ビスケットの缶

Halloween Night

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何やら談笑する狼とヒッピー(去年は侍だったパーティのホスト)。
なにやら、怪しいものを売りつけられている狼のような図ですが…
仕事の話だったり、子育てだったり、この格好で結構まじめな会話をしていたりします。

 天気予報では、ハロウィーンの夜は雨の可能性があるとのこと。学校から帰った小人が、
「夜中の12時から雨が降るかもしれないんだって。」
と言った。Trick or Treatがあるから、気が気でない子供たち。LAでこの季節に雨なんて、珍しい。確かに朝から雲行きが怪しくて、ハロウィーンにぴったりなグレーの雲がもくもくと集まってきていた。
 夜にはお友達の家で開かれるパーティへ向かった。ホスト夫妻は70年代のヒッピーに変装して出迎えた。別人ぶりにみんなでおおいに笑う。子供のためのパーティなのに、大人も負けずにいや子供以上に楽しませてもらう。お酒を飲んで、おなかがよじれるほど笑って、危うくTrick or Treatに行くのを忘れてしまいそうになった。
 夜が怪しい闇にとっぷりと包まれるころ、パーティの熱気をまとって外に出ると、頬に当たる風がびっくりするほど冷たかった。大人は酔いを醒ましながら、子供たちはみんなでわいわい家々を巡っていく。夜の闇の中を歩いていると、知っている町並みも知らない世界に見えてくる。怪しげなピエロや死神とすれ違う。ゾンビがぶら下がっている家や人が近づくとスモークがたかれてお化けが飛び出す家、脅かすはずが脅かされる子供たち。それでも、前までは親と一緒でないと怖くて行けなかったのにいつの間にか、みんなではげまし合いながらずんずんとTrick or Treatingができるようになっていた。子供たちが家々の光の中に入って行くの見送る。私たちの手は必要なくなりつつある。そのうち子供たちはもう自分たちだけで友達と約束して出かけて行くのだろう。ママたちはママたちのハロウィーンナイトをする日がくるのかもしれない。金曜日だった今年は結局ゆっくりしてしまって、友達の家を出たのが11時45分。狼が運転する車で家に着き、ひと息ついたところでものすごい音を立てて雨が降り出した。時計を見ると、夜中の12時。魔女の格好をした先生が宣告したとおり、きっかりに雨が降り出した。魔女の魔法かもしれないと思った。

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パーティに参加した子供たちの小さいころの写真を集めてディスプレーしてくれていました。
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くつろぐジバニャンとヒトカゲ。

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by cinnamonspice | 2014-11-02 13:45 | まいにちのこと | Comments(2)
Commented at 2014-11-02 16:35
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cinnamonspice at 2014-11-03 15:37
+鍵コメントさま+
こんにちは。コメントありがとうございます!
いかがおすごしですか。
ハロウィーンのイベント、日本でも取り入れられてきているみたいですね。お菓子の甘い香りと、夢が詰まったコスチューム(お化けだけでなく、なりたいものになりつつありますね。笑)をまとった子供たち、ちょっと毒がある部分がまた楽しいイベントですね。子供も大人も仮装した人々で溢れるこの日だけは、町全体が遊園地みたいに感じます。
 『大人もきちんと扮装』、鍵さんの言葉どおり、本当にみんな思い切り仮装してなりきっているのが面白いです。激辛ラムネのエピソード、楽しいですね!!私も以前、ハロウィーンの当日、アパートのエレベーターで木こりとご一緒したことがありました。(木こりはちょっと恥ずかしそうでしたが。笑)アメリカ人の人は本当に仮装が大好きで、上手だなぁといつも感心しきりです。