ビスケットの缶

世界でひとつの箸

c0033994_3385171.jpg
                屋久杉のお箸、木目の美しさにウットリです。
週末はいつもすてきな企画を立ててくださるお友達ご夫妻の案内で、みんなで「箸作り」の会を。今回は講師の先生をお招きして、みんなでマイ箸作りを体験、その後実際にその箸を使って食事をしに行くという企画。



講師の先生は普段は仏像や木の彫刻をされていて、その廃材を本来は捨ててしまうところを捨てずに残してこの箸作りを教えられている方。箸作り、まずは21ある木の種類から自分の好みの木を選ぶところから始まります。先入観を持つことないようあえてひとつひとつの木の名前は知らされず、木の種類ごとにひとまとめにされた木の束から、ただ自分の好み・感覚で木を選びます。色白の木、ピンク色の木、鮮やかな紫色の木、チョコレート色の木、オリーブ色の木…自然の生み出した色とりどりの木。先生の言われたとおり、色だけでなくみんな匂いをかいだり手で触れてみたりして木の感触を感じながらそれぞれの自分の木を選びました。選んだ木からその人の性格もわかると占い師のようなことをおっしゃられる先生。10人10色の木を手にしたところで、先生からそれぞれ手にした木の名前と性格(性質?)を発表。硬い木、柔らかい木、扱いやすい木、粘り強い木、やわらかいけど芯がある木、素直な木などそれは人と同じくいろんな木が。見た目だけではわからないのがまた面白いところ。中には今や伐採不可能になってしまった木も含まれると聞いてドキドキ。実は私が手にした木は…そのひとつの屋久杉デシタ(^^;)そう聞いて作る前からプレッシャーに。一刀、一刀にも気持ちこめて進めていきました。先生の持っている材料としても私が手にした3本の木片、それが最後。やり直しもききません。二本を私のお箸に、残りの一本を先生の薦めで半分に切って小人のお箸に。小人の歳をたずねられて「二歳なら、もう十分お箸を使えます。」と先生。聞くと小さいころから箸を使うと右脳の発達にもいいとのこと。難しいことは抜きにしても、プラスチックのお箸から学ぶことは少ないけれど、自然のものを手にすることで学ぶことはたくさんあるそうです。
さてさて、肝心のお箸作り、先生から「木と対話しながら削ってみてください」とアドバイスをいただいてスタート。樹齢ははるかに私を超える屋久杉を前になかなかお互い心を開けない私。でも無言でなでるように刀を木に沿わせていくうちに気持ちのいい音がしはじめました。そして一刀彫ることにふわっと杉のいい香り、森の中にいるようでとても癒されます。小人がいたので夫婦で片方ずつ交代で作りました。出来上がったお箸は…まさに十人十色、中には同じ素材を使っている人がいても、太さも長さも色もデザインもみんな違う個性豊かなマイ箸が。世界でただひとつだけのお箸を手にみんないい笑顔。大切なお箸なでながらお寿司屋さんへいざお箸染め。木にふれながら環境のこと、私たちの身周りの木のことを教わりながらいろんなことに思いをはせて心が潤った一日でした。
c0033994_465187.jpg
先生手作りのプレゼントしてくださった屋久杉の小人のお箸。箸先に滑り止めのやさしい心配り。これから小人のお箸生活のスタート。
でもなぜかすでに歯型が…(><;)
ちなみに2歳なら13センチくらいのものがいいそうです。

[PR]
by cinnamonspice | 2006-08-29 04:07 | まいにちのこと | Comments(10)
Commented by komame-bean at 2006-08-29 07:57
これ素敵。
自分で作ったらほんとに愛着もてますもんね。
小人くんのも可愛らしい。
最近娘もお箸を使いたがるので、時々使わせてます。トレーニング箸は全然使えないんだけれど、普通のお箸だと変な持ち方をしながらどうにか使えたりして.....。へんにしつけ箸とか使わなくってもいいのね....って感じでした。
ちなみに屋久杉を選ぶ人ってどんな性格だったのでしょう?? 興味津々だったりして....。
Commented by emiltea at 2006-08-29 08:23
cinnamonさん、こんにちは♪
わぁ、素敵な会ですね(*^_^*)。
「木と対話」しながらのお箸作り・・・、きっといろんな表情のお箸が
出来上がったのでしょうね。
屋久杉のお箸・・・屋久杉を見に行った夫に話したら、「むむむ~」
と目の色変わってました。
大切にしたいものがまたひとつ増えましたね。
小人さんのお箸を使う姿・・・いつか紹介してくださいね。ふふふ。
Commented by sandy at 2006-08-29 09:29 x
とても素敵なお話でした。
お手製のお箸を作るなんて・・・。それも、様々な木から選べるなんて。
その会を考えてくださった御夫婦も、いいお友達ですね。
私ならどんなのを選ぶんだろう?
そういえば、退社するときに、会社で御世話になった方々に、お箸と木のおわんを差し上げたことがあります。普通はハンカチとかなんだろうけど
私らしいかな?と思って・・・。

手作りのものって、ひときわ愛着がわきますよね。
きっと、このお箸たちも、cinnamonspiceさんのところで
大切に使われていくんだろうな~。

小人君の歯形ですか?
甥っ子は、木で出来た素敵なテーブルをかじっていたと、聞きました。
お嫁さん、泣いたそうです・・・。
Commented by 彩ママ at 2006-08-29 13:54 x
いいですね~手作りのお箸!お箸といえば、主人の田舎が京都なので以前訪れたときに買った市原平兵衛商店のを使っています♪彩が2歳を過ぎたら、もう使えるんですね、お箸。日本人として上手にお箸使いが出来る子になってもらいたいなあ。ママの手作りのお箸、何よりのカトラリーですよね☆私も作ってみたいなー。
Commented by baby-tears at 2006-08-29 14:32
うわ~素敵な体験されましたね~!!
機会があったら私も是非挑戦してみたい!という気持ちです^^
こちらにいてこういう経験、なかなか出来ませんよね。
日本を離れて初めて、日本の良いところがたくさん見えるようになりました。普段何気なく使っているお箸やその作法もしかり。
子供達にきちんと伝えて言ってあげたいな、と思います。

小人くんの歯型、かわいい♪マイ箸に名札代わりかな^^
Commented by cinnamonspice at 2006-08-30 08:58
こまめママさん☆
こんにちは♪マイお箸、環境のことを考えて割り箸を使わずに先生はレストランにもお手製の竹のケースに入れて持参されているそうです。その竹のケースがまたすてきでうっとり。私もこれからはマイ箸持参で出かけようかな♪
こまめちゃん、お箸生活を始めているのですね。小人も私が使っているのをjほしがったりしていたのでいいタイミングかな、と思っています。今は持ち方がかなり我流(笑)ですが、まずは箸に触れる(時には歯形をつけたり…笑)だけでもいいのかもしれませんね。
屋久杉の性格、扱いやすいまっすぐで正直な木だそうです。ふふふ。どうでしょう(^^)
Commented by cinnamonspice at 2006-08-30 09:51
emilteaさん☆
こんにちは☆だんなさま、屋久杉を見に行かれたことがあるのですね。屋久杉の森の中に身をゆだねたら、いろんなエネルギーを感じそうですてきですね。ちなみにこの箸の材料はそんな屋久杉の切り株を掘り起こしたものだそうです。切り倒すだけでなく切り株も大切に使う。自然の恵みの木、切ったからには最後のかけらまで大切に使い切るそんな気持ちがうれしいですよね。
お箸、二歳から十分使えるということでしたので、ぜひemilteaさんのおちびくんにもいかがですか。小人も歯形をつながら!?木の箸の感触・香りを楽しんでいるようです。
Commented by cinnamonspice at 2006-08-30 10:18
sandyさん☆
こんにちは☆ふ、ふ、ふ。甥っ子さんのエピソード、かわいらしくて(ママのお嫁さんには申し訳ないですが…)思わず笑みがこぼれてしまいます。プラスチックにはない木の感触、小人たちにはたまらないのですよね。まずは歯で味わって…(笑)
箸作りの会、この講師の先生の木への愛情が伝わってきて、本当にすてきな会でした。何よりも木のことを語るときの先生の笑顔が、とびきりすてきで印象に残っています。
sandyさんの退職されたときの皆さんへのプレゼントのお箸とお椀、心がこもっていてすてきなプレゼントですね。木のものはぬくもりがあって贈り物にもいいですね☆
Commented by cinnamonspice at 2006-08-30 10:28
彩ママさん☆
こんにちは(^_^)市原平兵衛商店さんのお箸、すす竹のものをお使いなのでしょうか。お箸は毎日使う食事の要、今はだんなさまとwasarabiさんで買った細めのお箸を使っているのですが、私もいつかのお箸すす竹のものもてたらすてきだな、と思っています。お友達への贈り物に、そんなとびきりのお箸というのもすてきかもしれませんね。
二歳になったらお箸が使える、目からうろこでした。小人も今まさに興味を持っていたところだったので先生からの贈り物、小人への何よりのプレゼントになりました。
Commented by cinnamonspice at 2006-08-30 12:10
baby-tearsさん☆
こんにちは♪マイ箸に歯型(^^;)本当に名前を彫ろうかななんて思ったりもしたのですが、どうやらこれで不要のようです(苦笑)歯型ではないけれど、木の感触、やはり小人には新鮮な体験のようで…持ち方は我流ですが、まずは木に触れるところからスタートでもいいかな、と思っています。
木に携わるお仕事の先生、木のことを語るときの笑顔が本当にすてきで印象的でした。その人の心、生き方、長い年月を経て顔に現れるのですね。いい顔の人に出会えてとても幸せな一日でした。