ビスケットの缶

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ドーナツを食べながら

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キャンプから帰った夜、ベッドで眠ると王様のような気持ちになる。
ふかふかのマットレス、ふかふかの枕、さらさらの布団。
蚕のように丸まってこんなに心地よくていいのかしらと思う。
吸い込まれるように眠りに落ちる。
蛇口をひねればお湯が出る、シャワーが浴びられる、コンロをひねれば料理ができる。
私たちは王様のような暮らしをしている。
ではなぜ、キャンプに行くんだろう。
キャンプには王様のベッドには代えられないものがある。
満点の星空、コーヒー、焚き火、スモアー、生き物の気配。

小人は火を起こすことやグリルで料理をすることに興味を持って、自分からだんなさまを手伝うようになった。
いつか、小人も誰かとキャンプに行く日が来るのかな。

いつも自然がそばにいれば人は生きていけるのだと思う。
キャンプは生きていくことを教えてくれる。
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by cinnamonspice | 2015-05-30 12:48 | 今日のおやつ | Comments(0)

青いスカート

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いろいろ思うことが重なったときはミシンをカタカタ走らせる。
アクセル全開でびゅんびゅんと。
去年作ったCheck&Stripeさんのリネンで作ったギャザースカートがとても履き心地がよかったので、色違いで青いスカートを縫った。
すっきりとした青、風をはらむスカート、苦手な夏が少しだけ楽しみになった。
色違いでもうひとつ縫う予定。
自分で作るものは、簡単、シンプル、心地よい、というのがモットー。
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by cinnamonspice | 2015-05-29 06:29 | ひとつだけのもの | Comments(0)

たからもの

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小人の宝物。
ひとつひとつのバッチに思い出がこもっている。
自然の中に行くたびに、そうそう、こういうことをたくさん小人たちに経験させてあげたいんだと思う。
今だけの経験、冒険。
机の上の勉強よりも、もっと大切なこと。
写真の中の小人たちも、自然の中にいるとくつろいだいい笑顔を見せる。
たっぷり遊んで眠って、子供の仕事はこうなんだと思う。
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by cinnamonspice | 2015-05-28 09:29 | こども | Comments(0)

コヨーテの夜

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真夜中、コヨーテの声で目が覚めた。
静けさを破る、ワオーンという仲間を呼ぶような遠吠えが、岩山を駆け抜ける。
野生が目覚めるような鳴き声だ。
私も呼ばれたような気持ちで目が覚めた。
そして、明け方にももう一度、今度は帰る合図のように、長い遠吠えが違う方向から聞こえた。
コヨーテたちの夜。
真っ暗な闇はコヨーテにはどんな風に映るのだろう。
以前は怖かった鳴き声にいつの間にか慣れた。

翌日も、男の子たちはひたすら岩山を駆け巡る。
その姿がコヨーテと重なった。

(今回は道をガラガラ蛇?が体をくねらせながら猛スピードで横断したり、ウズラの親子が一列になって道を横切っていくのが見えました。)
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by cinnamonspice | 2015-05-27 13:11 | キャンプ | Comments(0)

週末の冒険

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人間の想像力をはるかに超える自然の不規則性。
岩のジャングルジムを、大人も子供もみんな夢中で上っている。
そこに山があるから。
そこに岩があるから。
夕暮れは、岩山のシルエットと夕焼けを眺めながらビールを飲んでのんびり。
夜は星空を見ながらコーヒーを。
忙しい日常を全部オフにして、心を休める。

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by cinnamonspice | 2015-05-27 04:40 | キャンプ | Comments(0)

旅の記憶

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旅の写真をフレームに入れて飾った。
Bryce Canyon, Death Valley, Joshua Tree…
さまざまな思い出がするすると紐解くようによみがえる。
一年前、数年前の小人たちが、小さくて驚く。
当時はそんな風に思わなかったのに、ほっぺたがふっくらしていて子供らしくて懐かしい。
学年末に向けて学校の行事などで忙しいけれど、そういうときに限ってこういう作業をしてしまう。
あとひとつ、空白の部分に新しいフレームを買いたいな。

心がいっぱいになってきたので、そろそろ自然を必要としている。
アメリカはMemorial Dayのウィークエンドの今週末は、キャンプの予定。
みなさまどうかすてきな週末をおすごしください。
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by cinnamonspice | 2015-05-23 05:11 | すきなもの | Comments(2)

チェリーの味

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アメリカに来たばかりのころ、日本のストロベリー味と同じくらいチェリー味が多いことに驚いた。
日本ではあまりなじみのないチェリー味。
日本のさくらんぼとは違う味がする
小人たちからもらって初めてIceeのチェリー味を飲んだら、チェリー?という味がした。
ずっと苦手だったのに、いつからかチェリー味が、おいしいと思うようになった。
Gummy Bearのチェリー味も、
ブルーラズベリーの味も。
馴染めないと思っているアメリカにも、10年で知らない間に少しずつ体にしみこんでいるのかもしれない。
(いまだにドクターペッパーやバニラコークは苦手です。)
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by cinnamonspice | 2015-05-22 14:37 | 今日のおやつ | Comments(0)

countdown

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週末、小人の卒業式のためのシャツとネクタイと靴を買った。
半年前にスーツを買ったときは着せられていたような感じだったのに、いつの間にかちょうどぴったりになっていた。

卒業前、最後の演劇は「ジョン万次郎」に決まった。
小人はジョン万次郎(4人いるうちの一人)を演じる。
脚本を読むまで、私はジョン万次郎と言う人をよく知らなかった。
彼は江戸時代終わりに漁師の次男として生まれ、船が難破して、アメリカの捕鯨船に助けられる。
その船長によって自分の子供のように育ててもらい、英語を覚えアメリカで教育を受ける。
その後、アメリカのGold Rushで資金を得て船を買い、鎖国していた日本へ帰る。
厳しい尋問を受けるが、後にペリー来航の際に通訳として活躍する。
たくさんのいい人に支えられ、運命にくじけることなく生きた人だ。
さてさて、小人たちはどんな未来を歩むのだろう。
卒業まであと3週間。
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by cinnamonspice | 2015-05-20 04:52 | おかいもの | Comments(2)

靴下と映画

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このところ寒いので、久しぶりに靴下を履いた。
足元があたたかいだけで体もほかほか。
夜はずっと見たかった映画「Capote」を見る。
実際にあった一家4人が殺されるという猟奇殺人事件をもとに書かれたカポーティの代表作とも言われる「In Cold Blood」、その事件を通じてカポーティを描いた作品。
事件の容疑者としてつかまった一人の男性と友情のような絆を深めるカポーティ。
本の完成が近づくにつれ、変化する関係と苦悩とその結末。
猟奇殺人も怖いけれど、ラストへ向けてのカポーティと容疑者の微妙な関係ややりとりが、心にひんやり冷たい水が流れるような恐怖があった。
「In Cold Blood」とは、(彼の作品はタイトルもかっこいい。)考えさせられる映画だった。
華やかな生活を送っていた美しい上質なキャメルのコートを着て殺人現場のカンザス州を訪れるカポーティが、事件や容疑者とかかわるうちにNYでの華やかな生活に溝のようなものを感じるようになる。
その彼の内面の変化が印象的だった。
(余談になるけれど、カポーティを演じたフィリップ・ホフマンがすばらしかったけれど、カポーティを演じる英語が本当に聞き取れなくて字幕に助けられました。
あと、どうでもいいことですが、寒いところが舞台の映画が好きです。)
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by cinnamonspice | 2015-05-18 13:55 | すきなもの | Comments(0)

雨降りと読書

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この冬はあたたかくて雨もほとんど降らなかった。
この一週間、時計を巻き戻したみたいに冬の終わりのような天気が続いている。
肌寒く、風も冷たく、久しぶりに雨が降った。
深刻な干ばつのカリフォルニアには恵みの雨だ。
足元から冷え込んで急に昼間も緑茶が恋しくなり、たい焼きをはふはふ言いながら頬張る。

ことしはLAでは3月ころに30度を超える夏日が続いたり、季節が乱れている。
世界中で大きな地震があって、火山の噴火があって、異常気象が続いている。
もちろんそれは昔からの自然の営みや気候の変化もあるけれど、私が子供のころを思うと何かがおかしいと思う。

雨の日が続いて、遠藤周作の「砂の城」を読んだ。
予想外にさわやかな青春小説。
さわやかだけで終わらないラストが印象的だった。
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by cinnamonspice | 2015-05-17 04:22 | | Comments(0)