ビスケットの缶

靴下と映画

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このところ寒いので、久しぶりに靴下を履いた。
足元があたたかいだけで体もほかほか。
夜はずっと見たかった映画「Capote」を見る。
実際にあった一家4人が殺されるという猟奇殺人事件をもとに書かれたカポーティの代表作とも言われる「In Cold Blood」、その事件を通じてカポーティを描いた作品。
事件の容疑者としてつかまった一人の男性と友情のような絆を深めるカポーティ。
本の完成が近づくにつれ、変化する関係と苦悩とその結末。
猟奇殺人も怖いけれど、ラストへ向けてのカポーティと容疑者の微妙な関係ややりとりが、心にひんやり冷たい水が流れるような恐怖があった。
「In Cold Blood」とは、(彼の作品はタイトルもかっこいい。)考えさせられる映画だった。
華やかな生活を送っていた美しい上質なキャメルのコートを着て殺人現場のカンザス州を訪れるカポーティが、事件や容疑者とかかわるうちにNYでの華やかな生活に溝のようなものを感じるようになる。
その彼の内面の変化が印象的だった。
(余談になるけれど、カポーティを演じたフィリップ・ホフマンがすばらしかったけれど、カポーティを演じる英語が本当に聞き取れなくて字幕に助けられました。
あと、どうでもいいことですが、寒いところが舞台の映画が好きです。)
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by cinnamonspice | 2015-05-18 13:55 | すきなもの | Comments(0)