ビスケットの缶

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雨の日のすごし方

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雨の週末、小人たちとLACMAに出かけました。
カラフルな椅子がかわいいエントランスのカフェ。
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はじめに向かったのはこちらの展示。
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mid-centuryの椅子たちの前でその説明を聞く親子。
赤いレインブーツがかわいい。
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当時のレコードジャケットもかっこいいな。
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紙物のデザインがすてきでした。
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シンプルだけどかっこいい、タイプのような文字を重ねたデザイン。
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残念ながら写真撮影が不可のため写真がありませんが、会場に再現されたEames夫妻のcase study houseは、
鳥の巣を思い浮かべるようなとても心地よさそうな空間でした。


 mid-centuryのデザインを見ていて感じたのは、色の楽しみでした。シンプルな形を組み合わせた中に色が入ることでとても新鮮でかっこよく感じました。何より、このデザインのいくつもが第二次大戦中に作られたということに大きなショックを受けました。
 雨音を聞きながらすごす美術館での時間。展示の合間の大きなガラス窓についた水滴が緑の中きらきらしてとてもきれいでした。空気もゆっくりのんびり流れるようで、青空とは違う楽しみがありました。

 + 今回、お友達に教えていただいて、初めてnexgenという制度を利用してみました。次の世代にアートをつなぐという目的のもと、17歳以下の子供は無料で、子供一人につきつきそう親も一人無料で常設展示や選ばれた特別展示が見ることができます。おかげで、急がす無理せず、子供たちの集中が切れたら帰ろうと、子供たちのリズムで見ることができました。
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by cinnamonspice | 2011-11-25 23:35 | まいにちのこと

Thanksgiving

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アメリカはサンクスギビングの連休に入りました。
お休み前、子供たちの学校では、Thanksgiving Feastのパーティが開かれました。
ポットラックパーティで、弟小人のクラスにはMini Corn Dogを作りました。作り方はホットケーキミックスを使って作ったので、とても簡単。調理が簡単な分、ちょこっと、ターキー風に尻尾にふわふわの紙の飾りでおめかししました。
 サンクスギビングのアートワークで、小人がカレンダーを作ってきました。色画用紙で作られたターキーの羽根、一枚一枚に小人が感謝するものが書かれていました。
「ちきゅう」、「食べもの」、「けいさつ」、「家ぞく」、「虫」、「学校」、「木」、「おともだち」、
感謝するもののことを考えるとここがあったかくなるね。
書ききれないくらい感謝するものがあるというのはとても幸せなことだなと思います。
震災や放射能汚染、世界各地での自然災害、世界的な経済情勢、苦しい状況の中、今年のThanksgivingは特に特別なものかもしれません。
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パーティのためにおのおのペーパーバッグで作ったベストで仮装した、小さなインディアンたち。

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by cinnamonspice | 2011-11-24 10:42 | まいにちのこと

冬を感じる午後

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小人たちがいないつかの間のひとり時間にお茶をしました。
キャンドルをひとつ灯して、ごりごりとコーヒー豆をひいて自分のためにじっくりとコーヒーを淹れました。クリスマスソングだけが響く静かな時間。最近かけたばかりのリビングの白い薄いカーテン越しの世界が、ぼんやりと霧の中の世界のように浮かび上がっていました。体から余計な力が抜けて、心の中にたぷたぷと水が満ちていくような感覚になりました。
 熱々のコーヒーを飲み終えるころ、かじかんだ手足も、ほかほか。赤く染まった頬に、冬のはじまりを感じました。
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by cinnamonspice | 2011-11-21 15:46 | まいにちのこと | Comments(2)

A Sick Day for Amos McGee

おやすみの本は、小人が学校のLibraryで借りてきた「A Sick Day for Amos McGee」を読みました。
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Amosおじいさんの水色のおうち。
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毎朝、おじいさんは友達の動物たちに会いに町の動物園に出かけます。
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ある日、風邪を引いて動物園に来られないAmosさんに会いに、今度は動物たちが訪ねて来ます。
とても静かな静かな物語の中で、おじいさんと動物たちを繊細に描いたやさしいイラストの、あたたかいブランケットに包まれているような幸福感に、目に熱いものがこみ上げてきます。

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私が一番好きなのは、おじいさんとカメがかくれんぼするシーン。
殻に隠れるカメと、カバーに隠れるAmosおじいさん。ちょこんと出てしまっているおじいさんのクマのぬいぐるみやおじいさんの足のしぐさ、隅々までかわいい。

とてもすてきな一冊に出会うことができました。

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by cinnamonspice | 2011-11-18 17:59 | | Comments(2)

たいせつなこと

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小人たちと作った、今年最初のアップルシナモンジャム。
三つ作った壜があっという間に空になりました。

 弟小人のキンダーのクラスで、Special Personという、一人のクラスメートをピックアップして一週間教室にその子の等身大の似顔絵ポスターといくつかの写真とともに張り出して紹介するというプロジェクトがあります。その弟小人の番がまわってきたので、週末、弟小人が生まれてからの写真を整理していました。写真を見ていたら、すっかり遠くになってしまっていた、生まれたときの記憶が蘇ってきました。大きく生まれたと思っていた弟小人の小さな小さな手足、泣き声、生まれたばかりの真っ赤な顔。それと同時に、その隣に写る小人が小さかったことに驚きました。そういえば、出産のとき、「僕も、」と張り切っていたのに、病室ではしゃいだのち、肝心の出産のときにはずっとすやすや、眠ってしまった小人。眠っている間に、小さなおにいちゃんになっていたのでした。でも、その日以来、写真の中の小人は来る日も来る日も、親鳥のように弟小人を世話したり、弟小人が泣いているときには同じ格好をして泣く真似をしておどけてみせたり、誰に教わるまでもなく、立派なおにいちゃんの顔になっていました。
 写真の整理をしていたのは、小人の宿題を見ていて、小人とけんかをした後のことでした。私のひざの上で写真を一緒に見ていた弟小人は、「小人くん、赤ちゃん。」と、楽しそうに笑いました。本当だよね。このとき、小さなおにいちゃんの小人はまだ2歳だったんだと、なんだか胸がいっぱいになりました。
 子育てで、子供のすることに口や手を出すことは簡単だけど、逆に何もしないことは難しく感じます。いろいろ口出しせずに、お日様のように見守り、困ったときだけ手を差し伸べる、そういう親になりたいと思うのに、ついつい口出しをしてしまう。親としての修行は険しく厳しく感じます。
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by cinnamonspice | 2011-11-14 20:43 | たべもの

窓からの景色

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秋色のタイツを履いてでかけました。
missoni×targetのコラボの靴と。

 夜中、小太鼓を打つような雨音で目を覚ましました。ぼんやりいろいろ空想するうち、日本へ帰ったとき目にした景色を思い出しました。
 私が小さいころ、母と百貨店へ行くたびに何度も目の前を通った駅ビルの中にある紳士物の英国スタイルのスーツを扱うテーラーがありました。20数年という年月で、さまざまなお店が変わったけれど、このお店だけは変わらずずっとそこにありました。ひっそりとチョコレート色の木製の壁で覆われたお店は、入り口からそっと、ずらりと並んだスーツを垣間見る以外は、子供で女性の私には踏み入れることのできない大人の匂いのする秘密の箱のような場所でした。その箱の秘密を知ったのはこの夏のこと。日本へ帰ったとき、ふとそこに一メートル半くらいの横長の窓ができていることに気がつきました。窓と同じ高さにテーブルが置かれ、そこに、きりりと真っ白なシャツにベストを着たスーツ姿の若い男性が、型紙をおいた布の上に木製の定規を置いて、製図しているところが見えました。細やかにいくつもの採寸の線が引かれた、アンティークピースのような美しい型紙を手に、両腕を広げ黙々と迷いなく線を引いていく姿はとても心地よく目に映りました。それは、職人としての誇りをまとい、儀式を行うような凛とした空気があり、いつまでも見ていたいような美しい景色でした。ひとつひとつ息吹を吹き込むようなたくさんの丁寧な工程を経て、できあがるスーツの着心地は特別だろうなぁと、女性の私もまぶしく感じました。しばらくうっとりと眺めたあと、秘密の小箱をのぞいたような、ほくほくとした胸を抱えて帰ったのでした。
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by cinnamonspice | 2011-11-12 22:07 | すきなもの | Comments(4)

10th anniversary

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結婚記念日に毎年焼いているガトーショコラ。
今日はおやつに食べました。

 だんなさまと歩んで、10年という月日が経ちました。10年前結婚式を挙げたこの日、二人の男の子の親となり、LAの地で暮らす今の暮らしなど、想像もしませんでした。振り返る余裕もなく迎えた10年目の結婚記念日。徒競走でゴールだけを見つめて走った小人のように、振り返る余裕もなく夢中で暮らすということは悪いことではないのかもしれません。
 記念日の当日、思いがけずだんなさまがWhole Foodsの紙袋を抱えて帰ってきました。
「パーティをしよう。」
小さな花束、プロシュート、チーズ、クラッカー、シャンパン…お祭りのような空気を感じ取りはしゃぐ小人たち。急きょ開かれた小さな小さなパーティ。だんなさまも私もすっかり酔っ払ってしまったけれど、ふらふらの頭で、私たち家族がはじまったのはこの日だったんだと、記念日の重さを感じました。

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by cinnamonspice | 2011-11-12 14:57 | まいにちのこと

たからのしまう場所

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 ベッドの中で、いろんなことを考えていました。
「クマは冬眠するけれど、中にはそのまま、上手に目をさますことができなくて、目が覚めないクマもいるのかな。」
そんなことを考えたら、気になって眠れなくなってきました。
だんなさまに尋ねると、
「なかにはいるんじゃない?もう、眠ったら。」

とても疲れた日だったので、何か楽しいことを考えて眠ろうと思いました。
人生で一番幸せだと感じたときのことをだんなさまに聞きながら、自分の幸せなときを考えていました。
夕焼けの中、迎えにいった父のかばんを持って上った坂道、冷や飯で作ってくれた母のみたらし団子をみんなで食べたとき、ハワイの朝、コーヒーを持ってビーチに散歩に行ったこと、オレンジ色に染まるハワイの海で、おなかのベビーと話したこと、そのときの砂の感触。
生きているってそういうことなんだと思いました。
みんな胸の中にそういうたからの箱を持っていて、その中に宝石のように輝く日常のほんの一瞬の思い出を少しずつ集めていくことなのだと。
色あせることなく、いつまでも、箱を開けるたびに泣きそうになるくらい幸せな瞬間が鮮やかによみがえって、その輝きがあれば生きていくことができるのかもしれません。
昔、母が教えてくれったっけ。
人は嫌なことや悲しいことは忘れるようにできているのだと。本当に、そうだと思いました。きれいなものだけが残っていく。
そう、考えたら、長く生きているというのはすてきなことだと思いました。
年をとればとるほど、その幸せの小さなかけらさえ忘れてしまうから、私はここに記しているのかもしれません。
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by cinnamonspice | 2011-11-12 13:21 | いろいろ

急がない朝

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パンのストックが底をつきそうだったので、作ったシナモンレーズンベーグルを軽くトーストして、バターと。

 小人たちの運動会が無事終わり、いくつか続いた学校行事がひと段落してほっと一息つきました。運動会では、徒競走で小人は初めての1位になり、運動会初参加の弟小人は4位(びりです。)という結果でした。「ゴールのテープだけを見て走ってゴールしたら、1番でびっくりした」と、言う小人と、びりだったけど、「僕、早かったでしょう?」と、自慢げな弟小人を見ていたら、小人の最近の口癖の「Try my best.」という言葉を思い出しました。みんなベストを尽くしたいい顔。一番も、びりも、悔いのないいい顔でよかった。
 4連休の初日のVeteran's Dayの今日は、久しぶりのお寝坊の贅沢をかみ締めました。いつもの時間に、朝を知らせる早起き鳥の小人が訪ねて来たけれど、その後、小人たちはなにやら楽しそうに二人で小人部屋へ。再び静けさが戻ったベッドの中で、布団にくるまって小人たちの話し声を遠くに聞きながらのんびり。こんな朝をすごすのは久しぶりでした。
 急がない朝、小さな幸せがありました。
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by cinnamonspice | 2011-11-12 12:47 | たべもの

vegitable soup

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 弟小人のキンダーガーテンのクラスの今週のテーマは野菜でした。「いろんな野菜の名前を覚えましょう、」と勉強してきた一週間、最後はみんなでいろんな野菜を持ち寄って、教室でvegitable soupを作りました。弟小人は、刻んだズッキーニを持って行きました。
 お迎えの時間の少し早く、その様子を見ることができました。朝から珍しく雨が降り、真冬のような冷え込みだったこの日は最高のスープ日和。教室の外のテーブルに並べられたスープのボウルに、子供たちも鼻をくんくんさせながら、いい香りに誘われ教室から出てきました。出来上がったスープはコンソメのスープに、枝豆や、トマト、にんじん、たまねぎ、ズッキーニ、 かぼちゃ、コーンなど、いろんな種類の野菜が彩りよく入っていました。自分の家で作るときとは違う組み合わせの野菜が入ったスープ。最後に好みでパルメザンチーズを振りかけて。さて、お味は…

「It's sooo gooood!!」
空っぽになったボウルを持って、立ち上がる女の子。
みんなざくざくと野菜をほおばって、ボウルを両手に持って顔が隠れるくらい最後の一滴まで楽しんでいました。空っぽになったボウルが、その味を示していました。
冬空の下、みんなで食べたスープは特別だよね。
いつもは残すトマトも、小人も残さず食べていました。
みんな野菜のことを本当に知ったいい笑顔でした。
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by cinnamonspice | 2011-11-06 00:45 | こども | Comments(4)