ビスケットの缶

お月様

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人生、楽しい日もあれば、つらい日もある。私は母親には向いていないと常々思う。器は小さいし(ひとつのことしかできない)、すぐパニックになるし、不器用で気も短い(と思う。)おおらかな海とは程遠く、子供は親を選べないだけに小人たちには申し訳ない気持ちになる。でも、いつかお友達が「子供は親を選んで生まれてくるのよ。」と言っていたっけ。果たして小人たちは選んでくれたのだろうか。
週末は、我が家の男子3人でサッカーに出かけていった。
「ママも行こうよ。僕、上手なんだよ。」
弟小人が誘ったけれど、ごめん、ママは気力が出なくて行かなかった。
出かける前、だんなさまは夕飯のボロネーゼの下ごしらえをすませ、出かけていった。(週末はだんなさまが夕飯を作ってくれる。)そして、男子たちは汗だくで帰るとシャワーを浴びてだんなさまは夕飯のしたくに取り掛かった。その間、小人たちはサッカーの話を身振りを織り交ぜ、おどけて私を笑わせようとする。7歳と10歳のせいいっぱいの気遣いを感じる。だんなさまの、
「夕飯ができたよ」
という声にみんな食卓に集まる。だんなさまと、きんきんに冷えたスパークリングの白ワインをあけて飲んだ。
「今日はスパークリングがおいしい。」
と幸せそうに笑った。うちでは、休みがちなお母さん太陽の代わりに、お父さんというお月様が照らしている。
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by cinnamonspice | 2014-07-30 14:49 | まいにちのこと