ビスケットの缶

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ラブレター

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松長絵菜さんのレシピでmaple roll cakeを焼いておやつに。

以前、年配の男性の人が自分の母親のことを、“チャーミングな人”と言うのを聞いたとき、その一言がお母様へのとびきりのラブレターのようで胸がどきどきしました。
いつか、私がこの世界からいなくなって、誰かに
「小人のお母さんはどんな人でしたか?」
と、訊ねられたとき、母親として、“立派”でも、“優しい”でも、“賢い”でもなく、
「おっちょこちょいで、不器用で、料理も下手だったけれど、チャーミングな人だったかなぁ…」
そんな風に言ってもらえたら、うれしいな。子供と一緒に泣いて笑って。風のように生きていけたらいいな。
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by cinnamonspice | 2008-07-30 10:19 | いろいろ

二つのヒゲ

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小人のいたずら。
夜、ライトを消そうとしたら、家中のライトのスイッチに乗せられていたどんぐり。
(消すともれなくどんぐりが落ちるというからくり。)

もやしのヒゲ取りを小人としていたときのこと。黙々と作業をしていたら、
「パパ、おヒゲ(取らないで)いいの?」
と、小人。
「パパのおヒゲ?」
驚いて聞き返すと、小人はあごに手を当ててにこにこ。
「パパのお髭はもやしと違って取らないでいいのよ。」
「パパ、お髭かっこいいね。あむあむ(もやしのこと)おヒゲだめね。おヒゲおいしいないね。」
パパのお髭、もやしのおヒゲ。かっこいいお髭とおいしくないおヒゲ。大きな発見にうん、うん、とうなずく小人でした。
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by cinnamonspice | 2008-07-30 09:31 | こども | Comments(6)

夏の一日

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海水浴ならぬ湖水浴へ出かけました。
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水を得た魚と、もう一人は…
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パパにしがみついたまま。

青々とした実がなるオリーブの木陰で遊ぶ小人たちを見ていました。遠くに聞こえる子供たちのはしゃぐ声も照りつけるお日様もうそのように、時折ふわりと穏やかな風が吹き抜ける以外は静かな木陰。無声映画のように遠くの小人たちを見ていたら、ふいにサガンの「悲しみよこんにちは」の小説を思い出しました。昔読んだときは主人公の女の子に近い年齢で、少女の目線で見つめた本の中の景色ももしかしたら今はまた違って映るのかな。そんなことをぼんやり考えていました。

指に感じる水面の感触、お日さまの光を受けてきらきら光る宝石のような水しぶき、足もとの砂、偶然見つけたたまごのような不思議な形の石…
初めての湖はたくさんの思い出をぽっけに忍ばせてくれたかな。家に帰ると膨らんだ小人のポッケから今日のたからものの石がひとつ、出てきました。
「今度は海に行く!」
今度はどんなたからものを見つけるかな。小人たちの夏ははじまったばかり。
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by cinnamonspice | 2008-07-29 09:59 | こども | Comments(4)

パンツ好き

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お兄ちゃんのパンツが大好きな弟小人。
見つけたら…
かぶります。

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by cinnamonspice | 2008-07-26 06:08 | こども

シナモンロールの香り

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久しぶりにパンを焼きました。
食いしん坊の主の心を映し出したぷっくらふとっちょのシナモンロール。
シナモンロールの香りはLAの空港で一番に迎えてくれるアメリカの香り。

少し前のこと、屋外のモールの駐車場から車をバックさせて出ようとしていたものの、なかなか車の往来がやまないので、のんびりすべての車が通りすぎるのを待っていたときのことでした。サイドミラーを見ると、通りかかったおじいさんが私の車のそばに立って、周りの車の往来を確認しながら手で「オーライ、オーライ」と、合図をしてくれていることに気がつきました。別れ際に目が合ったときに「Thank you.」と、伝えると、おじいさんはにこっと笑ってくれました。その笑顔はひだまりのようにあたたかで、その日一日とても幸せな気持ちになりました。
また、昨日は屋内のモールで弟小人をストローラーに乗せて小人と歩いていたときのこと。
屋内のplay spaceへ向かう途中、弟小人がいたずらで片方の靴を脱いで落としたのを拾って、そのまま片方はだしのままで乗せていました。すると、デパートの入り口で携帯電話で話していた女性が、
「Are you missing his shoes?(彼の靴をなくしていない?)」
と、通話中のところ受話器を手で押さえて、親切に声をかけてくれました。
「あ、大丈夫です。ありがとう。」
と、答えて通り過ぎると、今度はまた若い3人の10代の女の子たちが通りすがりに、
「彼、片方靴がないけれど、なくしてませんか?」
と、声をかけてくれました。play spaceまでのほんの短い距離の間のできごと。
なにげない優しさ、それをみんな「こんにちは。」と、言うくらいさりげなく声をかけてくれる。すてきな国だな、暮らしてみてしみじみと感じます。そして、私もそうありたいな。
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by cinnamonspice | 2008-07-26 06:02 | まいにちのこと

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母が贈ってくれた本から、ワンピースを作りました。
目を閉じたときの暗闇のような黒。
心地よい音に出会いました。
かた、かた…という固い木がコンクリートにあたるような乾いた音。
どこかで聞いた涼やかで懐かしい音、と心の中へ探しに下りて見つけたのは、夏に耳にする下駄の音でした。LAの地でまさか、と思って振りかえると、すらっとしたアフリカ系のアメリカ人の女性がとおり過ぎていきました。一瞬のことだったのでよく見えなかったけれど、もちろん下駄ではなく恐らく木のサンダルだったような…。でもその音に出会えたおかげで、その後も心の中に日本の夏の夕暮れの気持ちのいい風を感じて幸せでした。
「音」というと、こちらでも時折放送されているNHKのBSの「音紀行」という番組は好きな番組のひとつ。ナレーションの代わりに文字と映像が映し出されて、ただ静かにその音を楽しむという番組。見るたびに心をが清められるような、宝石のような音に出会える番組なのです。とても短く番組と番組の合間に放送されるので、いつも見られるわけではないのが少し残念なのだけど。
これまでに紹介された音の中でも「沖縄 竹富島の朝の音」として、この島の人々が早朝、珊瑚で作られた白い道を箒で掃き清めるサリ、サリ、サリ、という心地よい音、長野県の北八ヶ岳の山を通る雨の音など、どれも心の中に「音の博物館」を作って保存しておきたくなるくらいすてきな音でした。黒い夜空の闇にきらきら浮かぶ星のように、目を閉じて耳をすますと、私たちのまわりのすてきな音が聞こえてくるのかもしれません。そんな一粒の宝石のような音に会えた瞬間、心の中に灯りがともるそんな気がします。
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by cinnamonspice | 2008-07-23 08:58 | ひとつだけのもの | Comments(4)

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marketで出会ったもうひとつのFloraのボウル。
ざくざくたっぷり、緑がまぶしい夏のサラダに。
うまれたばかりのベビーちゃんに会いに行きました。
触れていることを感じないくらいふわふわのほっぺ。小さな体いっぱいで泣く声。
見つめているだけで涙がこぼれそうなくらい清らかで、胸が震えました。
 今朝のこと。
「ベビーちゃん、絵を描く。」
と、小人が描いた絵には小さなベビーベッドで眠るベビーちゃんと、にっこり笑うベビーちゃんのママ。小さな天使とすごした時間、小人の胸にもコトリ、と何かが響いたようでした。

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by cinnamonspice | 2008-07-23 02:57 | まいにちのこと | Comments(0)

魔法の言葉

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おやつに作ったチョコレートムースを昼間と夜のおやつの時間にぺろり、ぺろり。
翌朝、顔に小さなお土産ができました。

小人たちとランドリールームへ向かうときのこと。
弟小人(早くもTerrible Two)が途中、駐車場で車を指差して(車に乗る!)と言って、プイと上を向いたきり一歩も進まなくなりました。説得しても動かず耳の扉もパタン、と閉めてしまったかのような弟小人に、小人と私が先を歩きはじめると、弟小人は激しく泣きながら追いかけてきました。そんなとき、ランドリールームでばったり、男の子を連れた女性に会いました。その女性は泣いている弟小人に、
「Hello! What's the matter?」
と、そばにきて腰をかがめると、柔らかな声で、
「I love you, sweetie.」
と、言いました。
その言葉に魔法にかけられたように、ぴたり、と泣き止んだ弟小人。
「I love you.」という言葉。その言葉が弟小人が聞きたかった言葉だったのかな。私の胸の深いところに、甘く優しくいつまでも響きました。
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by cinnamonspice | 2008-07-19 12:24 | こども | Comments(8)

マ行

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噂の人は料理中。
今日も小人厨房からはいい香り?がこぼれます。

マ行で話をする弟小人。
今では弟小人が「ママー」と呼ぶと、ママ、パパ、小人全員が返事をします。
「マ、」はお茶。
「マーッ」は抱っこ。
「マ、」は見て!
「マー!」は違う!
「マ」の微妙なニュアンスで表現する弟小人の言葉を一番理解しているのが小人。
「マー」
と、言われて私がお茶をあげようとすると、
「マー!」
と怒る弟小人に横から小人が
「ママ、違うよ、弟小人くん、抱っこ、言ってる。」
半信半疑で抱っこすると…にっこり、笑顔の弟小人。今日も小人ママの通訳頼りのママです。

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by cinnamonspice | 2008-07-18 11:16 | こども

遊び方

日本のばあばからとびきりのお土産、プラレールのセットを預かってきただんなさま。小人たちに、ママに、なんだか運び屋さんのようですが…。(念のため、目的はお友達の結婚式でした。)
新幹線は初体験の小人たち、遊び方もそれぞれ。
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小人流の遊び方。正座。
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弟小人流の遊び方。ごろ寝。(より臨場感を感じられます。)

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by cinnamonspice | 2008-07-18 03:29 | こども