ビスケットの缶

夏の終わり

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色あせないもの。
marketで出会った古いピンクッションと宝石のようなティアードロップ型のピン。

小人が教えてくれた満月の夜。窓の外を見ると、木々の合間をぬって、まあるい大きなお月様がするすると空を登っていくところでした。
まあるい月を見ていたらLois Armstrongの「Moon Song」のことを思い出しました。高校生のころ、友達がくれたカセットテープにあった曲は、jazzを知らない女の子が恋におちた曲でした。学校帰り、制服のままその友人と何本も電車を見送って見上げた夜空。あのときと変わらずそうっとやさしく見守るように照らす月を見ていたら、カセットテープに入っていたもうひとつの大好きだった曲、Lois ArmstrongとElla Fitzgeraldの「Let's Call the Whole Thing Off」が久しぶりに聞きたくなってCDをかけました。本と同じように音楽も出会った人の数だけ世界が広がって豊かになるのかもしれない。年月を経ても色あせない歌声に聞き入りながら、窓から入る夜風にわずかに夏の終わりの気配を感じました。
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by cinnamonspice | 2008-08-18 08:01 | すきなもの | Comments(4)
Commented at 2008-08-18 15:28
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by white726 at 2008-08-21 21:10
子供が生まれてから、お月さまが綺麗なこと・夕焼けの綺麗なこと
くもが色んなものに見えること・朝日の綺麗なこと
など、自然のすばらしさを感じることが増えますよね
かわいいピンクッション・・・最近針を使う時間もナイけれど
こんなのを手に入れると眺めたくなりますね
Commented by cinnamonspice at 2008-08-22 00:48
鍵コメントさま☆
こんにちは(^^)コメントを寄せてくださってありがとうございます!
ドイツでの暮らし、いよいよスタートされたのですね。鍵さんの瞳に映るドイツはどんな色や匂い、景色なのでしょう。そしてお嬢さんの小さな澄んだ瞳にはどんな風に映るのかな。お嬢さんの幼稚園も間近に迫っているのですね。大きな一歩。ママもお嬢さんも期待と不安と胸に踏み出される一歩にLAの空から精一杯のエールを送ります。ブログのほうにもゆっくり遊びに伺わせてくださいね。
夏の終わり、ヨーロッパはもしかしたらもうそろそろ秋の足音が聞こえてきているころでしょうか。長いLAの夏はもう少し続きますが、夜風の中にわずかに香る秋が今からとても待ち遠しいです。
Commented by cinnamonspice at 2008-08-22 00:52
white726さん☆
こんにちは☆
whiteさんの言葉の通り、子供たちと一緒に暮らしていると空や周りの景色を見つめることが増えたような気がします。そしてその自然の色も以前より色彩を増して映るような…不思議ですね。曇っていためがねを磨いて世界を覗くような気持ちになります。
古いピンクッションにはゆったりと時間が流れているようで手に取りました。ピン一つ一つもガラスだったりベイクライトだったり…贅沢に作られているように感じます。裁縫はなかなか上達しないけれど、すてきな道具を見ているだけで裁縫の神様が助けてくれるような気持ちになります。