ビスケットの缶

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金婚式

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3月に両親が金婚式を迎える。
両親の結婚記念日はホワイトデーで(当時の日本にはそんなものはなかった)、でも、そのおかげで覚えやすくて助かっている。
金婚式、もう50年(半世紀)も一緒にすごしているんだと思うと、ただただ頭が下がる。
そのころには、夫は妻はそれぞれにとってどんな存在になっているのかな。
もともと子供の前でけんかをしない、というルールを持った二人なので、私たち子供の前でけんかや言い争いをしたことはないけれど、両親は年老いていくほどに仲良くなっている気がする。
照れ屋で、甘えたりのろけたりすることができない母も、父が心臓が弱くなってから、日々父の体のことを何より心配している。
電話をしたときも、この数年、父が病院へ運ばれたり、入院したりするたびに、寿命が縮む思いがする、と珍しく母が弱音を吐いた。
50年振り返ればいつも隣にいて、寄り添ってくれる人がひとときでもいないというのはどんなに心細いことだろう。
健康で、夫婦二人一緒にいられること以上の幸せはないのだと思う。

金婚式に贈る贈り物について、兄と姉と電話で話した。
旅行券を贈ろう、と話していたけれど、心臓が弱い父は、旅行も思うようにできなくなった。
飛行機に乗って10時間かかる私たちの住むアメリカに来ることももうないだろう。
海外はもちろん、国内でも、無理ができなくなったという。
それならばと、ある日ひらめいたと、姉が興奮気味に電話をかけてきて、
「犬を贈るのはどうかな。」
と言った。
気がつけば「じいじ、じいじ、」と慕っていた孫たちもずいぶん大きくなって、最近は、いそがしく泳ぎ回る回遊魚の母の傍ら、一人でお留守番をしていることの多い父のそばに寄り添ってくれるような存在。
父も母も、今でもミル(前に私が飼っていた犬)のことばかり話しているのだという。
でも、犬の寿命を思うと、それを両親が受け入れてくれるかどうか。
両親と相談して、決めるとのことだった。
ちょっと楽しみで、ひと波乱ありそうな贈り物、どうなるかな。
なにはともあれ、夫婦仲良く長生きしてください。
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by cinnamonspice | 2015-01-29 07:32 | 今日のおやつ | Comments(0)

青空と海と

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早起きをして、熱々のコーヒーとお弁当を持って海辺の町へ。
海を見ながら、パームツリーの下でスパムむすびをほおばっていたら、ハワイのことを思い出しました。
カリフォルニアの景色は時々、ハワイとつながります。

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by cinnamonspice | 2015-01-26 15:58 | まいにちのこと | Comments(0)

心の栄養

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家族で出かけたベーカリーカフェで飲んだにんじんのスープがおいしかったので、にんじん2本を使ってにんじんのスープを作りました。
にんじんの甘みがしみじみとして、小人たちにも好評でした。
残ったにんじんのスープでランチにしました。
寒い日のスープは体に染み渡ります。


「夢をかなえるゾウ」の本を読み終えた。
ガネーシャという象の神様が主人公の僕にくれるアドバイスをかみ締めるように、一日ひとつずつ、アドバイスを読むようなつもりでゆっくり読み進めた。
夢をかなえるためのさまざまなアドバイスがあったけれど、その中でも、最後のアドバイスが一番心に残った。

+++

「毎日、感謝する」
足りない足りない、と思えば思うほど、足りない状態から逃れることがでけへんのや。欲しがれば欲しがるほど、欲しいもんは逃げていくんや。
足りてない自分の心を「ありがとう」で満たすんや。
ありがとう、ありがとう、みんなのおかげで私は満たされています。幸せです。そうやって感謝するんや。

『夢をかなえるゾウ』より

+++

毎日は晴れの日ばかりではないけれど、雨の日も、足りない自分も、誰かや何かに支えられている。まずそれらに感謝しよう。自分が満たされていなければ、人へ与えることはできないのだから、作者のメッセージが心にずしんと響いた。
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by cinnamonspice | 2015-01-24 15:53 | たべもの | Comments(4)

タイムカプセル

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窓から差し込むやわらかい冬の日差し。
少しずつ家の中の整理をしています。

思い立って、小人たちの作品を年ごとにクリアーフォルダーに入れて整理した。
そうそう、これはインフルエンザでだんなさまと二人そろって寝込んでいたときに小人がくれたもの、これは母の日にプレゼントしてもらったもの、これはTooth Fairyに書いた手紙、これは小人が肺炎で退院したときにくれたもの、これは夏休みに墨絵を描いたんだっけ。
この間、この間、と思って手に取った小人たちの絵が、どれももう何年も経っていることに驚く。
手に取るたびに楽しい思い出苦い思い出、さまざまな想いがよみがえってきて胸が熱くなる。

小人はこの夏、elementary schoolを卒業して、秋からmiddle schoolへ行くことになる。
痩せっぽっちのちっちゃい小人がいつの間にか男の子らしくなってきて、飛び立とうとしている。
同じ年の子供を持つお友達は、子供を生む前にしていた絵を描く仕事を始めた。
別のお友達は3匹目の子犬を飼い始めた。
夜泣きやお世話で忙しいのだという。
私は…まだ準備ができていないのかもしれない。
小人たちにもらったたくさんの絵という贈り物。
これは私のタイムカプセル。
いつの日か、小人たちが離れた後の楽しみにとっておこう。
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小人は去年から年賀状を画用紙に描いてじいじばあばに送っています。
日本のものと同じ、お年玉はがき仕様で表には当たりくじ付き。
「あけましておめでとうございます。
今年は羊年です。
時間ははやくながれていきます。
元気にすごしてください。」

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by cinnamonspice | 2015-01-23 03:52 | こども | Comments(2)

手をつなごう

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動物園で、「自分のお小遣いで買いなさい」というお父さんに、
「僕はお小遣いで買うから、弟小人のは(お小遣いを貯められない)ママ、買ってあげて。」
という小人の言葉にほだされたママがこっそり小人たちに買ったおサルさん。
「おサルさんに洋服を作りたい。」
小人が途中まで作っていたおサルさんの洋服。
バトンを引き継いで作りました。
「僕のおサルさんにもほしい。」
という弟小人に、もうひとつ。
型紙もなくフリーハンドで作った洋服なので、丈も違うものの、
「僕たちのおサルさん、ファンシーになったねー」
と、うれしそうな小人たち。

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動物園の帰り、おサルさんたちも手も足もつないでうきうきの小人たち。

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by cinnamonspice | 2015-01-21 14:22 | こども | Comments(4)

動物園の一日

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青空が広がる週末、お友達家族と、LA Zooへ。
そろそろ小人たちも動物園は卒業かなという予想に反して、久しぶりの動物園に、子供たちはお友達とおやつを分け合ったり、動物を見つけるたびに指差して教えあったり、ケージからケージと駆け回っていた。
ちびっ子男の子同士は肩を組んで、ずんずん進んでいく後ろ姿が微笑ましかった。
大人にとっても、動物たちの世界は面白い。
初めて間近で見たアルマジロの鋼鉄のような甲冑やちょこちょことつま先で歩くようなかわいい動き、初めて知ったElephant Nose Mouseの小さなつんと伸びた鼻、何度見て驚く鮮やかなシマウマの模様、人間よりも大きいゾウガメ、猫のようにボールで遊ぶトラ、どっかりと腰を下ろした迫力のあるゴリラ、ぐうぐう眠ったブラックベアー、ずっと水にもぐったままのカバのお母さんとカバの赤ちゃん(息苦しくないのかな)、動物たちは驚きに満ちている。
スケッチブックを持っていったので、小人が「カメを描きたい。」と言って、お兄ちゃんたちはゾウカメのケージの前でスケッチをしてきた。
ぽかぽかとした日差しの下、みんなでお弁当を囲んで、おしゃべりしながらまた歩いて。
子供たちは、お日様の下のびのび駆けて笑って体いっぱいに遊んだ一日、今までのどの動物園よりも楽しい一日だった。
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by cinnamonspice | 2015-01-20 09:19 | まいにちのこと | Comments(0)

不自由から学ぶこと

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家にあった材料でグラノーラを焼きました。
オートミール、薄力粉、メープルシロップ、キャノーラオイル、クルミ、レーズンと、レシピにはなかったけれどシナモンを少々。
シナモンを加えたことでとても好みにできました。
出来立てをさっそく豆乳で味見。
とてもおいしくて、そのあとすぐに、今度はクルミをアーモンドに代えて二度目を焼きました。
ナッツとドライフルーツのブレンド次第で、いろいろ楽しめそうです。

友人が目下、デトックスのプログラムをやっているという。
彼女のしているプログラムでは、大豆(豆腐、しょうゆ、味噌等)、とうもろこし、オーツ麦、キャノーラ油、メープルシロップ、酢などを食べてはいけないのだという。
フルーツも、青りんごとレモンとライム以外は駄目で、甘味料はアガベシロップだけはいいのだそう。
おそらく、私が聞いたそれ以外にもいろいろ食べていいものいけないものがあるのだと思う。
もともと野菜中心の健康的な生活をしている友人なので、甘いものが食べられない代わりに、素材が甘いものだけでもなんとかやっているとのことだった。
甘いおやつの代わりに、アーモンドミルクにシナモンスティックを入れて煮て飲んだりするのがおいしいのだという。
食べられるものが限られる分、スパイスに凝ったり、調理法を工夫したり、普段食べない食材を使ったりして、意外に料理の幅が広がったと話していた。
食いしん坊の私には、そうしたストイックな食生活に我慢ができそうもないけれど、確かに、食べられる食材を減らすことで、現代の豊かな食事で衰えた味覚も長い眠りから覚めたように鋭くなったりするのだと思った。
新しい世界に飛び込んでしまう友人の勇気と前向きな姿勢がまぶしく感じた。
知らない本を読むように、新しい世界から学ぶことは多い。
どの食品ひとつも絶てない煩悩な私も、自分たちの食事について、改めて考えるいいきっかけになった。

追記: ご指摘がありましたので、レシピは削除させていただきました。
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by cinnamonspice | 2015-01-18 12:25 | たべもの | Comments(0)

風と光を入れる

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アメリカ人は年明けのこの時期に大掃除(とは呼ばないけれど)をするという。
雑誌などでも、整理整頓の特集が組まれたり、お掃除の特集が組まれたりする。
アメリカに来た当初、年末に大掃除をして新年を迎えるという日本人には不思議に思っていたけれど、アメリカ生活が長くなるにつれ、それはそれでとても理に適ったことのように思えてきた。
お祭り騒ぎのような年末は大きな流れに飲まれるようにして日々に追われて、大掃除をする時間がない。
クリスマス年末は買い物をしたり、人からいただいたりして物が増えるときでもある。
その賑わいが通り過ぎた今のこの時期、嵐の後の落ち葉の掃除をするように、どっしり腰をおろして、家の中を整理するのにぴったりなのだと思う。
私は、そういう意識をしていたわけではないけれど、気がつけば、年が明けて、子供たちのいつもの毎日が始まってからというもの、家の中をあちこちと整理整頓している。
今日は思い立って、一人でソファを移動して、小さな模様替えをした。
部屋の景色も少し変わって、家の中に新鮮な空気や光が入るように感じる。
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by cinnamonspice | 2015-01-15 05:17 | まいにちのこと | Comments(0)

一日の終わり方

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雨降りの週末。
クッキーを焼いて、小人たちと鏡開きをして、家族でモノポリーをして、なんでもない週末。

お義姉さんが送ってくれた「夢をかなえるゾウ」という本を読んでいる。
人からすすめてもらう本は、自分では手に取らないような本で心に新しい風が吹き込むようでおもしろい。
本の中身はというと、ある日現れたゾウの神様が、主人公の僕の夢をかなえるためにさまざまな一風変わったアドバイスをくれるというお話。
小説と自己啓発本を兼ねた一冊なのだと思う。
そのなかで、今日読んだ項目がとても心に残った。
「毎日寝る前に、その日自分が頑張ったことを思い出して、『よく頑張った』とホメる」
というものだった。一日の終わりは、頑張れなかったことを思い出して自分を責めるのではなくて、自分をほめて終わるということ。そうすることで、頑張ったり、成長することが『楽しいこと』なんだと教えるのだという。
普段から寝つきが悪い私には、まさにこれが薬になってくれそうだと思った。
さっそく小人たちにもそのことを話すと、
「校長先生もそう言っていたよ。」
と、小人が言った。
「“Today was a good day.”って言って眠るんだって。」
そうか。気持ちよく一日を終えるのは、万国共通なんだね。
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by cinnamonspice | 2015-01-13 17:02 | 今日のおやつ | Comments(2)

呼吸を整える

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子供たちの学校が始まり、いつもの日々が戻ってきた。
小人たちは学校で餅つきをしてきたとうれしそうに帰ってきた。
「僕は5つ。」
「僕3つ。」
そんなに!と思わず目を丸くしてしまう。

嵐のような年末までの日々が過ぎて、キッチンにかけたホワイトボードのカレンダーも空白が目立つ。
12月にはびっちり埋まっていた予定がうそのように消えた。
嵐の後、家の中も少しずつ整理をしようと思う。
まずは一息。
久しぶりにくるみパンが食べたくなって焼いてみる。
家じゅうがパンの香りに包まれる。
思わず深呼吸する。
1月は呼吸を整えるとき。
肩で息をしていた呼吸を、ゆっくりと整えていく。
一年のはじまりはいつだって長い夢のあとのようにすがすがしい。
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by cinnamonspice | 2015-01-10 14:29 | 今日のおやつ | Comments(0)