ビスケットの缶

受け取ったもの

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お兄ちゃんと弟の日本の小学校の体験入学が終わった。
たった10日間だけど、子供だけでの登下校、給食、給食当番、掃除、プールの時間…毎日が冒険だった。
最後の日、二人ともクラスメート一人一人からのメッセージの冊子をいただいた。
夕食の後、そのメッセージ一枚一枚をじいじが声に出して読んだ。
初めて、お兄ちゃんや弟が教室に来たときのこと、挨拶したときのこと、じーっと注がれる子供たちの視線。
素直な言葉でつづられたメッセージに、会ったことのない一人一人のお子さんのお顔が見えるようで、目の奥が熱くなった。
その子供たちの笑顔の向こうに、担任の先生のお顔が見える気がした。

私は母親としてお兄ちゃんと弟という二つ部の種を育てている。
でも、先生は34人という種類の違う種を育てている。
その一粒一粒に愛情を平等にわける先生というお仕事は本当に大変だと思う。
でも、その種から立派に芽が伸び、青々と育っている。
その豊かな緑を育てる、お日様のような先生の愛情の光の輪の中に入れていただけたことに感謝の気持ちになった。

「わたしはあなたのことを忘れません。あなたもわたしのことをわすれないでください。」
一人の女の子のメッセージの最後にそう記されていた。

短いようだけど、濃厚でたくさんの目に見えない一生ものの思い出や気持ちを受け取った10日間。
あたたかく受け入れてくださった学校や先生方に心から感謝したい。
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by cinnamonspice | 2015-07-21 22:22 | こども | Comments(0)