ビスケットの缶

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癒し

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誰かが見ているような気配を感じて窓の外を見ると、ひときわ輝く満月がありました。
黒の濃淡で描かれた墨絵のような世界。月はその木々の合間を縫って、するすると空高くのぼっているところでした。まるで木の後ろで力持ちの誰かが紐でひっぱっているかのように。
 視線の主を見たくてベランダに出ました。夜風にあたりながら、降り注ぐ真っ白な月の光でしばらく月光浴をしていたら、遠くから小人たちの声が聞こえてきました。家の中を「ママがいない」と半べそで駆け回る弟小人となだめながら探す小人の様子が見えました。ガラス越しに見る家の中は、遠い別の世界を見ているようでした。

 少し前に、お祭りの金魚すくいですくった金魚たちを飼い始めました。いろいろ手を尽くしたものの、大家族からいつしか二匹のつがいになってしまいました。この二匹は、もらってきたときからとても仲良しで、シンクロして泳いだり、じゃれあって遊んでいます。のんびりと漂う水草の中、水槽で泳ぐ姿を見ていると、気持ちよさそうで暑さを忘れます。
「飼ってみるとかわいいものだね。」
と、時折ぼんやり水槽を眺めるだんなさまの背中は少年にかえっていました。
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by cinnamonspice | 2010-08-26 14:56 | 今日のおやつ

お手伝い

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夕方になると時折集まるエプロン族。
まずはおにいちゃんがお手本を。
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その次は弟小人。
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配膳係りもします。

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by cinnamonspice | 2010-08-26 14:34 | こども

夏のすごしかた

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夏休み、いかがおすごしですか。

 久しぶりにDVDを何本かまとめて借りました。小人たちのアンパンマンと、映画「百万円と苦虫女」、「めがね」を見ました。小人たちはメルシー体操にいそしみ、ママは「百万円と苦虫女」に、胸の奥がきゅんとしました。そういえば学生のころ、夏休みによくたくさんビデオを借りて、現実の世界になかなか帰られなくなるくらいクーラーの効いた部屋で何本も見たことを思い出しました。見終えるころには日は傾き、オレンジ色の夕日が部屋いっぱいに入ってきたっけ。
 この夏は本もいくつか読みました。「ライ麦畑の捕手」(村上春樹 訳)、ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」、サリンジャーの「Franny」など。秋の夜長の読書もいいけれど、日が長い夏の夜も、しみじみとしていいものです。
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by cinnamonspice | 2010-08-25 11:43 | まいにちのこと

小さな女の子のサマードレス

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夏生まれの女の子にサマードレスを縫いました。
青空を飛ぶ鳥がモチーフの布を使って。

夏もあと少し、と思っていたら、急に本格的な夏がやってきました。
週末は海辺の涼しいお友達の家へ避暑に出かけました。小さな女の子へのお誕生日プレゼントを持って。
 雲ひとつない青空が広がるこの日、途中、崖から臨んだ景色は、水色の空と海の青との境界線があいまいになってとても幻想的でした。食べるより遊ぶのに夢中の子どもたちの楽しそうな声をBGMに、お友達の焼いてくれたピザをほおばりながら、とても気持ちのいい午後でした。子どもたちは芝生と青空があったら、何もいらないのだなぁ。帰り道ぐっすり眠る日に焼けた小人たちの寝顔に、お日さまの光を浴びた夏の夕暮れの心地よい疲れを感じました。
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背中には涼しげなヴィンテージのガラスのボタンをつけました。

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by cinnamonspice | 2010-08-23 07:58 | ひとつだけのもの

swim class

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水が苦手な小人たちの水泳教室。
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もしもし、水に入っていないですけど。
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弟小人が“おかあさん先生”と呼ぶ先生。
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やさしいおかあさん先生。
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先生に遊ばれ、必死にしがみつく弟小人。
小人たちの長い夏休みもあともう少し。

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by cinnamonspice | 2010-08-23 01:37 | こども

portrait

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弟小人が描いた“ママ”
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小人が描いた“ママ”
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弟小人が描いたもうひとつの“ママ”
ママは百面相。

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by cinnamonspice | 2010-08-14 05:44 | こども

夏の夕暮れ

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目に涼しい白いミルクガラスの器。

夕暮れが近づくと、お隣のおうちから、小さな女の子が弾くバイオリンの音色が聞こえてきます。最近、習い始めたばかりか、まだ曲にはなっていないけれど、どこか寂しい澄んだ音色が夕焼けの空に響きます。
小人たちは、二人で遊んでいるうちベッドで眠っていました。こんな時間に困ったなぁ、と思いつつ、夕方になると吹く冷たい風にふとんをかけると、小さいころのお昼寝の記憶がよみがえりました。
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by cinnamonspice | 2010-08-13 00:51 | すきなもの

パン屋さん

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小人たちのパン屋さんがオープンしました。
食ぱん$10、めろんぱん$5、あんぱん$2、ドーナツ$2、かれぱん$20とのこと。
$20の高級カレーパンは買うのに勇気がいります。
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早朝からオープンなので、パジャマ姿の売り子さんたち。

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by cinnamonspice | 2010-08-11 12:49 | こども

summer dress

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この夏購入して重宝しているTarget×Libertyのコラボのsummer dress。
左のものはホルターネックだったものを(肩がこるので)肩紐に作り変えました。
juniorサイズの右のものは、しゃりっとした着心地に小さいころのワンピースを思い出します。

昔、母がよくワンピースを縫ってくれました。姉とおそろいだったり、色違いだったり、素材もタオル生地のものや、しゃりっとした薄い綿の生地のものなどいろいろ。小さいころの写真にはいつもそんな母の手作りのワンピースを着た姉と私がいました。素肌の上にさらりとはおった感触、おなかを通る風、ワンピースが大好きなのはそのころからでした。
 小学校の帰り、青空にもくもくと入道雲が膨らんで、夏の匂いがすると夏の衣替えの季節が来たと、わくわく胸が高鳴りました。しょうのうの匂いとともに一年ぶりに再会するお気に入りのワンピースたち。大好きなワンピースのひとつにパフスリーブの白いワンピースがありました。ある日、そのワンピースを着て、公園で友達と遊んでいるとき、高く高くこいでいたブランコから落ちたことがありました。立ちこぎをしていたブランコの一番高いところから足を滑らせて、「どうしよう」と思った瞬間、ふわりとスカートがパラシュートのように膨らんで、友達の拍手のなか、奇跡的にかすり傷ですんだことがありました。夏、ワンピースに袖を通すたび、あの一瞬の夢のような出来事を、今でも時々思い出します。
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by cinnamonspice | 2010-08-07 06:32 | おかいもの

青の世界

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吸い込まれそうな一面の青の世界。
水族館へ行きました。
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水の中を目を閉じて気持ちよさそうに泳ぐアシカやアザラシたち。
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でも、この日の一番は童話に出てきそうなまんまるなかえる。
気持ちよさそそうにくうくう、喉を膨らませながら眠っていました。


絵日記
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by cinnamonspice | 2010-08-07 05:54 | まいにちのこと