銀閣寺のモダンアート
砂でつくられたストライプと不思議な台形の向月台を臨む庭のデザインは宇宙のようなモダンアート。
銀閣寺は様々な形を見つけることができてとても新鮮な驚きがありました。
まず門をくぐり拝観料を納めたあと、狭くて背の高い迷路のような生垣(正確な名前がわかりませんが)に導かれて歩いてたどり着いた門をくぐると目の前にあらわれる銀閣。狭い視界がぱっとひらけて突如目の前に現れるサプライズの仕掛けがあります。
自然と建物が溶け込んで日本らしい美。
向月台は記憶よりはるかに大きくて、パワーを感じます。島、山、それとも。宇宙のようにも。
500年以上も昔に、これをデザインして作ろう、と言った人の自由な発想に圧倒されます。
丸と三角の窓。
禅の教えでは世界を丸と三角と四角で出来ていると考えるのだそう。
丸は世界や宇宙を、三角は座禅を組んだ姿を、四角は囚われた心を表すとも。
究極のミニマリズム、複雑な今の時代に新鮮に感じました。
by cinnamonspice
| 2017-07-06 13:01
| まいにちのこと