ビスケットの缶

休息

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ホテルの部屋からの景色。
だんなさまが子供のころ、毎日のように泳いでいたというビーチ。

 日本へ帰ってあっという間に一週間がすぎ、時差ぼけがやっとおさまったころ、楽しみにしていた旅行に出かけました。お父さんの仕事の関係で、引越しの多かっただんなさまが小学生をすごした山口県を義父母と義兄とたずねました。
「海しかないところなのよ。」
と義母から聞いていたけれど、初めて訪れた山口は、こんもりとした緑まぶしい山々を背景にぽつんぽつんと建つ美しい瓦屋根の日本家屋や、透き通るようなアクアブルーの海と白い砂浜が続くとても美しいところでした。これまで、何度かだんなさまから聞いていた夢物語のような子供時代。夏の朝、お兄ちゃんと毎日のようにカブトムシを捕りにでかけた裏のお寺、休み時間になると海に遊びに行ったという海に面した小学校、自転車で駆け回った道、友達とこっそりウニを採ったり、エイと泳いだというビーチ。思い出の地を辿りながら、セピア色になっていた写真に写っていた世界に色がついていくようでした。30年前の当時とほとんどかわらないという景色を、真っ黒に日に焼けて笑っていた少年だっただんなさまとちょうど同じくらいの年の小人たちが、その世界を駆け回っている様子にタイムスリップしたようでした。

 朝と晩にホテルの海を一望できる露天風呂に入り、昼間はビーチやプールに入って、海の幸をおなかいっぱいご馳走になって、休息のひとときをすごしました。
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by cinnamonspice | 2013-07-11 13:26 | まいにちのこと