ビスケットの缶

カテゴリ:キャンプ( 76 )

セコイヤ国立公園 キャンプ

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車を4時間半走らせて、セコイヤ国立公園にキャンプに来ました。
深い森、こぽこぽという川の音、きらきらとした日差し。
この自然に会いたかった。
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「足がきーんとなる、」
と子供たちが言った雪解けの水は、想像より冷たくて思わず一度足をすくめてしまうほど。
しばらくすると慣れてきました。
子供たちは石の銀行ごっこ。
その脇をアメンボがすいすい泳いでいきます。
カエルの卵らしきものを見つけたり、不思議な虫を見つけたり。そのたびに大きな歓声があがります。
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モカも川にそろそろと近づいて足を水につけていました。

+Lodgepole Campground #021
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by cinnamonspice | 2016-07-05 04:14 | キャンプ | Comments(0)

キャンプの朝

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朝日が昇ると世界に色彩が加わる。
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まずはコーヒー。
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お兄ちゃんが焼いたパンケーキのタワー。
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自家製イチゴジャムと、メープルシロップ、家にあったバナナ、なんちゃってホイップクリームのスプレーと。
甘いものにはしょっぱいものも。
昨日の残りのクリームシチューとベーコンも。
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この方は食べる専門。
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昨晩は、虫の声にもびくびく、夜中のコヨーテの声にも飛び起きていたこの方はお疲れ気味。

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by cinnamonspice | 2016-04-08 07:11 | キャンプ | Comments(0)

自然時間

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子供の学校の送り迎え、レポートや宿題、サッカーの練習、週末の試合、学校のイベント、毎日の暮らしを送っていると、酸欠の魚のように自然が無性に恋しくなります。
待ち焦がれていた春とともに再びキャンプの季節がきました。
自然にどっぷりとつかりに、Joshua Tree National ParkへLAから車で3時間半走らせて向かいました。
砂漠なので4月でも昼間は28℃まで上がり目をあけているのがつらいほど日差しが強く感じます。
乾燥しているので日陰に入るとひんやり冷たくて気持ちがいい。(じっとしていると肌寒いほど)
空を仰ぐとどこまでも青く高く広がる空があります。
ごつごつとしたとてつもないスケールの岩山を前にして思わず深呼吸。
みんなでテントをたてると、かんかんと照りつける日向を逃れ岩山を上って日陰を探します。
岩と岩の狭間で凍らせたレモネードでクールダウンしてから、近くを散策してみました。
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そこここに小さな白い花や、黄色い花が咲いていました。
LAではあまり見ない黄色いもんきちょうが春の訪れを喜ぶように飛んでいました。
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サボテンも花をつけて、砂漠にもきちんと命あふれる春が訪れていました。
標高1500メートルほどあり、このあたりでは割と標高が高いので岩山を歩いていると息があがります。
岩を登って下りて、岩陰で一休み。
再びキャンプサイトへ戻ったあとも、子供たちは空想を広げて岩山を探検、その間大人は岩陰で休息。
ひんやり冷たい岩の上に寝転ぶと、大地とつながっているのを感じます。
時折吹く涼しい風が心地よくて気がつくとうとうと眠っていました。
目が覚めると遠くで聞こえるお兄ちゃんと弟くんの声。
なんにもしない、が心地よい。
ちょうちょが飛び、岩の上でトカゲが日向ぼっこし、雲が流れ、ただ風を感じていると、時間から、日常から解き放たれて自由なんだと感じます。
お日さまはゆっくりとめぐり、沈んでゆきます。
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by cinnamonspice | 2016-04-07 10:33 | キャンプ | Comments(4)

砂漠の夕暮れ

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Joshua Treeは夕方から夜が特に美しいと思う。
日が傾き始めると、急にやさしい顔をのぞかせる。

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少し早めにおつまみをつまみながらビールと。
からからの喉に木々が水を吸うようにビールがしみじみ染みわたる。
今日は子供が好きなターキーチリとトルティーヤチップス、ソルトアンドペッパーピスタチオをつまみながら夕飯の用意。
今回は忘れ物無しかと喜ぶのもつかの間、スティック野菜を用意したのに、ディップを忘れたのは残念。

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アボカドをつぶして簡単グアカモレも。

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空の下お料理していると、食材がきらきら輝いて見える。

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メインのクリームシチューはお兄ちゃんと弟くんが作ってくれた。

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by cinnamonspice | 2016-04-06 14:49 | キャンプ | Comments(0)

Joshua Tree National Park

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週末はJoshua Tree National Parkへキャンプへ。
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キャンプサイトの裏にはこんな岩山。
子供たちは岩山を上ったり下りたり、秘密の洞窟を探検したり虫や植物を観察したり冒険中。
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心配したこの方は、相当なインドアぶりを発揮。
硬い岩山を登るのは好きだけど、砂利や砂の道は嫌いというお姫様っぷり。
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砂利の上で寝るのは嫌だと結局だんなさまのひざの上でお昼寝。

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by cinnamonspice | 2016-04-06 07:44 | キャンプ | Comments(0)

コヨーテの夜

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真夜中、コヨーテの声で目が覚めた。
静けさを破る、ワオーンという仲間を呼ぶような遠吠えが、岩山を駆け抜ける。
野生が目覚めるような鳴き声だ。
私も呼ばれたような気持ちで目が覚めた。
そして、明け方にももう一度、今度は帰る合図のように、長い遠吠えが違う方向から聞こえた。
コヨーテたちの夜。
真っ暗な闇はコヨーテにはどんな風に映るのだろう。
以前は怖かった鳴き声にいつの間にか慣れた。

翌日も、男の子たちはひたすら岩山を駆け巡る。
その姿がコヨーテと重なった。

(今回は道をガラガラ蛇?が体をくねらせながら猛スピードで横断したり、ウズラの親子が一列になって道を横切っていくのが見えました。)
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by cinnamonspice | 2015-05-27 13:11 | キャンプ | Comments(0)

週末の冒険

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人間の想像力をはるかに超える自然の不規則性。
岩のジャングルジムを、大人も子供もみんな夢中で上っている。
そこに山があるから。
そこに岩があるから。
夕暮れは、岩山のシルエットと夕焼けを眺めながらビールを飲んでのんびり。
夜は星空を見ながらコーヒーを。
忙しい日常を全部オフにして、心を休める。

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by cinnamonspice | 2015-05-27 04:40 | キャンプ | Comments(0)

夜の砂丘

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夜、砂丘へ星を見に行こう、とだんなさまが言って、とっぷりと闇に包まれた道を車を走らせてMesquite Sand Duneへ行った。
当たり前だけど、砂丘は昼間と同じ場所に夜もひっそりとあった。
でも、消えてしまっているんじゃないかと思うくらい、そこだけぽっかりと浮かんだ砂丘は幻想的な景色だった。
すっかり日は沈んだけれど、山の際はまだほんのり薄い青で、濃紺の上空とグラデーションを作っていた。
満点の星空の下、昼間よりも砂丘が美しく感じた。
昼間あれほど熱かった砂はひんやりと冷たく、さらさらと心地よい。
小人たちは砂の上に座って、星空を見上げた。
「砂を掘るとあたたかい」
小人の声に、砂を掘って触れてみる。
昼間は熱い砂を掘ると中は冷たく、夜はひんやりと冷たい砂を掘るとあたたかかった。
自然はこうして調整しているんだ。
弟小人がレンジャーにどうしたらさそりを見れるか聞いたときのことを思い出した。
“昼間あたたかかったところに日が暮れて座っていると会えるわよ、で、もし会ったら私は逃げるわ。”
どうやら弟小人もそのことを思い出したらしく、座っていたけれど立ち上がった。

「僕、オリオン座見つけた!」
「僕、北斗七星を見つけた」
兄弟で競い合うように星座を見つけた。
「北斗七星は、フライパンみたい。いや、ママが料理に使うレードルかな。」
小人がつぶやいた。
360度の満天の星空があった。
星っていくつあるんだろう。
宇宙へと吸い込まれそうな星空だった。

毎晩夜中の同じくらいの時間(2時ころだろうか)にコヨーテの群れの鳴き声が聞こえた。
二日目の夜はその鳴き声で目が覚めた。
キャンプサイトの裏のとても近くまで来ていた。
あと少しでも近くに来るようだったら様子を見に外にでようかと思ったほどだった。
コヨーテは悲しそうに鳴く。
コヨーテはなんで鳴くのだろう。
仲間を呼んでいるにしてはあまりにも悲しそうに聞こえる。

昼間、キャンプサイトのしげみから、こちらのしげみに野うさぎが跳ねて行った。
その後、しばらくしてロードランナーがこちらのしげみに走っていった。
わずかな緑の中でいろんな動物が生きている。
昼間と夜と交代しながら。

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キャンプサイトには大きな木があった。
弟小人は木登りに夢中になり、小人は不思議な道を作っていた。
完成すると、
「王様の道なんだよ。」
と見せてくれた。
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小人は王様で、弟小人はプリンスとのこと。
王様の椅子とプリンスの椅子が並んでいた。
子供は遊びの名人。

長い間、Death Velleyのキャンプのお話にお付き合いいただきありがとうございました。
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by cinnamonspice | 2015-04-05 15:39 | キャンプ | Comments(0)

Ubehebe Crater

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Death Valleyを去る日、最後にクレーターを見に、Ubehebe Craterへ行きました。
車から降りるとすぐ目の前に広がるとてつもないスケールの景色に思わず歓声があがりました。
このクレーターは火山のクレーターで、水蒸気とガスの爆発によって作られたのだそう。
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下まで降りることができるけれど、柵も何もなく、急な傾斜の砂利道に、弟小人は近寄りもしないので小人とだんなさまだけが向かいました。
下へ降りる道は三つあって、ひとつは傾斜がとても急だけど近い上級者のような道、二つ目は中級の傾斜の道、三つ目は傾斜は緩やかだけど長い道。
小人たちは二つ目の中級の道を選びました。
それでも傾斜が急で下りた先の道が見えないので、大人の私も足がすくんでしまうほどでした。
想像通り問題は帰り道、砂利に足が取られてあり地獄のようになかなか上に上がれません。
ゆっくりとした歩調で少し歩いては休憩しながら上る、小さな二つの影を見守りました。
冒険を終えた二人の顔は暑さで真っ赤になっていたけれど、晴れやかな男の子の顔でした。
無事帰ってきて、ひと安心。
想像以上に厳しかったようで、のぼりはトレッキングポールがなかったら、難しかったと話していました。
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小人たちが撮った底から見た景色。
大きな冒険をしたクレーターは、そのスケールとともにDeath Valleyの景色の中で強く心に残りました。

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by cinnamonspice | 2015-04-04 03:44 | キャンプ | Comments(4)

朝焼けと夕焼け

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朝のDeath Valley。
朝日が少しずつ山を照らしていく。

少し前まで、人生はどこまでも続いていると思っていた。
その道が途切れることなんて自分の身に起こるのはもう少し先だと思っていた。
砂時計の砂は落ちている、でも、まだ半分は残っていると何の根拠もなく信じていた。
でも、当たり前のように今ある命の道は、明日もあさっても続いているとは限らない。
首の手術をして、ドクターの診断を聞いたとき冷や水を浴びたような気持ちになった。
一時でも年老いた両親に重い荷物を負わせてしまった。
去る人よりも去られる人のほうがつらいのかもしれない。
ある日、朝、目が覚めると涙が出た。
きらきらと輝く朝が来て悲しいと思ったのは初めてだった。
世界が輝くほど悲しくなった。

ネガティブな意味ではなく、
明日もあさっても道が続いているとは限らないということは、誰にでもあてはまる。
命のあるものはそういうもので、人はほかの動物より少し長く生きる分、時々そういうことを忘れてしまう。
でも、若さや生き方に関係なく、容赦なくそのときはいつか誰のところへもやってくる。
100歳のおばあさんのところにも、生まれたての赤ちゃんのところにも。
そのときがいつか、というのは神様だけが知っている。
今を生きるということ。
笑って笑って。いつそのときがきても、後悔がないように。

私がもし寿命を言い渡されたら、何をしたいだろうと考えた。
だんなさまは何でも私の願いを叶えたいと思ってくれているようだった。
でも、きっと私は何もしたいと思わないんじゃないかと思った。
ものや何かで満たされるのではなくて、何もしないで一日一日家族とただ笑って寄り添ってすごせたらそれが私にとって一番の終わり方なんだと思った。
これまでこんなに欲に溢れて生きているのに、おかしい。
でも、人ってそうなんじゃないかな。
最後は寄り添う心があったら、それ以上にほしいものは何もないのだと思う。
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夕方のDeath Valley。
友人と最近は朝日よりも夕焼けに惹かれるという話をした。
年を重ねるというものはそういうものなのかもしれない。

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by cinnamonspice | 2015-04-04 02:23 | キャンプ