ビスケットの缶

父の日

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父の日にはバナナロールケーキを焼きました。
この日は焼き終えた後にまさかの二度にわたる停電。
父の日眼鏡と、Blue Bottle Coffeeのコーヒー豆と一緒にプレゼント。

父になって12年。
父の日に、お兄ちゃんがごそごそと私たちのベッドルームの本棚から、お兄ちゃんを生んだときの育児ダイアリーを出して読んでいた。一時間ごとや二時間ごとの授乳の記録に、
「見て!おっぱいとお○っこ、ばっかり。」
と目を丸くして笑っていた。
つけたことも忘れていた育児ダイアリー。
ある日のメモには、ひいひい言う声を聞いて駆けつけると、お兄ちゃんがベッドの下に詰まって出られなくなって泣いていたことや、救出したしばらく後には、ティッシュの箱からティッシュペーパーを全部出して、ティッシュの海にいたことなどもつづられていた。
またある日には、かわいい絵のビスケットの包みがはさんであったのを見つけて、お兄ちゃんが自分が好きだったビスケットなんだと思ったらそれは、彼がアレルギーを起こした市販のビスケットの包みだった。
今では、すっかり遠いとぎれとぎれの記憶になっているけれど、当時はお兄ちゃんの小麦、乳製品、はちみつ、ナッツのアレルギーと必死で戦っていた。
泣いて笑ってお父さんとお母さんをやってきた。
たくさんの愛が詰まった一冊。
お兄ちゃんはとても幸せそうに本を閉じた。
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by cinnamonspice | 2016-06-21 12:46 | まいにちのこと | Comments(2)
Commented by cloversdesign at 2016-06-22 11:11
大変だった育児も、思い返すと良い思い出としか残ってないものですね。
いっぱい思い出作ってくれてありがとうと思い返す日なのかも。
Commented by cinnamonspice at 2016-06-23 15:23
+ cloversdesignさん+
クローバーさん、こんにちは。
クローバーさんはもうお子さんも立派に育たれて、振り返ることも増えていらっしゃるのかもしれませんね。
私はまだまだ振り返る余裕がないのですが(嵐の真っただ中。汗)子どもからこうして振り返るきっかけをもらうと、山登りのようにいつの間にかこんなところまで登っていたんだなぁと驚きます。
父の日や母の日はそういう日なのかもしれませんね。
それと同時に、親となってあらためて自分の親と自分を重ねる想いがします。