ビスケットの缶

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心と心

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摘んできたイチゴで小人とイチゴジャムを作りました。
お手伝いしてくれた小さなコックさんたちのお礼には、出来立てのシロップでイチゴミルクをご馳走。

夕飯のとき、ふいに小人の口からこぼれるpreschoolの話。
「今日、CくんとFちゃん、ランチ食べたの。僕が言ったら、Miss Ashley(担任の先生)が小人のクラスに呼んでくれた。」
小人が学校で仲良しの日本人の男の子と女の子は、小人より一歳年下なので普段は違うクラス。遊ぶ時間以外は別々にすごしている二人のお友達が、自分のクラスに来て一緒にランチを食べたと言うのでした。
「小人は先生に何て言ったの?」
「C(男の子の名前)and F(女の子の名前) come here, please.
そしたらね、先生“OK. 私呼んでくるわね。”言ってくれた。」
いつもあまりほかの子ともうまく話せず、黙々とランチを食べている様子の小人。その拙い小人の英語にじっと耳を傾けて、クラスの違うお友達を呼んでくれた先生の心遣いに胸がいっぱいになりました。心と心が通じ合える先生に出会えたこと、とても幸せなことだな、と思います。難解な小人Englishを理解してくれる先生にただただ頭が下がる思いです。

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by cinnamonspice | 2009-04-30 15:57 | こども

strawberry picking

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イチゴ狩りに行きました。
みずみずしいイチゴに口を真っ赤に染めてほおばる小人たち。
ポニーに乗って、汽車に乗って、宝探しをして…
お日さまをいっぱい浴びて、帰りは夢の中。

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by cinnamonspice | 2009-04-29 01:26 | まいにちのこと | Comments(2)

赤いリネンドレス

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赤いリネンのシャンブレーの布でワンピースを縫いました。
胸元には蝶ちょのブローチを。外履きバレリンの白とあわせようかな。

少し前に、1歳に満たない小さなベビーちゃんを連れたお友達が遊びに来てくれました。
女ばかりでわいわい話をしている間もずっと、ママの胸に抱っこされたベビーちゃんは、まばたきすることも忘れたように、澄んだ瞳でまっすぐママを見つめていました。花に吸い寄せられる蝶のように、うっとりママを見つめるベビーちゃんからはとろけてしまいそうな甘い空気がこぼれていました。ママというお仕事ってすてきだな、と思う瞬間でした。
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by cinnamonspice | 2009-04-27 01:25 | ひとつだけのもの

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今週の小人のpreschoolの宿題は「rain」。

 外国の人が日本語を勉強するとき、日本語のひらがな、カタカナ、漢字の中で、漢字から覚える人が多いという話を聞いたことがあります。日本人には漢字が一番難しいように思えて不思議な感じがするけれど、漢字は象形文字のものが多くあるので、絵や記号のような漢字の成り立ちがおもしろいのだとか。日本人の私たちも見慣れた漢字もじぃーっと見つめていると面白く映ってくるように感じます。
 少し前にドキュメンタリーの番組で、禅寺のお坊さんが外国の人に墨で何か文字を書いてほしいと頼まれて文字を書くところを見ました。さらさら、とすべるように筆が動いたかと思うと、和紙の上にはその人の心の中をあらわすような、やわらかくて美しい「雪」「月」「花」の文字がありました。その様子を見ていたら、小さいころに、体の中にしみこんだ墨汁のにおいと、半紙の紙のすれる音がよみがえってきました。いつか小人たちと一緒に習字をしてみようかな。きれいな文字を書くことは少し先延ばしにして、小人たちそれぞれの好きな文字を好きに書くそんなところから始めてみたら…。そのときは私は「雨」という文字を書こうかな。しと、しという雨音が聞こえてきそうな文字を見ているだけで、心の中も潤うような気がするのです。

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by cinnamonspice | 2009-04-23 07:32 | すきなもの | Comments(10)

ナイショ

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だんなさまのbirthday cakeを焼きました。

週末、だんなさまの誕生日を祝いました。
バースデイカードには小人が絵を描きました。眠っているだんなさまに聞こえないように、小さな声で、
「夜、birthday cakeをフーッとするまではナイショね。」
と言うと、同じように口に人差し指を当てて
「わかった。」
とヒソヒソ声の小人。でも、朝ごはんを食べたあとも、午後お茶をした後も、夕飯のしたくをしているときも、
「ママ、まだ(カード)渡さないの?」
と聞く声は少し大きくてひやひやでした。でも、“ナイショ”という甘い響き、小さな胸にはくすぐったくてしかたがなかったんだね。
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by cinnamonspice | 2009-04-20 00:04 | まいにちのこと

ハチミツ

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「ママ、くまさん死んじゃうの?」
「どうぞのいす」の絵本のなかで、くまが壜いっぱいに入ったハチミツを飲んでいるページを読んでいるときのことでした。
「え?」
と、聞き返すと、
「くまさん、ハチミツいっぱい飲んだら死んじゃうよね。」
と、心配そうに覗き込む小人。そのとき、やっと意味がわかりました。ハチミツにアレルギーのある小人。自分とくまを重ねているのでした。
「そうだね。小人くんが飲んだら死んじゃうかな。でも、くまさんは大丈夫なのよ。」
「ふぅん、そうか。ママは?」
「ママもきっと大丈夫じゃないかな。」
「でも、ママ、飲まないでね。僕、飲みたいなっちゃう。」
生の卵とピーナッツとハチミツ。いつか食べられるようになるといいね。というつぶやきを、ママは胸の中にしまいました。
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by cinnamonspice | 2009-04-17 10:41 | こども

friend

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夕飯のときのこと。
「今日、パウロ(小人のクラスメート)と遊んだんだ。」
と、小人がふいに話し始めました。小人が仲良く遊んでいたパウロくんは、少ない言葉を頼りの推測だけど、実は少し前にささいなことをきっかけに、小人はパウロくんと話さなくなってしまっていたのでした。
「僕、パウロに、“ねぇ、パウロ、いつ5歳になるの?”って聞いたの。
 パウロは“僕は5歳になるの遅いの。”って言ってた。
 (今度)パウロが、“When is your birthday?”って言うから、
 “もうすぐ5歳になるんだよ。”って僕言ったの。
 そしたら、パウロ、“Oh.”って言ってた。」
「そのほかに、どんなお話をしたの?」
と私が尋ねると、
「Roary the Racing Car、一緒に唄ったよ。」
と、小人の好きなTV番組の歌を唄ったと、にこにこ笑ってみせる小人。
そういえばpreschoolの帰り立ち寄った隣のスーパーマーケットで、
「Hi,小人くん。」
と、顔いっぱいの笑顔で男の子が声をかけてくれたっけ。あの子がパウロくんだったんだよね。
複雑な英語は話せない小人と日本語を話せないパウロくんの会話。子供の世界には言葉の壁はないのかもしれない。そう思ったら、なんだか目頭が熱くなってしまいました。
「ママ、泣きそう?」
ママはあなたに何もかも見透かされてしまっているのかもしれません。
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by cinnamonspice | 2009-04-16 12:56 | こども

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風が強い日。ママはお裁縫を。
手のひらにのるほどの小さな鉄製のアイロンは裁縫のお供に。
風が強い一日でした。
「少しだけ」と、言う小人と中庭でシャボン玉をしました。
下から上に渦巻くように吹き上げる強い風に、大きく枝を揺らすジャカランタの木。水底から勢いよくのぼる泡のように、風に吹き上げられてどこまでも高く上っていくシャボン玉のいつもとは違う様子におおはしゃぎの小人。一方、足元を駆け抜けていく木枯らしや木を見上げては立ち尽くして「怖い、怖い」とつぶやく弟小人。弟小人と同じ高さの視線で強風に苦しそうに身をねじるようにゆれる木々を見ていたら、いつも風が強い日、助けを求めてくる弟小人の心の中の景色を覗いたような気がしました。
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by cinnamonspice | 2009-04-15 16:17 | まいにちのこと

家族

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小人が折り紙で作ったカラフルなスパイス。
(ボトルはガラスの本体に陶器の蓋が付いた丁寧なつくりに惹かれたHABA社のもの。)
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お兄ちゃんがいない間に、たっぷり使ってスペシャルドリンクを作る弟小人。

朝食のときのことでした。弟小人が、ダイニングーテーブルのそれぞれの椅子をひとつつづ指さして、「パパ、ママ、小人(の名前)、弟小人(自分の名前)」とゆっくり確かめるように言うと、うれしそうに笑いました。その高い声が初めて発したお兄ちゃんの名前と、自分の名前。家族で囲む食卓で、かみ締めるようにつぶやいた弟小人と同じく、このとき本当の意味で家族が4人になったように感じました。
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by cinnamonspice | 2009-04-11 22:13 | こども

お味噌汁

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主婦になって8年目。
恥ずかしいけれど、最近少し上手にだしを取ることができるようになりました。これまであまり好きではなかった自分の作るお味噌汁を、最後の一滴まで飲むようになりました。ヒントはお友達から教わった、いりこ。さっそくだしを昆布といりこに変えてみたけれど、同じ素材を使っていても、使う量(今でも目分量)冷水に漬ける時間や取り出すタイミングが違うせいか、なかなかおいしいお味噌汁にはたどり着ませんでした。
 お味噌汁を飲みながら、日本へ帰るたびに、だんなさまの実家や実家で飲むお味噌汁が体に沁みたことを思い出しました。お味噌汁の修行はまだまだ始まったばかりです。
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by cinnamonspice | 2009-04-11 21:28 | すきなもの