ビスケットの缶

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パズルのピース

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お兄ちゃんが帰りの飛行機の中から撮った空。
雲の上を歩けたらいいのに。

この夏の日本の学校への体験入学は、日本ではお兄ちゃんは中学一年生になり、私の通った中学校が家から徒歩で片道45分かかるのと、中学生という繊細な年ごろのことを考えて、今回はお兄ちゃんも弟くんも見送るつもりでいました。それが、4月ごろ弟くんが急に「僕、日本の小学校また行きたい!」と言ったことから、弟くんだけ2年前に通った私の母校の日本の小学校に2週間通わせていただくことになりました。
登校する日が近づくと、弟くんは言葉が少なくなり緊張しているようでした。そんなドキドキする胸をかかえて向かった小学校、担任の先生は二年前と同じ男の先生と知り一気に緊張の糸がほぐれました。

それから毎日、
「ただいまー、じゃあ、俺友達と公園行ってくるね」
と、バックパックを玄関に置くと、そのまま駆けだして行くようになりました。
聞くと、近所の公園で同級生の男の子たち10人位でわいわいと、鬼ごっこをやったり、野球をやったりしているのだそう。
DSなどのゲームに目をくれることもなくおやつをする時間もおしんで、学校から帰ると汗で濡れたTシャツを着替え、水筒を持ってわぁーと駆け出していく、正しい日本の小学生の男の子の毎日。
「今日は、蜂が二匹いたから、バットを持っていた〇〇くんが蜂をやっつけた」(蜂が気の毒ですが。)
「今日は、ありの巣を見つけたからみんなでやっつけた」(ありが気の毒ですが。)
「今日は、鬼ごっこしていたら、どこにみんながいるか鬼に教えちゃう女の子がいたから、みんなで文句を言ったら、お父さんが出てきて『うちの娘に何か文句があるのか、』って言ったから、みんなでわぁーって逃げた。」
「今日はね、公園で遊んでたら、〇〇くんが『みんな来いよー、』って言うから行ったら、『この辺からミャアミャア声がする』って言って、みんなで近くを探したらマンホールの下から声がするのがわかってさ、交番へ行って話したら、警察官が5人来てマンホールを開けて泥だらけの子猫を二匹助けたんだよ。」
毎日いろんな事件を友達と解決していて、頼もしく感じました。
社会勉強という勉強。
友達という絆がとてもありがたく感じました。

アメリカへ帰る前日、弟くんはお友達と最後に遊ぶ約束をしていました。
その日は東京のあたりでも、雷が鳴り雨や雹が激しく降った日でした。
「今日は無理だね。」
と、弟くんと話して友達と会うことはできませんでした。
帰国の当日は朝早くの出発でした。夕方じいじばあばが家に帰ると、チャイムが鳴って弟くんの友人と名乗る二人の男の子がドアの前に立っていたのだとじいじが教えてくれました。
「僕は〇〇くんのお友達のOと申します。僕はSと言います。〇〇くんはいますか?」
と、二人は丁寧にあいさつして、私たちがもう帰国したことを伝えると残念そうに帰って行ったのだと教えてくれました。
さよならを言いに来てくれた二人の少年の気持ちに胸が熱くなりました。毎日、学校の後公園で友達と駆け回った2週間。子供だけで過ごす時間を通じて、弟くんはアメリカでは見つけられないパズルのピースを見つけたように思います。
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帰る前日、嵐の後でしたが、ぴたりと雨がやんだので花火をしました。
いつもへっぴり腰なお兄ちゃんと弟くん。

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by cinnamonspice | 2017-07-21 21:16 | こども | Comments(2)

summer day

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Trader Joe'sで買ったMangociniは白ワインベースで微炭酸なマンゴーのお酒。さわやかで夏にぴったりです。

2か月半の子供たちの長い夏休みが始まりました。
夏休み最初はお友達の家にプールパーティにお邪魔しました。
夏の日差しとシュワシュワと発泡酒が本当に気持ちのいい夏の午後でした。
子供たちはプールで水鉄砲やら、本気のレースやら。
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日が長くなったのも夏の楽しみのひとつ。
カリフォルニアに来て、苦手だった夏が好きになりました。
子供たちの歓声と夕焼けと。
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ディナーには友人がステーキをBBQでグリルしてくれました。
ガーリックトーストと。BBQでグリルすると食材がさらにおいしくなります。
気の置けない友人とすごす夏の日。
美しい夏の日、夏のはじまりでした。
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by cinnamonspice | 2017-06-13 09:52 | まいにちのこと | Comments(0)

cocktail

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だんなさまが思い立ってカクテルづくりに挑戦しました。
まずは、ウォッカを使った簡単なカクテルを。
家でカクテルを飲むなんて、なんだか不思議な感覚です。
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初めに作ったのはモスコミュール。
ジンジャーエールが甘めだったので、今度は辛口のもので、ライムジュースはフレッシュなライムを絞るだけでよさそう。
この夏は奥深くて楽しい、カクテルの世界にはまりそうです。
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by cinnamonspice | 2017-06-06 10:48 | たべもの | Comments(0)

Easter 2017 egg hunt

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今年はお友達と合わせて199個のイースターエッグを用意しました。
たまご=ボールと思っているモカは気になって仕方がない様子。

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年齢が上がって、ビーチフラッグのようにもなっていますが、まだまだ楽しいそうです。
お父さんイースターバニーが隠したたまごをモカも一緒に探します。

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さて、いくつ見つけたかな。

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by cinnamonspice | 2017-04-19 05:23 | まいにちのこと | Comments(0)

Joshua Tree Camp

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春が来て、またキャンプの季節のはじまりです。
Joshua Tree National Parkへキャンプに行きました。
今回はジョシュアツリー国立公園内のキャンプグラウンドにチャレンジしました。

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ジョシュアツリーの国立公園内のキャンプグラウンドは人気の上予約を受け付けないので、空いているところを自分で見つけて取ります。
今回は希望していたHidden Valleyに空きを見つけることができました。
大きな岩山や木は木陰と風よけにもなるのですごく大切です。

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裏にはトレイルもあって散歩も楽しそうです。


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ボーイズはさっそく岩山を探検していました。


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めいいっぱい自然の中を駆けまわって一日をすごします。



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by cinnamonspice | 2017-04-06 06:23 | キャンプ | Comments(0)

春休み

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家の中に少しずつイースターを。
アンティークのシェーカーボックスにポーランドの手描きのイースターエッグを入れて。
作られた国も年代も違うけれど、古いものはすっぽりまあるくひとつの空気を作ります。
たまごのまあるい形は見ていると心もまるくなるように感じます。


子供たちの春休みが始まりました。
春休み前の大きな学校のプロジェクト、弟くんの大きなState Reportが終わり、みんなほっと一安心しました。
7th Gradeのお兄ちゃんは英語の授業で自由なテーマでエッセイを書く宿題をいつの間にかおわらせていましたお兄ちゃんはミドルスクールに入って一人で大きなレポートもいつの間にか終えるようになり、自立しました。
みんなそれぞれやり遂げて楽しい春休みへ。

母が好きな言葉に、海援隊の曲で「贈る言葉」の「人は悲しみが多いほど人には優しくできるのだから」という言葉があります。
人の痛みが分かる人、はそういう人なのかもしれません。
少し前から、子供たちにたずさわるお仕事をさせていただいています。
そういう気持ちで、心をこめて子供たちと向き合う日々です。

さて、そろそろ自然が恋しくなってきました。
からからの大地に水がしみこむように、春休みの間に自然のエネルギーのシャワーを受けにキャンプに行けたらいいなと思います。





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by cinnamonspice | 2017-03-26 06:17 | すきなもの | Comments(0)

生命力

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雨の日が続いています。
この数年、歴史的な干ばつ(過去をさかのぼると周期があるのだそう)が問題になっていたCAも今年はたっぷり潤ったでしょうか。

夜の読み聞かせは相変わらずギリシャ神話を読んでいます。
お兄ちゃんは学校の英語の授業でギリシャ神話を読んでいるのだそうです。
ギリシャ神話を読んでいて見えてきたギリシャ神話あるある。
神様は頭から生まれてくる。
竜の歯をまくと人間が出てくる。
神様を敬わないと酷い目に合う。(家族全員殺されるのはよくあること。しかもなかなかグロテスクな最後を遂げる。)
美しい娘は女神にねたまれ牛に変えられがち。
人間への戒め、教訓もありますが、不条理があるのも神様の世界ならではです。
むごい仕打ちにははじめは怖がっていた子供たちでしたが、ギリシャ神話あるあるで盛り上がるようになりました。
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蚤の市で買った多肉を少し植え替えてみました。
緑が欲しくなったのも春が近いからかもしれません。

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by cinnamonspice | 2017-02-12 07:29 | まいにちのこと | Comments(0)

10年

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アボカドのチョコレートケーキを焼いておやつ。

アメリカに住んで10年が過ぎて、最近やっといろんな買い物が上手に出来るようになったと感じます。スーパーマーケットもオーガニックで高級なものから庶民的なところまで色々あるけれど、アメリカに来た当初は分からず全ての食品をWholefoods Marketで買う贅沢な暮らしをしていた時代もありました。今でも時々Wholefoodsでお買いものもしますが、今は食材によって買いものに行くスーパーマーケットを使い分けています。
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例えばヨーグルトもいろいろ試してきたけれど、今はこの二つを食べることが多いです。毎朝のヨーグルトには左のTrader Joe'sのPlainタイプにメープルシロップを入れて食べています。ランチやスナックにTargetでChobaniのフルーツソースの入ったものを。
ヨーグルトだけでも様々な歴史があるけれど、今はこれで落ち着いています。
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あと、今気に入っているのがこのサラダ。サラダもドレッシングやカレンツやナッツ、チーズなどもセットになって混ぜるだけになったこうしたものがとても便利で、時々使っています。中でも、今はTrader Joe’sの新商品のこのサラダがおいしくてリピートしようと思っています。
今でもわからないことや初めて知ることがたくさんですが、10年かかって暮らしができてきんだと思います。お腹にいたお兄ちゃんや弟くんを見ると、10年の重さと速さをしみじみと感じます。


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by cinnamonspice | 2017-02-04 03:01 | たべもの | Comments(0)

バウキスとピレモン

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お正月にも作ったなかしましほさんのレシピの抹茶ババロア、おいしかったのでまた作ってみました。

昨日読んだギリシャ神話にこんなお話がありました。「バウキスとピレモン」というお話で、あるときジュピターとマーキュリーの二人の神様は人間の姿で旅をしていて、疲れてある村で一晩泊めてほしいと一軒ずつ家々を回って行きます。しかし、不親切な村の人々は誰も二人を泊めてくれません。最後にとても貧しい家を訪ねると、その家のバウキスというおばあさんとピレモンというおじいさんが二人を暖かく迎え入れてくれました。とても貧しい暮らしなのに、おじいさんとおばあさんは神様とは知らず旅人の二人にできる限りの心をこめたもてなしをします。手を洗うために温かなお湯を張って、庭で野菜を取ってきて天井に吊るしたベーコンを一切れ切ってシチューを作ります。食べる前にはいい香りのする香草でテーブルを拭いたり、そのもてなしの描写は質素だけれど、読んでいる私たちも幸せな気持ちになるような温かなものでした。最後に神様はバウキスとピレモンを連れて高い丘に行き、迎えてくれなかった村人たちに罰を与えると言って村を湖に沈めてしまいます。(こういう神様が少々手荒いところがギリシャ神話っぽい。)バウキスとピレモンの家だけが残りそこに神殿を建てました。そして、おじいさんとおばあさんに二人の願いを聞きます。二人は、この神殿でお坊さんになって神殿を守るといい、最後は二人仲良く暮らしてきたから、死ぬときも同じときに死にたい、と神様伝えます。神様は二人の願いを聞き、二人はよぼよぼに歳をとってある日話をしていると、体から木の葉が芽をだしてきます。そして木の葉の冠が頭を覆い、二人はものが言えるうちに、
「さようなら、おばあさん」
「さようなら、おじいさん」
と言い終わると木の皮が二人の口を覆いました。
それ以来その二人はボダイジュとかしの木になって立っているというおはなしでした。

「さようなら、おばあさん」
「さようなら、おじいさん」
命が尽きるとき、そう言い合って、一緒に最後を迎えられたら、とてもすてきだと思いました。
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by cinnamonspice | 2017-01-21 14:12 | | Comments(0)

はじめの

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今年最初のソーイングは自分用にCheck&Stripeさんの布で後ろがギャザーのタックスカートを縫いました。
そして、今年最初の読み物は宮沢賢治の「よだかの星」を読みました。

よだかは、実にみにくい鳥です。

という書き出しで始まる物語。
鳥仲間が顔をそむけるほど嫌われるよだか。
くちばしはひらたくて、耳までさけていて、かえるの親戚のようと、うわさされます。
鷹という名前がつくのに、鷹の兄弟でも親戚でもなく、かわせみや蜂すずめ(ハチドリ)のお兄さんだといいます。
きけば聞くほどよだかが気になって、思わずインターネットで調べてみると、ひな鳥はピグモンのような愛嬌のある顔立ちで、思わず笑みがこぼれました。
大晦日の日、友人のお子さんが、学校の演劇で「よだかの星」のよだかの役をやると聞いて、それはよかったというと、
「とても悲しい役なの」
ときいて、手に取ったお話は、本当に苦しくて悲しいお話でしたが、実際のかわいらしいよだかの姿にとても救われるような気持ちがしました。

今年最初のソーイング、今年最初の読書、初めてづくしの新年のはじまりは、生まれ変わって赤ちゃんになるようでなんだかわくわくします。
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by cinnamonspice | 2017-01-08 11:15 | ひとつだけのもの | Comments(0)