ビスケットの缶

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はじまり

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弟くんのお誕生日祝いは地元のサッカーチームLA Galaxyの試合観戦でした。

長い眠りから覚める、弟くんを見ているとそう思います。早くに眠りから覚める子、時間をかけて眠りから覚める子、子供によっていろいろなんだと思います。
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揺さぶってもなかなか目が覚めない子、弟くんはそういう子なんだと思います。
子供を見ていると、人は一生で親にかける苦労は平等なのかもしれないと思います。小さい頃、親に苦労かけた子はそのあとはそれほどでもなく、手がかからなかった子は後々違う形で手がかかるのだと。
小さい頃、お兄ちゃんは寝ない子でよく泣いて、夜泣きもひどく(夜驚症)、食物アレルギーがひどく(小麦、卵、乳製品)、風邪をひくたびに肺炎になり、気胸でICUに2週間入院したこともありました。忘れ物もひどく、授業中には鼻歌を歌ってばかりで親子で先生に叱られていました。一方、弟くんは、赤ちゃんの時からよく眠る子で、お腹がいっぱいになったらコトンと眠りに落ち、こんこんと眠り続けて存在を忘れるほど手がかからない子でした。風邪もほとんど引かず、なんでも食べていつも静かで、くまのぬいぐるみのようだとだんなさまと笑っていた子でした。学校に入っても、言われたことはきちんとできるそういう子でした。
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ところが、4年生くらいから、急に停滞して来ました。周りのお友達は冬眠から覚めるように、その頃にはみんなしっかりと目を覚まして自分の足で歩き始めているのに、弟くんはぼんやり夢の中にいるようでした。親や先生がいくら力ずくで眠っている人の手を引くように歩かせてもうまく歩けません。この二年間は親子で苦しい年でした。
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この秋、ミドルスクールに入ってその長い眠りからやっと本格的に覚まそうとしています。
周りへの気遣いや、説明も順を追ってきちんとできるようになって、比喩を用いるようにもなりました。11歳で当たり前の事だけど、そうした成長はその子その子で違うのだとおもいます。
脳のシナプスが繋がっていく。
弟くんを見ていると、今まさに脳のエンジンがかかり始めて、動き出そうとしているのだと思います。始めるのに遅いことなんて何もない。
このブログを見てくださっている方で、もし同じように悩んでいる方がいて小さな支えになったらうれしく思います。


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by cinnamonspice | 2017-09-19 22:54 | まいにちのこと | Comments(2)

見つめる

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弟くんが11歳の誕生日を迎えました。
(当日は弟くんのお友達を誘ってスリープオーバーしてもらいました。)
お兄ちゃんも弟くんもミドルスクール生に。
カリフォルニアは義務教育は小学校が5年、ミドルスクールが3年、ハイスクールが4年となっています。
日本でもそうだけれど、中学生やミドルスクールというこの3年間はとても難しいときなのだと思います。
いじめが起こるのもこの年頃、勉強についていかなくなったり反抗期を迎える子も。
体が立派でしっかりしているように見えるけれど、実はじっと親が見つめてあげないといけない時なのだと思います。
いい友人を見つけること、自分の立ち位置を知ること、勉強の習慣。本人だってなんだかうまくやれなくて、もどかしい年ごろなのかもしれません。そういう子供たちが集まっているのですから、それはすごいパワーなのだと思います。
先輩のお母さんの話や学校の先生の話を聞いていても、みなさん大変だったと口をそろえるのがミドルスクール時代。なんでもない子もいるとは思うけれど、どこかみんなこわれやすいもの暴力的な衝動みたいなものをもっているのもこの年ごろの特徴なのかもしれません。いじめを受けたり、学校に行けなくなったり、授業が荒れたり、このミドルスクールの3年間は本当に熱病のように特殊で、繊細で、それでいて一生に影を落とす人格形成の時間なのかもしれません。それだからこそ、お兄ちゃんも弟くんも、親としてこの3年間を守り抜くというと大げさだけれど、本当にそういう気持ちで向き合っています。
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by cinnamonspice | 2017-09-13 05:09 | こども | Comments(0)

朝の散歩

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朝の光は世界をきらきらと彩ります。

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コーヒーをもって出かけます。

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以前行ったZumwalt Meadowへ。
あの時怖がったつり橋も怖くなくなっていました。

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ここでは世界は平和で美しい。

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水はどこまでも澄んで、とうとうと流れます。

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倒れたままの倒木。

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生まれたばかりの小さな木。命のサイクル。

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コーヒーもひときわおいしい。

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キャンプサイトに戻ったら朝ごはんにします。
サイトの目の前のmeadowの緑はそこだけ発光しているようにまぶしく光っていました。

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by cinnamonspice | 2017-08-27 11:22 | キャンプ | Comments(0)

Kings Canyon Camping 1

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車で4時間、

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廃屋、トウモロコシ畑、金色の牧草地を越えて、キングスキャニオン国立公園へキャンプに来ました。
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国立公園に入ってからさらに曲がりくねった道を約1時間車を走らせてキャンプグラウンドへ向かいます。今回はSentinel Campgroundの川沿いのキャンプサイトを予約しました。

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by cinnamonspice | 2017-08-21 04:09 | キャンプ | Comments(0)

パズルのピース

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お兄ちゃんが帰りの飛行機の中から撮った空。
雲の上を歩けたらいいのに。

この夏の日本の学校への体験入学は、日本ではお兄ちゃんは中学一年生になり、私の通った中学校が家から徒歩で片道45分かかるのと、中学生という繊細な年ごろのことを考えて、今回はお兄ちゃんも弟くんも見送るつもりでいました。それが、4月ごろ弟くんが急に「僕、日本の小学校また行きたい!」と言ったことから、弟くんだけ2年前に通った私の母校の日本の小学校に2週間通わせていただくことになりました。
登校する日が近づくと、弟くんは言葉が少なくなり緊張しているようでした。そんなドキドキする胸をかかえて向かった小学校、担任の先生は二年前と同じ男の先生と知り一気に緊張の糸がほぐれました。

それから毎日、
「ただいまー、じゃあ、俺友達と公園行ってくるね」
と、バックパックを玄関に置くと、そのまま駆けだして行くようになりました。
聞くと、近所の公園で同級生の男の子たち10人位でわいわいと、鬼ごっこをやったり、野球をやったりしているのだそう。
DSなどのゲームに目をくれることもなくおやつをする時間もおしんで、学校から帰ると汗で濡れたTシャツを着替え、水筒を持ってわぁーと駆け出していく、正しい日本の小学生の男の子の毎日。
「今日は、蜂が二匹いたから、バットを持っていた〇〇くんが蜂をやっつけた」(蜂が気の毒ですが。)
「今日は、ありの巣を見つけたからみんなでやっつけた」(ありが気の毒ですが。)
「今日は、鬼ごっこしていたら、どこにみんながいるか鬼に教えちゃう女の子がいたから、みんなで文句を言ったら、お父さんが出てきて『うちの娘に何か文句があるのか、』って言ったから、みんなでわぁーって逃げた。」
「今日はね、公園で遊んでたら、〇〇くんが『みんな来いよー、』って言うから行ったら、『この辺からミャアミャア声がする』って言って、みんなで近くを探したらマンホールの下から声がするのがわかってさ、交番へ行って話したら、警察官が5人来てマンホールを開けて泥だらけの子猫を二匹助けたんだよ。」
毎日いろんな事件を友達と解決していて、頼もしく感じました。
社会勉強という勉強。
友達という絆がとてもありがたく感じました。

アメリカへ帰る前日、弟くんはお友達と最後に遊ぶ約束をしていました。
その日は東京のあたりでも、雷が鳴り雨や雹が激しく降った日でした。
「今日は無理だね。」
と、弟くんと話して友達と会うことはできませんでした。
帰国の当日は朝早くの出発でした。夕方じいじばあばが家に帰ると、チャイムが鳴って弟くんの友人と名乗る二人の男の子がドアの前に立っていたのだとじいじが教えてくれました。
「僕は〇〇くんのお友達のOと申します。僕はSと言います。〇〇くんはいますか?」
と、二人は丁寧にあいさつして、私たちがもう帰国したことを伝えると残念そうに帰って行ったのだと教えてくれました。
さよならを言いに来てくれた二人の少年の気持ちに胸が熱くなりました。毎日、学校の後公園で友達と駆け回った2週間。子供だけで過ごす時間を通じて、弟くんはアメリカでは見つけられないパズルのピースを見つけたように思います。
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帰る前日、嵐の後でしたが、ぴたりと雨がやんだので花火をしました。
いつもへっぴり腰なお兄ちゃんと弟くん。

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by cinnamonspice | 2017-07-21 21:16 | こども | Comments(6)

summer day

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Trader Joe'sで買ったMangociniは白ワインベースで微炭酸なマンゴーのお酒。さわやかで夏にぴったりです。

2か月半の子供たちの長い夏休みが始まりました。
夏休み最初はお友達の家にプールパーティにお邪魔しました。
夏の日差しとシュワシュワと発泡酒が本当に気持ちのいい夏の午後でした。
子供たちはプールで水鉄砲やら、本気のレースやら。
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日が長くなったのも夏の楽しみのひとつ。
カリフォルニアに来て、苦手だった夏が好きになりました。
子供たちの歓声と夕焼けと。
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ディナーには友人がステーキをBBQでグリルしてくれました。
ガーリックトーストと。BBQでグリルすると食材がさらにおいしくなります。
気の置けない友人とすごす夏の日。
美しい夏の日、夏のはじまりでした。
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by cinnamonspice | 2017-06-13 09:52 | まいにちのこと | Comments(0)

言い間違い

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次男の小学校「卒業」という文字が見えてきました。
卒業式当日つけようと購入したちょうちょのブローチ。
さて、卒業できるかな。

最近、コーヒーに興味がある次男が、スターバックスコーヒーで飲みたいものを聞いたら、
「僕、エクスプレスのダブルが飲みたいんだ。」
とのこと。
エスプレッソのダブルのことだね。おしい。

その次男に、学校の休み時間に何をして遊んだのか聞いたら、
「Freeze TagをしていてEくんがとりになって、僕がみんなを助けたんだよ。」
Eくんが鳥になって?
おとりを鳥の言い間違い。

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by cinnamonspice | 2017-04-26 12:26 | おかいもの | Comments(0)

Easter 2017 egg hunt

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今年はお友達と合わせて199個のイースターエッグを用意しました。
たまご=ボールと思っているモカは気になって仕方がない様子。

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年齢が上がって、ビーチフラッグのようにもなっていますが、まだまだ楽しいそうです。
お父さんイースターバニーが隠したたまごをモカも一緒に探します。

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さて、いくつ見つけたかな。

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by cinnamonspice | 2017-04-19 05:23 | まいにちのこと | Comments(0)

あてどなく歩く

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ジョシュアツリーではボルダリングをする若者が増えていて、背中にマットレスを背負った若いカップルをよく見かけました。
私たちのキャンプサイトの裏はトレイルのようになっていたので、そこを歩いてきたボルダリングのカップルが
「このあたりにハート形の岩があるって聞いたのだけど、知ってる?」
と尋ねてきました。
私たちは初めて聞いたので、「知らない、ごめんね」と答えたあと、私たちはランチを食べてのんびりすごしながら、あのカップルはハートの岩を見つけたかな、と話していました。しばらして、近くを散策に行こうか、と言ったとき、ふと思い出して私とだんなさまの二人でそのハート形の岩を探して歩いてみることにしました。

道なき道を歩いていきます。
家の周りでしていたら不審者と間違えられてしまいそうですが、あてどなく歩くことができるのが国立公園の楽しみのひとつです。
町で暮らしているときは、どこか出かけるときは理由や目的があるからこんなふうにふらふらと歩いていると、いろんなものから解放されて自由になる気持ちがします。
よく見ると、岩の上では真っ黒のトカゲが腕立て伏せをしていたり、リスの仲間が二本足で立ってきょろきょろあたりを眺めているのを見つけました。
岩陰にはサボテンが鮮やかな赤や紫の花をつけてこの冬の恵の雨と、春の訪れを喜んでいるようでした。
ハート形の岩は見つけられませんでした。もしかしたら、若々しいカップルしか見つけられないのかもしれないね、と笑いながらキャンプサイトへ戻りました。

アメリカに来て、時々こうして自然へ行って心を開放してきます。
Escape=逃げる、というのに近いけれど、そうすることでバランスが取っているのかもしれません。
学校からも、時間からも何にもとらわれない時間は貴重な時間です。
子供たちと一緒に、岩山の高いところまで登ってみました。
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恐竜が走っていそうなジョシュアツリーの木々と岩山の景色がどこまでも広がって、ミニチュアのような車や人が小さな豆粒のように見えました。
こういうところから世界を見ると、私たちはちっぽけだなぁ、つくづくそう感じます。
時々、突風が吹いて、立っていると体ごと落とされそうになって、岩山にかじりついて眺めていました。
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国立公園でキャンプをするたびに、自然はお母さんと似ていると思います。
私たちは、お母さんに会いに行くように自然を訪ねるけれど、自然は優しいだけじゃなくて、結構厳しい。
それは、猛烈な暑さ(日差し)だったり、寒さだったり、風だったり。
この日も夕方には急に突風のような風が吹きました。ジョシュアツリーでは春、よくこの風に悩まされます。以前、キャンプしたときも、テントがひしゃげてつぶれるほどの風が一晩中吹いて、翌朝テントをたたんでいるときにテントのポールが折れてしまったことがありました。
いつやむかわからない風に、今回も慎重に自然の顔色をうかがいながら、早めの夕飯にしました。
たき火も用心しながらつけてみました。
一通り、夕飯を終えると、ぱたりと、風はやみました。
そして、コウモリが飛び、とっぷりと日が沈み、たき火のぱちぱちという音と、煙の臭い、スモアーをする子供たちの笑い声だけがこだまします。
そして、満天の星空がまたたく静けさに包まれました。
夜中、コヨーテが鳴いて、時計を見たら1時半でした。
自然はみんなでリレーしている。
いつも会えないDesert Turtleが、どこかの岩陰で眠っているところを想像しながら眠りにつきました。
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翌日、岩山散策をしていたら、弟くんが「ハート形の岩山を見つけたよ」と教えてくれました。
家に帰って調べたら、カップルの二人が言っていた、ハート形の岩はWhite Tankのそばにあるものだと知りました。
家族みんなで見つけたハートの岩は、私たちの思い出のハートの岩となりました。


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by cinnamonspice | 2017-04-09 09:32 | キャンプ | Comments(0)

砂漠の朝ごはん

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とても静かな夜でした。
心配した風はぴたりとやみ、子供たちの笑い声が岩山にこだまして、笑い声の余韻のなかとろとろと眠りにつきました。
朝は早く目が覚めたのに、予想以上につめたい外気に、ふたたび寝袋の誘惑におちてしまったらすっかりお寝坊してしまいました。
太陽が昇ると世界に命を吹き込まれます。

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朝はベーコンを焼いてフレンチトーストで朝ごはん。

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コーヒーと、バターとベーコンの甘い香りに目が覚めます。

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お昼にはミートボールサンドイッチを用意して。
トレイルを目指します。


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by cinnamonspice | 2017-04-07 09:17 | キャンプ | Comments(0)