ビスケットの缶

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旅の話

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サマーキャンプから帰った小人たちは、ひんやりコーラ味のSlusy(日本ではICEEのほうが有名ですね。)でおやつ。

この夏、我が家のメインイベントのザイオン国立公園とブライスキャニオン国立公園への旅まであと少し。週末、最終的な旅のスケジュールをだんなさまから教わった。8月のこの時期は、ナローズの水も少しだけあたたかいという。先日、友人と話していて、友人家族も偶然、ほぼ同じ時期に行くのだということを知った。彼女はザイオン、ブライスキャニオン、グランドキャニオン、セドナとグランドサークルを10日間かけて巡ってくるという。なんともうらやましい限り。彼女は去年も同じ時期に同じルートで出かけていたから、きっといいところに違いないと私たちも期待が膨らむ。「あそこに行くと、エネルギーをもらうの」と話していた。帰りはラスベガスで、彼女たちと同じホテルに泊まる予定だ。旅慣れている彼女からは、いつもいろいろ教わる。彼女は先に出発するから、もう旅のことを考えて準備しているという。私は、ドレスを一枚買った。長すぎる裾を上げようと昨日はミシンをカタカタ踏んだ。旅のことを考えるのは楽しい。その旅が終わるころには小人たちの夏休みも終わる。
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小人のお友達がプレゼントしてくれた、Slushy Maker。
冷凍しておいたこのカップにお好みのジュースを注いでもみもみするだけでSlusyの出来上がり。
子供のテレビ番組の合間に流れるCMで、子供たちの間では有名らしいです。

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by cinnamonspice | 2014-07-31 01:41 | 今日のおやつ | Comments(2)

お月様

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人生、楽しい日もあれば、つらい日もある。私は母親には向いていないと常々思う。器は小さいし(ひとつのことしかできない)、すぐパニックになるし、不器用で気も短い(と思う。)おおらかな海とは程遠く、子供は親を選べないだけに小人たちには申し訳ない気持ちになる。でも、いつかお友達が「子供は親を選んで生まれてくるのよ。」と言っていたっけ。果たして小人たちは選んでくれたのだろうか。
週末は、我が家の男子3人でサッカーに出かけていった。
「ママも行こうよ。僕、上手なんだよ。」
弟小人が誘ったけれど、ごめん、ママは気力が出なくて行かなかった。
出かける前、だんなさまは夕飯のボロネーゼの下ごしらえをすませ、出かけていった。(週末はだんなさまが夕飯を作ってくれる。)そして、男子たちは汗だくで帰るとシャワーを浴びてだんなさまは夕飯のしたくに取り掛かった。その間、小人たちはサッカーの話を身振りを織り交ぜ、おどけて私を笑わせようとする。7歳と10歳のせいいっぱいの気遣いを感じる。だんなさまの、
「夕飯ができたよ」
という声にみんな食卓に集まる。だんなさまと、きんきんに冷えたスパークリングの白ワインをあけて飲んだ。
「今日はスパークリングがおいしい。」
と幸せそうに笑った。うちでは、休みがちなお母さん太陽の代わりに、お父さんというお月様が照らしている。
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by cinnamonspice | 2014-07-30 14:49 | まいにちのこと

John Masters Organics

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野原に寝そべっているような、ハーブの香りにも癒される。

 年々、髪問題が深刻になってきて、ずっとシャンプー選びに悩まされてきた。
私の髪は父に似て細くて猫っ毛の直毛で、毛は多いのに少なく見える。七五三のときには、姉がつけていたかわいい藤の花と銀色のぴらぴらのついたかんざしがさせず(するっと落ちてしまう)、きれいな櫛をのせようもおちてしまうと言われ、美容師さんがあんこを入れて櫛はかろうじてさしてもらった。でも、あの銀のぴらぴらのかんざしをつけるのを楽しみにしていた私は悲しくて泣いて、親や美容師さんを困らせた。そのとき初めて人それぞれ髪質が異なることを知り、自分の髪質を知った。我が家の小人たちも、それぞれ髪質が異なり、弟小人は私の髪質を引き継いでいる。(ごめん。)
 話はそれたけれど、その細い毛のおかげで、夏になると長い時間強い日差しの下にいると頭皮が日に焼けて皮がむけてみっともなくなってしまう。それが悩みで、外出には帽子は手放せない。一度、美容院で同じ悩みを抱えている美容師の人に会って二人で意気投合したこともある。こういう悩みは同じ悩みを持った人ではないとわからないものだと思う。それにしても、紫外線が強いカリフォルニアでは本当に悩ましくて、最近はサーファーの人みたいに、分け目に日焼けクリームを塗ろうかと真剣に考えている。
 その髪問題は、出産をして年を重ねるにつれ、髪がますます細くなってさらに深刻さを増している。友人から、シャンプーがよくないと言われて、この数年、普段はAmlaを使うようにして、時々シャンプーを使うようにしてきた。でも、汗をかく夏はやはりシャンプーの頻度が増えるので、肌にやさしいシャンプー探しをしていた。いろいろ使ったけれど、このJohn Masters Organicsのシャンプーとコンディショナーを最近使い始めて今のところよさそうだ。洗い上がりもすっきり軽くて、シャンプーの回数をなるべく減らすようにしてもかゆくならない。私は「evening primrose shampoo for dry hair」のシャンプーと、「citrus & neroli detangler」というのをコンディショナーとして使っている。値段が高いのが悩みだけれど、悩みはお金には代えられないので、もうしばらく使ってみようと思う。
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by cinnamonspice | 2014-07-28 13:19 | おかいもの | Comments(2)

business day

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今朝も青空とぴかぴかのお日様の下、小人たちはサマーキャンプに出かけて行った。
小人たちのサマーキャンプは学年ごとに場所も分かれていて、毎日内容も異なる。今日、小人たちは「Business Day」と言って、みんなで架空のお金を用意して、「お買い物ごっこ」みたいなものをやるという。品物は見えるものだけではなくて、前回は、マッサージのお店をした子が大繁盛だったという。アイディア次第でいろんなビジネスができるというのがアメリカらしいなと思う。小人の話によると、カップケーキやキャンディなど、甘いものを持ってくるのもこの日だけはOKになるのだという。みんなそれぞれ自分が売りたいものを持ってきて売る。食べ物を売るお店もあれば、占いや自分で作ったクラフトやコミック(自分で描いたもの)を売るお店もあるのだとか。お店のManagerやCashierなど役割分担をしているという。お店が開いたら、みんなで順番にお店番をしてよそのお店に買い物に行くそうだ。
「僕はカップケーキはあまり好きではないから、コミックのお店と、スムージーのお店に行こうかなって思っている。」
と、小人は興奮気味に話していた。小人たちはお友達と一緒に、「Fruit-o-fornia」(フルーツとカリフォルニアとかけた。)というフルーツやチップス、ゲータレードを売るお店(要するに自分たちの大好きなものを売る)をやるという。小人はチップスと手袋(フルーツを取るときに衛生上はめる)を持って行く係になったと言って、スーパーマーケットへ買いに行った。個別包装されている大容量のチップスは、以前、誰かがおやつに持ってきていて大人気だったというSkylandersのイラストが入ったパッケージのものを吟味して選んでいた。昨晩は、買い物したお客さんに品物を入れて渡すための、お店のロゴ入りビニールバッグや紙袋(ロゴはみんな手描き)も作ってadvertisementも作ろう、とお店のチラシをコピーしていた。
そして迎えた当日、
「みんなで白いTシャツを着る約束をしているんだよ。」
とほくほくと出かけていった。小人たちを送りに行っただんなさまによると、みんなおそろいの洋服を着たり、いろんなものを持ち寄ってそれは大賑わいだったとか。あとは小人たちのお店の盛況を祈るばかり。
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小人が作ったお店の広告。みんなに配るのだとか。

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by cinnamonspice | 2014-07-26 06:20 | こども | Comments(0)

ice

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小人たちにママの特大の雷が落ちました。
岩屋にこもってしまったママに差し込まれたごめんなさいカードはなぜかカキ氷の看板。
cool downして、という意味?
(カキ氷にスプーンをつけるのが大変だったのだとか。小人談)
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「ママ、ごめんね。
おこさせて。」
笑いを誘う、反則技に近い弟小人の書き間違え。(本人はいたって真剣。)
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カキ氷たちは実はこんなに小さいのです。
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今日はフローズンピーチで作った自家製ピーチアイスを食べました。

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by cinnamonspice | 2014-07-25 09:25 | こども | Comments(0)

beach camp

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曇り空が続いていたLAでしたが、我が家の晴れ男(小人たち)が着く頃には気持ちのいいお天気になりました。

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歓声を上げてひたすら駆け回る子供たち。

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小人はボディーボードをした後は、
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ずっと砂遊び。
大きなホテルを建設しているのだとか。
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大きな男の子も混ざってみんなおひさまの下、走る走る。
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赤ちゃんが大好きな小人は、7ヶ月のお友達のベビーちゃんとすっかり仲良くなっていました。
(そういえば、今回はご飯写真を撮るのを忘れていました。
夜ご飯は、シュリンプタコスと牛肉のファヒータでタコスを作りました。ビールと最高。)

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by cinnamonspice | 2014-07-23 06:02 | キャンプ | Comments(0)

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週末はお友達とビーチにキャンプに行きました。
青い空、青い海、階段を下りる足取りも軽い小人たち。

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by cinnamonspice | 2014-07-22 14:08 | キャンプ | Comments(0)

お別れ

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小人たちが通った週末の日本語の補習校を今学期で辞めることにした。
明日が夏休み前の最終登校日。
大人の理由はいろいろあるけれど、長く通った小人はやはり少し寂しいようだ。
やめることを伝えたとき、ガッツポーズをする弟小人の横で、
「お友達にカードを書いてもいい?」
と小人が聞いた。
「もちろん。」
と、答えた。
いつも、一人一人に異なる絵を描く小人のカード。
私だったら同じにしてしまうのに、という思いは胸にしまう。
「仲良してくれてありがとう。
夏体み楽しんでね。」
ところどころの誤字脱字にきゅんとした。
さようならの文字はなかった。
夏を楽しむエッグマンたちがたくさん描かれていた。
小人らしいお別れのカードだった。
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by cinnamonspice | 2014-07-19 13:45 | すきなもの | Comments(0)

境界線

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小さいころ、母が毎晩、本の読み聞かせをしてくれた。
きまって一番最初に寝るのは兄(最初のページで眠ってしまう)、その次が私、そしていつも姉は最後まで起きていて、その本を何度も読んでそらで言えるほどなのに、「もっと、もっと」と言って眠らなくて母を困らせたのだと母は口癖のように言う。
兄弟3人みんなが大好きだったのは「くまの子ウーフ」の本。
「ウーフの朝ごはんは、パンとハチミツとめだま焼き。」
いつもそのくだりを呪文のようにみんなで声を合わせていたっけ。
その神沢利子さんに、小学生のころ兄弟3人で手紙を書いたことがあった。(私は幼稚園か小学1年生くらいだったから覚えていない。)とても有名な作家の先生だから、「ご返事なんて、いただけないだろう」と母は思っていたそうだが、しばらくして兄弟3人それぞれの名前宛に、先生の美しい直筆の葉書のご返事が送られてきたのだと、その話をするたびに母は感動しきりに言う。
その神沢利子さんはもうすぐ90歳になるそうだけれど、現役で新聞に連載をもたれていて、最近その記事に
「毎日、とろとろと眠っては目を覚まし、またうとうと眠ってという風に暮らしている。
年を取るとは、そして死に近づいていくというのはこういうことなんだなと思う。」
という内容のことを書かれていたと母が話してくれた。その言葉を聞いて、目の奥が熱くなった。年を取るということは、生と死の境界線がぼんやりとしてくることなのかもしれない。ふと、「はてしない物語」のカメのモーラのことを思い出した。夢の続きのように、眠るように静かな最後を迎えることができたら、本当にすばらしいことだと思う。自然の流れにあらがうことなく、自分の最後をそっと受け入れる、私もそんなおばあちゃんになりたい。
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by cinnamonspice | 2014-07-18 05:04 | すきなもの | Comments(0)

はてしない物語

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暑い日が続いたのでおやつにコーヒーゼリーを作りました。

 おやすみの本に小人たちと『モモ』を読み終えて、今は『はてしない物語』を読んでいる。私も小学生か中学生のころに読んだように思うけれど、すっかり忘れてしまっているので、小人たちに読み聞かせながら本の中のひとつひとつの出来事が新鮮に感じる。思い出すのは当時は、「虚無」の存在を理解するのが難しかったということだ。
 物語はこんな風に始まる。10歳のバスチアンという少年(小人と同い年!)は、いじめっ子の友達から逃げ込んだ古本屋で、気難しい店主と出会う。店主から逃げ込んできた理由を聞かれて話すうち、バスチアン少年はスポーツもできないし、弱虫で、臆病のいじめられっ子で、頭もよくないし、店主から全然取り得がないと言われてしまう。(ここで思わず小人たちと笑ってしまったが、よりいっそうバスチアン少年に共感した。)しかも、彼はお母さんを亡くし、それ以来お父さんの心も失くしてしまっていた。その彼が店主が読んでいた『はてしない物語』の本に心から惹かれ、ついに盗んでしまう。そして、こっそり読み始めた本の中のファンタージエンという国では、その国のお姫様の不可解な病気と『虚無』という現象に、バスチアンと同じ10歳くらいのアトレーユという少年が勇士として選ばれ旅を始める。
 そして、今日読んだのはアトレーユが『憂いの沼』を旅するところだった。アトレーユはここで愛馬アルタクスと悲しい別れをする。(読みながら、私も思わず目頭が熱くなる。小人は枕に顔を伏せていた。)その後、アトレーユは一人でモーラというおじいさんカメに出会う。このモーラが私はとても興味深かった。ずっと一人きりのあまり自分に向かって、「ばあさんや、」と話しかけるモーラ。(モーラの台詞は思い切りおじいさん声で読む。)
「どうして死んではいかんのかね?」
「何もかも、環になってぐるぐるめぐっておる。」
生きることも死ぬことも同じ、どうでもいいこと、と話すモーラの言葉は深い。小人はモーラが自分に「ばあさんや、どう思う?」と相談するところや、きまぐれなおじいさんぶりが面白いらしく、くすくす笑っていたけれど、年を重ねた私は『生』をもとめる少年や彼の正義感も、モーラの枯れた気持ちも、どちらの気持ちもわかるように思えて二人の会話にしみじみとした。
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by cinnamonspice | 2014-07-15 15:59 | | Comments(5)