ビスケットの缶

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午後の空想

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これまでずっと、生まれ変われるなら、また女になろうと思っていた。
アメリカに来て、警察に車を止められてチケットを切られそうになったけれど、美人な子がお願いしたら免れたという話を聞いたことがある。(そのほかにも泣いて話したらなぐさめられて許してもらえたという話も。)
付き合って中身のよさに気づいてもらえることや、もともと心の美しさを見抜くセンサーを持っている男性もいるかもしれないけれど、美人に生まれついて得することはたくさんあるように思う。
ならば次はすごい美人に生まれ変わって、思う存分「女」を楽しもう、と。
これまで男性は、日本で朝晩のラッシュの時間に電車に乗っているお父さんたちは大変そうだし、「男だから」と逃げられない場面を目の当たりにすると女でよかったと思ってきた。
昔、ニュージーランドへホームステイしたときに、学生たちで週末の旅行へ行った。
ガイドは、ドレッドヘアと、鼻にピアスをつけたローカルの白人のニュージランダーの若者二人組で、わいわいとみんなでひとつのバンに乗って、ざっくりとしたルートだけがあって、気の向くままにマウンテンバイクに乗ったり、温泉に入ったり、思いつきで湖で洞窟まで泳いで古代人の絵の遺跡を見に行ったり(普通は船で行くところ)、今振り返るとちょっとクレイジーな楽しい旅だった。
そのひとつで、ノリでみんなでバンジージャンプのところへ行ったことがあった。
ガイドの二人に乗せられ、男性たちは「男だから」という無言の圧力の下、みんなやって当然のような空気に押されてやっていた。
飛び降りる橋のぎりぎりまで行って、下を見下ろしてみると、はるか下には糸のような川が流れているのが見えて、とてもじゃないけれど、ゴムひもをつけて飛び降りるような場所ではなかった。
しかも、川の中へ降りたあとは自分でゴムひもをはずして、泳いでゴムボートに引き上げられるということだった。
男の子たちはみんな顔が青ざめて無口になっていた。
そのとき、「あぁ、女でよかった」としみじみ思った。
そのくらい、ありえない場所から飛び降りていた。
飛べたらいい思い出になるのかもしれないけれど、でも、男でも怖い人は怖いし、泳げない人は泳げないわけで、「やりたくない」って言ってもいいんじゃないかな、と思った。
むしろあの場面で、「僕はやりたくない!」って言うことのほうが勇気がいるように今は思える。
(私個人の考えだけど小人たちにはそう伝えている。はじめから何でもできないと決めつけるのはよくないけれど、本当に無理なことはやらないでもいいんだと。)
そんな体験をしてから、俄然、女にしようと思っていたけれど、最近は「男」にしようと決めた。
小人たちをみていても、周りの大人の男性たちを見ていても、なんだか楽しそうに思えるからだ。
大きくなってもっともらしくおひげなんかが生えても、心は小学生のように純粋でなんだか愛らしい。
女の人は、毎月必ず体調が優れない時期があるし、その前は精神的にも不安定になったりする。
私は、もともと、多くの女の人がそうのように大勢で何かしたりするのは苦手で一人で行動するほうが楽で、時々家の中で一番男らしいように感じる時もあるので、男性になった方が向いてるように思えてくる。
そう思うと、なんだか、女の方がいろいろ煩わしいことが多いように思えてきた。
それらを全部を放り出して、男になろう。と思った。

真実は、男でも女でも、大切なのは生きる姿勢なのかもしれない。でも、私は来世は男の人がいいなぁ。
そんな来世の事を空想するめでたい午後。

週末はお友達の誕生日パーティーへ。
夏休みが終わって、学校が始まってほんのり夏ロスな気分
プールで思い切り遊んで、夏を再び満喫。


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by cinnamonspice | 2015-08-31 14:01 | Comments(2)

甘酸っぱい

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小人のミドルスクールが始まって一週間が経った。
学校からあらかじめ渡されていた、必要なもののリストをもとに買い物を済ませていたけれど、実際始まって、新たにまた必要なものを言われては、買いに行っている。
体育の授業で必要なもののリストの一つに、デオドラントと書かれていたのを見てアメリカらしいと思った。
小人にとって初めてのデオドラント。
一緒に買いに行って、男性用のデオドラント売り場で、香りを選びながら、
「これは、トイレの洗剤の匂い」とか、「これは、ダメだー」とか小人と話しながら、選んでいたら、思春期の子供のお母さんになったんだとしみじみした気持ちになった。
一歩ずつ少年になりつつあり、でも私にはまだ小人でもあって、甘酸っぱい気持ちになった。
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by cinnamonspice | 2015-08-29 16:13 | Comments(0)

朝型

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お友達にいただいた贅沢な栗のお菓子。
ぎゅぎゅっと濃厚な栗の味に、高級なリスになった気分。
夜のおやつの時間が減ってしまいそうと思うと寂しい。

お兄ちゃんのゼロ時限(7:30から始まる授業)が始まって、朝型の生活になりつつある。
結婚してからというもの、どちらかというと夜型の夫婦だったので、ちょっとした革命だ。
今朝も目覚まし時計に起こされ、みんな半分夢の中で、ゾンビのように夫婦はキッチンに、子供はリビングへと階段をぞろぞろ降りる。
朝ごはんを食べてやっと目を覚ますという感じだ。
でも、子供を全員送り出してもまだ8時台、午前中が長くてとても有意義で気持ちがいい。
朝型生活もなかなかいいものだね、とだんなさまとうなづいた。
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by cinnamonspice | 2015-08-27 13:25 | Comments(0)

解く

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子供たちの学校が始まって、眠らせていた布にハサミを入れた。
気分転換で作るつもりが(音楽をかけてアクセル代わりにミシンをめいいっぱいのスピードで踏んでまではよかったけれど…)、昨日は何度も作っている型なのに計算を間違えて布を裁断してしまって、ミニスカートになるところだった。
縫ったものを解いてなんとかミニスカートは免れた。
縫った糸を解きながら、いろいろ考えた。
思えば洋服ももとをただすと一枚の布と糸でできている。既製品の服も解けばまた元の布と糸に戻るのだ。
セーターも毛糸のほつれを引っ張ればただの毛糸に戻る。
母はよく、私たちが着れなくなったセーターを解いて毛糸玉にして、また新しいものに作り変えていたっけ。
グランドキャニオンでパークレンジャーの人が話してくれた話を思い出した。
一週間も年月も一秒があつまってできているんだ。
気が遠くなるようなギャザースカートの糸を解きながら、先を見るのではなくて今の一歩に集中して、ひと針ひと針をまたやり直そうと思ったら、気持ちが落ち着いた。

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by cinnamonspice | 2015-08-27 02:51 | ひとつだけのもの | Comments(0)

新しい1日


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熱いコーヒーと、姉からもらったビスカウト プレトで贅沢おやつ。

子供達の学校が始まった。
我が家はお兄ちゃんがミドルスクールに入学(こちらは入学式みたいなものはないので結構あっさりしています。)して、弟は4年生になった。
ここから年末まで加速していく。

お日様が雲に隠れた今日は、夏の終わりを感じるような一日だった。
この夏を振り返りながら、お兄ちゃんと弟がお世話になった日本の小学校に手紙を書いた。
子供たちが、グランドキャニオンで買ったポストカードに書いた担任の先生とクラスの友達への手紙を、アメリカの地図やお土産のポストカードとともに送った。
出会いがあって別れがある。その分だけ、心が大きくなる。



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by cinnamonspice | 2015-08-26 13:23 | Comments(0)

別れ

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 甥っ子が日本へ旅立って行った。一ヶ月間の三人の男の子のお母さん業が終わった。
 だんなさまが「お疲れさま。」とつぶやいた。飛行場に甥っ子を迎えに行った日が昨日のことのように思い出された。
 翌日、目が覚めると地面に吸い込まれるような疲労があった。この一ヶ月、知らないうちに肩に力が入っていたのかもしれない。甥っ子が怪我や病気もなく(乳歯が一本抜けたけれど。)、見送ることができたことに安心したのかもしれない。日本に着いた甥っ子の元気な声を聞いてほっとした。
 小人は空港でお見送りの際、甥っ子が着ていたサンタモニカで一緒に買った色違いのVANSのTシャツに着替えていた。帰りの車の中で、甥っ子のバックパックにこっそり手紙とrubber duckieをお土産に(一度、お風呂に一緒に入ったときに遊んだらしい)忍ばせたと教えてくれた。甥っ子の姿が見えなくなった後、小人の目が潤んでいた。その夜は小人と弟小人は一緒にベッドで眠っていた。甥っ子の体温を探すように。
 翌朝、小人が目を覚ますと、弟小人がしくしく泣いていたと話した。みんな寂しさを抱えて新しい明日がスタートする。
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by cinnamonspice | 2015-08-24 16:15 | Comments(2)

子供のうた

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弟小人の詩を飾りました。
学校で自分の顔のパーツについて書いた詩の本の1ページから。

"My tongue is a pink rose
petal falling from the flower."

子供の感性は面白い。
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by cinnamonspice | 2015-08-21 08:52 | Comments(0)

夏の終わり

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理科の実験気分で、だんなさまの好物のコーヒーゼリー作り。コーヒーゼリーをボール一杯食べるのが夢だとか。

男の子3人との生活も残り少なくなりました。
昨日はお友達のおうちのプールに入れてもらって、「マンションに何個もプールがあるの?」と、興奮気味の甥っ子。
LAではプールつきのアパートはよくあるけれど(ちなみにうちにはありません。笑)、とても驚いているのがかわいらしかった。
甥っ子が来てこの一ヶ月、子供たちにとって毎日がプレイデートのような日々でした。
甥っ子が初めて来た夜、二段ベッドの上と下どちらがいいかたずねると、「俺、一人っ子だから二段ベッド初めてだからさ。」と、目をきらきらして話していたのを懐かしく思い出しました。
一ヶ月の滞在で、はじめは恐る恐る上っていた二段ベッドの上で寝られるようになり、食べ物や見るものひとつひとつが新鮮で興奮していたけれど、いつしかそれらにも慣れ、英語にも慣れてきたところ。
8月の終わり、楽しいたくさんの思い出とともに、夏も終わろうとしています。
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by cinnamonspice | 2015-08-20 15:54 | Comments(0)

サンタモニカへ

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翌日は、サンタモニカへ。
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ピアに行くのは家族で私だけ初めて。
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途中、こんな砲台で遊ぶ子供たち。
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小さなスペースに肩を寄せ合うように立ち並ぶ乗り物。
レトロな遊園地がとても新鮮でした。
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ローラーコースターが苦手がお兄ちゃんと弟なので、甥っ子とだんなさまで、海にせり出すローラーコースターに乗りました。

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by cinnamonspice | 2015-08-19 16:05 | まいにちのこと | Comments(0)

skyzone

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週末は屋内トランポリン場のSkyzoneへ。
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とにかく跳ぶ!
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跳ぶ!
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跳ぶ!10分でみんな汗だく。お水を補給しながら、1時間半でギブアップでした。

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by cinnamonspice | 2015-08-19 14:23 | まいにちのこと | Comments(0)