ビスケットの缶

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「またやってしまった」と、お酒を飲みすぎた男性の台詞のように、少しだけとページを開いた小説を夜中の2時半までかけて読みきってしまったとき、静かな部屋の中でつぶやきました。
 この夜は、宮本輝さんの「錦繍」を読みました。この本は、私が小さいころから母が友人たちと開催していた読書甲会という集まりで取り上げたことのある本で、私が学生のときからずっと実家の本棚にあったのに読まずにいました。読んではいないけれど、ずっとそこにあったので、本屋さんで手にとって表紙の装丁を見たときには懐かしい気持ちになりました。若いころは「より好む」傾向があったけれど、今はいろんな作家の本を読んでみたいなと思うようになりました。年を重ねてまるくなってきたのか、それとも怖いもの知らずになったのか。好奇心が増えていくような不思議な感覚があります。
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by cinnamonspice | 2013-06-23 01:22 | すきなもの