ビスケットの缶

カテゴリ:たべもの( 188 )

きのこ嫌いな子のきのこのスープ

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Trader Joe'sのトリュフソルトをアクセントに。
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トマトが大嫌いな弟小人、トマトが大好きな小人。
すっぱいものが嫌いな弟小人、すっぱいものが好きな小人。
チョコレートが大好きな弟小人、チョコレートがあまり好きではない小人。
(アイスクリームは弟小人はいつもチョコレートで、小人はレモンソルべを選ぶ。)
食べ物の好みが全く異なる二人。
 食物アレルギーがある小人よりも食物アレルギーのない弟小人のほうが食べ物の好みが保守的で、好き嫌いがあるからおもしろい。きのこもそのひとつ。きのこが入ったおかずを出すと、弟小人は嫌そうにそれだけを取り出してから食べる。そんな弟小人に対して、だんなさまと私はきのこが大好きなので、秋になると食べたくなるきのこのスープを作った。ベーコンがアクセントになったクリーミーなきのこのスープ。家にあるきのこで作ったから、今回はエリンギとしいたけだったけど、まいたけやしめじが入ると一層おいしい。一応、小人と弟小人にも飲むかどうか尋ねてみる。お鍋の中を覗いて、「いらない。」と言う弟小人。小人は「飲んでみる。」と言った。大人用にと作ったスープだったのに、気がつけば、小人が何度もお代わりをしていた。「ベーコンが入っていておいしいんだよ。」それを見ていた弟小人が「一口飲みたい」と言った。恐る恐る小鳥がついばむように一口含むと、「もっと飲みたい。」と飲んだ。翌朝には売り切れだったこのスープ、お鍋の底をかきあつめて最後の一皿を飲んだあと、「スープは?」という弟小人に、もうなくなったと伝えると、「またきのこスープ作って」とお願いされた。きのこ嫌いの子のきのこスープのリクエスト、大きな驚きだった。
 今朝、弟小人が朝食を食べ終わるとキッチンへ来て言った。
「ママ、今日の晩御飯は何?」
「何にしようかな。」
そのときはそう答えたけれどそのあと、思いついた。今晩はそうだ、あのきのこスープにしよう。サッカー少年たちの喜ぶ笑顔が見える気がした。
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by cinnamonspice | 2014-11-13 15:03 | たべもの | Comments(0)

駆けて転んで

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涼しいくらいの陽気の日が続いて、グラタンを焼きました。
大きなベーキングパンで焼いたのに、あっという間にみんなのおなかの中。
Trader Joe's のQuattro Formaggioが癖になるおいしさ。
やっと秋、と思ったら、週末には35度近くなるのだとか。

 小人たちがサッカーを始めた。これまで日本語の補習校があってできなかったけれど、やめたおかげでできるようになった。毎日のようにサッカー少年を練習やら試合やらに送り迎えしている。練習は小人は週に2回、弟小人は週一回、練習時間も1時間半と1時間とそれぞれだ。涼しい夕方に練習をしているのに、終わるころには滝に打たれたみたいに汗をかいている。それでも、「楽しい、楽しい。」と言う。友達とぶつかりながら、駆け回っている様子を見ていると、男の子だな、と思う。チームスポーツのサッカーでは、スイミングとはまた違うことを勉強している。駆けて転んで、泥んこになって、大きくなあれ。
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by cinnamonspice | 2014-10-02 18:47 | たべもの | Comments(4)

天ぷら

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小人が「天ぷらを食べたい」と言ったので、土曜日の夜、だんなさまが天ぷらを揚げました。
アメリカに来て、家で作って食べるのは二度目です。

天ぷらは、だんなさまの実家ではお義父さんが作ってくれるものなのだという。だから天ぷらは週末のごはんとのことだった。私の実家では、母が大好きだったので、夏の食卓によくのぼった。母のは、粉も水も適当な配分なのに、いつもからりと揚がっていたっけ。揚げるのは私の担当だった。いつも母は、「少しだけと思っているのに、たくさんできちゃうのよね。」と笑っていた。でも残った天ぷらは翌日には、天丼に。その味のしみた天丼のお弁当が楽しみだった。結婚して、一度私が日本で作ったときは、衣の分厚いぺたぺたの天ぷらができあがった。簡単だと思っていた天ぷらが難しいのだとそのとき知った。それ以来、私は作っていない。母の天ぷらは、日本へ帰ったとききの楽しみのひとつと決めている。
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ふわっと甘いえびとたまねぎと長ねぎのかき揚げ。ビールと最高。
残った天ぷらで翌日のお昼は天丼にしました。

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by cinnamonspice | 2014-08-05 03:53 | たべもの | Comments(2)

magic word

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この日のランチは、前日のおかずの残りのかぼちゃコロッケでコロッケサンド。
「ソース多めで。」というのがだんなさまのリクエスト。

小人たちのサマーキャンプ(小人たちのはデイケアみたいなもの)が始まった。毎日のように、プールやScience Center、Adventure Playground、いろいろなところへフィールドトリップへ出かけている。お友達とたくさん遊んでくるからランチもスナックも入れても入れても足りないと言う。先生たちから、ランチは(忘れ物などの関係か)紙袋などに入れて捨てて来られるもの、という指定なので日ごとおにぎりの数が増えていく。
 私は一人時間をもらってみたものの、特別なこともすることもなく一日がすぎていく。今日は出かけないつもりだったけど、小人たちのおやつを買いにスーパーマーケットへ行った。

 お菓子売り場の棚の前で悩んでいると、興奮気味に買い物する8歳くらいの白人の女の子が来た。
「わぁ、Cheez-It!!ママ、キャンプにCheez-It買ってもいい?ねぇ、二袋いい?」
ママからすかさずだめと言われる。すると、ちょっとすねてみせてから、
「わかった、ひとつでいいわ。」
と言いながら、踊っている。そう言われることははじめからわかっていた様子だった。女の子は「キャンプ」というmagic wordでどうにも、興奮が抑えきれないのだとわかった。女の子のママはその隣で淡々と買い物を続けている。セールになっていたクラッカーのGoldfishのPuffsをかごに入れる。私はその隣に置かれていた小人たちが好きなGoldfishのextra cheddarを手に取る。女の子のママは後ろの棚を見て、
「レーズンはいる?」
と女の子に聞くと、
「オエー、気持ち悪い」
と、おどけてみせた。そして、ママに
「ただ『いらない』と言いなさい。」
と、たしなまれていた。微笑ましい。うれしくてうれしくて、普段しないこともしてしまう気持ちがわかるような気がした。私は女の子たちが去った棚から、小分けの紙箱に入ったレーズンの袋をかごに入れた。そして次の陳列棚へいくとまた女の子たちに会った。結局、その女の子とママとその先二つの陳列棚まで一緒だった。ふわふわと漂う幸せの空気をまとって、ママの周りを子犬のようにじゃれるように話し続ける女の子を見ていたら、私もわくわくした空気をわけてもらった。
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by cinnamonspice | 2014-07-12 12:41 | たべもの | Comments(0)

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お友達のおうちでお土産にいただいたBBQのチキンで作ったキンカレーサンドイッチでランチ。
グリルしたチキンはスモーキーで格別。
アイスソイラテと。

冬生まれを理由に大人になるにつれ、夏が嫌いになった。
LAに来て(湿度がないので夏もすごしやすい。)小人たちと暮らすようになったら、また夏が好きになった。
夏のにおい、のんびりな日没、子供たちの歓声、BBQ、プール、海、山。
もうすぐ夏休みが始まる。
この夏の計画をだんなさまと話す。
真っ赤な大きなスイカをじゃくっと切ったら、夏のにおいがした。
夏のはじまりは子供のようにわくわくする。
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by cinnamonspice | 2014-05-29 13:36 | たべもの | Comments(0)

a perfect day for lemonade

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最高気温36℃という体温のような予報の一日。
レモネードを作りました。

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冷蔵庫できんきんに冷やして。子供たちを待ちます。

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by cinnamonspice | 2014-05-15 12:44 | たべもの | Comments(0)

shrimp taco

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週末は子供たちの大好きなメキシカンでシュリンプタコスにしました。
ぱくぱく、みんないい食べっぷり。

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野菜もたっぷりでメキシカンフードは彩りもきれい。
だんなさまのリクエストで、サルサにはシラントロをたくさん入れて。

 LAに来るまではあまり食べる機会がなかったメキシカンフードですが、子供たちが好きなのもあってよく食べるようになりました。ソフトタコスにくるくる巻いていたら、なんだか手巻き寿司にも似ているような気がしてきました。
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by cinnamonspice | 2014-05-09 05:14 | たべもの | Comments(0)

贈り物

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少し時計の針が戻りますが…
お友達がEaster Sundayのブランチのときに卵をプレゼントしてくれました。
(パッケージを使ったさりげないラッピングもかわいい!)
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実はこの卵はかわいい水色なんです。(自然のイースターカラー)
アローカナという鶏の卵なのだとか。
ほかの鶏よりあまり卵を産まないから貴重なんだそうです。
目玉焼きにして、いつもの卵と食べ比べてみました。
卵を割ると中身は普通の卵と同じ(黄身の色がレモンイエローで少し薄いくらい。)ですが、
黄身の味が濃いような気がしました。栄養価も高いのだとか。
さりげなくこういうプレゼントができる友人、心から尊敬です。
見た目の華やかさを重視する人もいるし、飾らないけれど中身を重視する人も。
贈り物って、人柄が出ますよね。

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by cinnamonspice | 2014-05-01 13:20 | たべもの | Comments(2)

焚き火を囲む

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今日のお昼はキャンプの残りものをぽつぽつと。
ホットドックとキノアサラダ、マスカットなど。

 夜、大人たちは、キャンドルと焚き火のもと、コーヒーと甘いものをつまみながら、昔話から今の話まで夜更けまで話し明かしました。焚き火を囲むと不思議と?暴露話になったりして。修学旅行の夜に似ているのかもしれません。子供たちは、キャンプ恒例の光もの(grow lightのおもちゃ)で遊んで、スモアーを食べて、星空を観察した後、友達のだんなさまの用意したカメラでテントをスクリーン代わりに映してMovie Nightをしました。キャンプの日だけは時間を忘れて、子供も夜更かしOK。出かける前、小人と弟小人が二人で相談しながら用意したバックパックには、漫画のことわざ辞典、「ポケモンファン」(雑誌)、ポケモンボール(おもちゃ)、ぬいぐるみのほかに自分たち用に小さなお菓子を用意してきていました。それをお友達とつまみながらのMovie Night。子供も大人も特別な夜になりました。
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by cinnamonspice | 2014-04-29 05:07 | たべもの | Comments(0)

ハンバーグ

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 週末はだんなさま特製のハンバーグでした。前日までおかゆをいただいていた小人と私は、山のようにそびえるハンバーグを前に食べられるかなと不安になったのもつかの間、あっけなくぺろり、と食べました。山のようなハンバーグは、食べるとすぐにエネルギーに代わって行くような感覚がして、食べ物ってすごいなと思いました。
 昨年の夏、日本へ帰ったとき、だんなさまのお父さんがハンバーグを作ってくれました。今まで食べた中で一番大きなハンバーグで、あまりの大きさに食べきれるかなと不安になったけれど、切ると肉汁がじわーっとあふれて、あまりのおいしさにあっという間におなかにおさまっていました。人生で一番大きなハンバーグは、人生で一番のおいしいハンバーグでした。それ以来、何度もだんなさまと話していたら、ある日だんなさまが思い立ってハンバーグを作ってくれました。お父さんのハンバーグを思い出すような大きくてジューシーで、日本のあの夜を思い出しました。
 「またハンバーグ作ろうか。」
そう言って、再び作ってくれたハンバーグ。 「おいしい、おいしい、」とほおばる私たちをうれしそうに見つめるだんなさまは、
「親父においついたかな。」
とうれしそうでした。一歩、一歩、親に近づいて行くうれしいようなさみしいような、親と子について考えた夜でした。
 
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by cinnamonspice | 2014-03-28 04:09 | たべもの