよかったとうれしくなります。
見たことのないものを見て見たい、その先にあるものが見たい、そんな思いで新しいところにもポンと飛び込んでいく、好奇心は彼の宝物だなぁと思います。
そのお兄ちゃんの後を追うように、目下反抗期の弟くんもほんの少しずつトンネルの先が見えてきました。
彼はどんなエンジンで進んでいくのかな。
兄弟それぞれのたからもの。
そっと見守っていこうと思います。
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by cinnamonspice | 2016-09-26 11:38 | たべもの | Comments(0)

旅の終わり

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 ミッション巡りは寺巡りに似ていて、一歩その世界に足を踏み入れてみるとどっぷりとその魅力に捕まえられる。そういう埃かぶった、時代に取り残されたような場所に行くとときめくのは、200年前のそこに生きていた人々の息づかいや気配をすぐ近くに感じることができるからかもしれない。はるばるヨーロッパから来たスペイン人たち、元々その土地で暮らしてたインディアンたち。
 ミッションでインディアンの人々はキリスト教を通じて、聖歌から文字を学んだり、レンガやタイルを使った建築技術を学んだり、中庭に果樹園を作って農業を学んだりしていったのだという。そこにはスペインのキリスト教を広めるという目的のもと、領土を広げるという国としての思惑や、宗教を隠れ蓑にミッションの人々をインディアンから守りながら開拓していこうという戦略や、水や物資や労働力をわけてもらう代わりに西洋文化を伝えるという、偉い人たちのさまざまな思惑があったものの、ミッションの人々もインディアンたちも、当時そこで暮らした人々はただただ真面目に毎日と向き合っていたのだろう。

 ミッションがもたらした華やかな成果の影で、スペイン人がもたらした西洋文化とともに失われたインディアンの文化や疫病で失われたたくさんのインディアンの命のことを思うと、やるせない気持ちになる。

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 Mission San Juan Bautistaの墓地に最後の純血のMatsun Indianの部族の女性が眠っているという。そこで途絶えてしまったものがあるという事実を知ると、悲しい気持ちになる。でも、たとえスペイン人たちが来なくとも、きっといずれ失われたものなのだろう。歴史を学ぶということは、そういう失われたものに光をあてるものなのかもしれない。
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 ギフトショップにいたここの看板猫⁉︎のSula。ここのミッションの教会のドアには猫用の穴があって、当時ペストなどをもたらす害獣だったネズミを退治してもらっていたのだという。もしかしたら、そんな祖先を持つ由緒ある猫ちゃんなのかもしれない。


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by cinnamonspice | 2016-01-24 04:22 | Comments(0)