ビスケットの缶

秋の夜

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 先週末、だんなさまと映画、「七人の侍」を見ました。白黒の映画でしかも日本の映画を見るのはいつ以来のことか思い出せないほど久しぶりのことでした。
 子供たちが寝静まったころ、上映を開始しました。3時間を越える作品のすべてを通して、7人の侍たちはもちろん、台詞がある人ない人すべての農民一人一人の生き様を演じきる俳優の方たちに魅せられました。生きるというテーマを、侍、農民、女性、それぞれの個性のある7人の侍たち、いろんな人の視点でさまざまな角度から描かれていて、強く胸を打ちました。なかでも野武士との戦いの静と動の息を呑むシーンの数々は、最近のさまざまな技術を駆使した美しい映像の映画とは違う新鮮さと迫力がありました。心に残るせりふや場面、名作といわれるゆえんを感じました。
 一方で、思わずだんなさまとふっと頬が緩んだのは、映画半ば突然画面全体に映し出された「休憩」という筆の文字。当時の映画の空気とともに、私たちもコーヒーを入れて休憩をしました。ニューシネマパラダイスの映画の中でも描かれていたように、昔の映画は楽しい場面、シリアスな場面それぞれに、人々をひとつに結びつける娯楽性、どっしりと胸に伝わる何かがあったことを感じました。 
 
 DVDプレーヤーが壊れたのをきっかけに、お友達から教わって、我が家もテレビをハードディスクとつないでDVDやビデオをなくすことにしました。導入して見ると想像以上の便利さで、これまでのようにDVDのディスクやビデオテープを出し入れする必要がなくなりました。また、テレビを換えてからは、録画もテレビのハードディスクに録画できるようになって、レコード、カセットテープ、CD、MDなど時代の変遷を知る私たちはいくつもの時代を生きているような気持ちになります。
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by cinnamonspice | 2012-10-20 01:15 | まいにちのこと