ビスケットの缶

<   2016年 10月 ( 9 )   > この月の画像一覧

いざ

c0033994_10301976.jpg

いつも早く取りかかろうと思うのにギリギリになる子供たちのハロウィンコスチューム。
今年で弟くんがエレメンタリー最後なので、手作りコスチュームも今年で最後になりそうです。
大河ドラマ「真田丸」を見て戦国武将に魅了されたお兄ちゃんと弟くんは今年は真田幸村と伊達正宗に。
兜と鎧を学校のハロウィンイベント前日に1日がかりで家内工業で作りました。段ボールを切ったのはお兄ちゃん、飾りつけは旦那様、縫ったのは私、弟くんは応援&ペイント。大人だけ残って黙々と作業して、完成は夜中の一時でした。
c0033994_10302098.jpg

いざ、学校のハロウィンイベントへ。
c0033994_10302088.jpg

腹が減っては戦はできぬ。
侍はおむすびで腹ごしらえ。
イベントの後はサッカーの試合へ。
侍は忙しい。



[PR]
by cinnamonspice | 2016-10-30 09:45 | Comments(0)

家の中のアート

雑誌「Brutus」の現代アートと暮らしたい!という号を読みました。

さまざまな人の現代アートとの暮らしが紹介されていて、そのとてつもない金額のお買い物の話やそのアートに対する愛情を夢物語を聞くように楽しく拝見しました。
これがこのお値段!という作品からうなるような作品も、本や洋服などと同じように、アートもわかるものわからないもの好みが別れるのもさまざまな世界の扉を開けるように面白く感じました。その中でも、私は白井一成さんの選ばれたアートがどれも私の好みとピタリと合って共感しました。遠目から見ると点のように見える作品をよくみると小さな文字がびっちり書かれたショーン・ランダースの"Dumb Dumb"の作品や、ルイーズ・ブルジョワの"I Am Afraid"の詩の刺繍、ポップな水玉のイメージの草間彌生さんも白井さんが選んだ作品の"INFINITY-NETS (ABCTO)"はとてもシックでとてもすてきでした。遠山正道さんの好きなアートを置く場所を楽しみながら真剣に吟味する姿勢も興味深く感じました。
結局、好みは色々、誰がどう言おうとその人が幸せになるのがアートなんだなと。
見回してみると私たちの家にもアートはあります。
c0033994_10380803.jpg


新婚旅行に行ったニュージーランドのCOCA(Center of Contemporary Art)で、だんなさまと選んだ地元ニュージーランド人の作家Irene Fergusonの絵は今も大事に飾っています。

c0033994_10380840.jpg


Marimekkoのファブリックはベッドルームの壁に。(森の中で眠るような気持ちがして落ち着きます。)
c0033994_10380809.jpg


友人の日本画家の作品は窓辺の日の光が入る場所に。

子供達の絵や詩もアートの一つ。いつも目に入るところに飾って見るたびに幸せな気持ちになります。

c0033994_10381020.jpg

お兄ちゃんの5才の時のアルファベットの鏡文字。

家の中を見回してみると小さなアートがそこここにありました。どの家にもアートはあるんだということ。

アートとは何か。誌面の最初に書かれていた問い。
それはその人の心を潤してくれるもの。
なくても生きていけるのかもしれないけれど、あったら毎日がうきうきする、そういうものなんですね。



[PR]
by cinnamonspice | 2016-10-23 16:24 | Comments(0)

我が家の心臓

c0033994_913563.jpg

子供たちが帰ってくると宿題の山になるダイニングテーブル。
家族の会話も、宿題も、食事も、お祝いも、ダイニングテーブルが我が家の心臓。
子供たちの笑い声も、兄弟げんかも、みんな受け止めてきた場所。これからも。
テーブルの上をまっさらにして一日のスタート。
[PR]
by cinnamonspice | 2016-10-23 10:23 | すきなもの | Comments(0)

Art

c0033994_14474886.jpg

だんなさまから「面白かったよ。」と聞いて、雑誌「Pen」の「ゴッホ特集」を読みました。
ゴッホという人に対して持っていたイメージが少し変わりました。
これまで頑固で、少し変わり者でエキセントリックな面があって(耳を剃り落とした事件など)、天才肌で人と交わることなく一人で絵の世界を追求した、そんなイメージを思い描いていました。
でも、記事を読んで、画家になる前は牧師を目指していたことや、まじめで優しく、夢中になるとのめりこんでしまう、ちょっと不器用で理解されない孤独な姿が浮かび上がってきました。
オランダ語、英語フランス語をたしなみ、本もよく読み、いろんなサロンへ行き画法を学び、ゴーギャンなどの画家とも交流しそこからさまざまな影響を受けたことを知りました。決して天才肌というのではなく、ただただ努力家だったということも。
"僕は人物を描きたいんだ"という言葉からも、人を愛した様子が感じられます。
特集の記事には彼が描いた自画像12枚と人物画16枚の写真が載っていました。
さまざまな手法や色使いで描かれた作品に、週末、だんなさまとお兄ちゃん弟くんとみんなで自分の好きなゴッホを選びました。
予想外に、みんな好みが分かれて、お兄ちゃんは割と都会的な作品に、弟くんは暗い色づかいの落ち着いた作品に、だんなさまは優しい色使いの作品に、私は明るめの色の作品を選びました。
人物画のほうも、同じようにみんなそれぞれの一枚を選びました。
有名人やパトロンを描くのではなく、名もない町の人や農民、炭鉱の人などを描いたところにもゴッホの人柄を感じました。
[PR]
by cinnamonspice | 2016-10-18 15:04 | すきなもの | Comments(0)

ピース

c0033994_451375.jpg

風邪で寝込んでいたら、家の中の細かなところが気になって、少しずつお掃除を始めました。
知らず知らずと余計なものがたまっていくのですね。

家族って本当に一人も欠けては毎日が成り立たないんだなぁと、風邪で寝込んでいる間思いました。
なにげない日々も、だんなさまと私の夫婦でそれぞれができることを担当していて、一人が欠けてしまうとその分の荷物ももう一人が背負うことになってしまう。
一人ひとりが持っている荷物はそんなに大きくないけれど、それを誰かが代わりをしようとするととても苦しい。
風邪で寝込んだ私の代わりに一人で二人分の荷物を背負っただんなさまの背中を見ていたら、とても申し訳ない気持ちになりました。
お兄ちゃんがいなかったら、さみしくてつまらないし、弟くんがいなかったらお兄ちゃんもそう。弟くんの宿題をお兄ちゃんが見てくれるし、弟くんはお兄ちゃんに笑いをプレゼントしています。ジェンガの積み木のようにみんな複雑に支え合っていて一つのピースを取ってしまうと崩れてしまう、家族ってそういうものなんですね。
[PR]
by cinnamonspice | 2016-10-13 11:34 | まいにちのこと | Comments(0)

漕ぎ進める

c0033994_11492028.jpg

お兄ちゃんと弟くんに読み聞かせていた井伏鱒二の「ジョン万次郎漂流記」を読み終えました。
漁師の子として生まれ、少年の時に仲間とともに漁へ出て遭難し漂流して無人島へたどり着き、飲み水の雨水さえままならず、火を起こすにも道具がなく、貝やアホウドリを捕まえて干して食べ、数半年近くを耐え、やっとアメリカの捕鯨船助けられそこからさらなる数奇な人生を歩みます。
ホイットフィールド船長の養子になり、英語を学び仲間の中でただ一人ハワイからアメリカ本土へ渡り、教養をつけ(学校を首席で卒業)、日本へ帰る夢を諦めず、船を買うためにゴールドラッシュに沸く西海岸へ渡りひと財産を築き、必死の思いで鎖国中の日本へ帰りつき、ペリー来航の日本で通訳を勤め日本の開国に力を添えます。
彼の肉厚な人生は、ただラッキーだったのではなく、彼の辛抱強さと探究心、好奇心が、とてつもない苦労や不安を押しのけ彼の人生を前へ前へと漕ぎ進めたのだと思いました。
そして、当時のアメリカの資料で、あれだけの苦労を重ねたジョン万次郎らが、争いや揉めることもなく、みんな力を合わせ生き延びた姿にとても驚いたという記述に当時の日本人の忍耐力と協調性、苦労を惜しまぬ姿を見出し、日本人って素晴らしいなと誇らしく思いました。この100年で西洋化した日本ですが、日本人のいいところを引き継いでいきたいなと思いました。
英語をゼロから学んだ彼らの底知れない苦労、日本語より英語の方が得意になってからも日本へ帰ることを諦めなかった彼の愛国心も胸を打ちました。自分の人生は自分の力で漕ぎ進めていく、そんな力強いメッセージをもらいました。


[PR]
by cinnamonspice | 2016-10-11 09:41 | Comments(0)

スクランブルエッグの朝

c0033994_00491111.jpg

キャンプから帰った子供たちが、疲れのせいか体調を崩す子が弟くんに同級生にも出る中、我が家は私が風邪でダウン。
ベッドの中でフウフウ言いながら一人寝ているとお家の中のいろんな音が聞こえて来ます。
夕方のお兄ちゃんと弟くんの遊ぶ声、兄弟喧嘩、犬の足音。階段を登る足音が聞こえたかと思うと、そーっと足を忍ばせて黒い頭が代わる代わる私のベッドルームに現れて「ママ、大丈夫?」と時々声をかけて帰っていきます。
長い夜を超えて、朝の戦場のようなキッチンを恐る恐る覗きに行くと、旦那さまがお兄ちゃんにあれこれ指示を出しながらスクランブルエッグを作っていました。映画「クレイマー、クレイマー」を思い出すようなシーンでした。

[PR]
by cinnamonspice | 2016-10-08 00:32 | Comments(2)

冒険のあと

c0033994_03551800.jpg

弟くんが無事二泊三日のキャンプから帰ってきました。なぜか戦場から帰ったように鼻の頭に火薬跡のような黒い汚れをつけて、トップスはパジャマのまま。現場の過酷さ(ただのサイエンスキャンプですが弟くんには戦場?)を表しているかのようでした。
それでも、笑顔で
「楽しかった!」
の第一声にほっと胸をなでおろしました。
車で2時間半ほど行ったRunning Springという山でのキャンプ、初日は激しい通り雨に降られ、こちらは数日の猛暑の余韻を引きずっていたものの、山の上は朝晩はヒーターをつけるほど寒かったそう。
外でのアスレチックやアーチェリーなどのアクティビティ、屋内でのイカの解剖やサイエンスの実験など、毎日いろんなことを体験してきたようでした。修学旅行というと日本では歴史の名所を訪ねたりして社会科の科目の延長ですが、アメリカでは理科の科目というのも面白く感じました。
毎食バフェで友達と食事をして、二段ベッドの上に寝袋を敷いて寝て、夜はみんなで流れ星を見たのだと話してくれました。
「何をお願いしたの?」
というお兄ちゃんの問いには
「内緒」
とだけ答えていました。
自分の力で友達と過ごした時間を経て、少しだけ凛々しくなったように感じました。

[PR]
by cinnamonspice | 2016-10-03 03:34 | Comments(0)

出発の前夜

c0033994_5225767.jpg
少しずつハロウィーン。
怖カワイイが癖になります。

弟くんが2泊3日の学校のキャンプ(お泊り遠足)へ出かけていきました。
しんと静かな家。
一人いないだけなのに、家の中にぽっかり大きな穴が開いたようでした。

出発の前日の夜、、初めてのお泊り遠足に弟くんの中でいろんな気持ちがこみあげているようでした。
夕飯のときには、
「僕がいない間に、みんなでカレー食べたらだめだよ。(弟くんの好物)」
とか、
「僕がいない間にお兄ちゃんにYoutube見せたらだめだからね。」
とか、家族が自分がいない間に宴でも開くかのようにスネていました。

そして寝る前になったら今度しゅんとして
「ママが死んだらお墓を作って僕はそのお墓の隣でずっと抱っこしてるんだ。
そのお墓の隣に僕の家をいっぱい作って住むんだよ。
それとも家の中にお墓を作ろうかな。」

そのあとはお兄ちゃんも加わってママが死んだら話で盛り上がっていた二人。
なんだか複雑な心境です。
[PR]
by cinnamonspice | 2016-10-01 01:00 | まいにちのこと | Comments(0)