ビスケットの缶

光と影

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最近の一人ランチはRaison Bran Crunchというシリアルに豆乳とシナモンシュガーのグラインダーでごりごり、ほんの少し甘さとスパイスを加えて食べるのがお気に入り。
その時々で、バナナやブルーベリーなども加えて。

 学校の宿題のない金曜日、弟小人のお友達の男の子の双子ちゃんがうちに遊びに来てくれました。
双子ちゃんはそれぞれいろいろな食物アレルギーがあって、事前にお母さんから、アレルギーの品目について教えてもらいました。小麦粉、乳製品、卵、ナッツ…でも、フルーツはなんでも食べられると聞いて、イチゴやスイカ、オレンジなどいくつかフルーツを用意しました。
 家に入ってくると、はじめてのおうちに、目をぱちくりさせる双子たちは、
「どうぞ。」
と私がすすめても、ママが用意してくれたおせんべいなどのお菓子を少し食べるだけで、なかなか、フルーツに近づこうとしません。でも、しばらくして、私がキッチンへ行っているうちに、恐る恐る、テーブルに近づいて小さな手が伸びました。一人が食べると、もう一人が来て二人でなにやら相談ながら、ひとつふたつと手が伸びていきました。高い小さな声で話すそのやりとりが小さなネズミの兄弟のようでかわいらしくて、大きな人が出て行って怖がらせてはいけないとキッチンから見守りました。
 それから間もなくして、
「This is the last strawberry!」
という声がしたので見に行くと、ボウルいっぱいに入っていたイチゴが見事になくなっていました。その隣にはスイカの皮の山も出来上がって子供たちが歓声をあげていました。緊張の糸がほどけた様子の子供たちの間を、私は曲芸のように積み上げられたスイカの皮の山を持ち帰り、弾む気持ちでまた新たにイチゴとスイカを切りました。
 アレルギーがあるのは、ママにとっても、子供たちにとっても、大変なことだと思います。(小人も以前は小麦、乳製品、卵、ナッツなどにアレルギーがありました。今でもナッツやdustmite、猫の毛などアレルギーがあります。)でも、その一方で、小麦や乳製品などのアレルギーがある子供たちのおやつは、生やドライのフルーツなどを食べて、とてもヘルシーで幸せだと感じます。小人は、以前は市販のお菓子は食べられないことが多かったのでフルーツなどを食べていたからか、今でもフルーツや煮干などが大好きでおいしそうに食べてくれます。でも、食べ物にアレルギーのない弟小人(彼は猫の毛やdustmiteにアレルギーがあります。)はチップスやスナック、チョコレートというようなものが大好きで、フルーツや煮干などには、小人ほど好きではありません。そんな彼らを見ていると、アレルギーってなんだろうって考えさせられます。食べられなかったことで、アレルギーがある子は、本当のおいしいものを知っているのかもしれないと思うと、ネガティブに思っていたアレルギーがまた違ったようにも思えてくるのです。
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by cinnamonspice | 2014-02-25 06:35 | たべもの