ビスケットの缶

dinner

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するすると沈む夕日、ライトアップされるpierの観覧車、ダークブルーの幕がひかれていく空。
サンセットの時間に滑り込めました。
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だんなさまhのホタテのグリル。
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私のcrab cake。
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デザートのアイスクリームの上にあったスマイルフェイス。

 ショーの前、海辺のレストラン「The Lobster」でディナーをしました。
にぎわう店内で、そこだけ喧騒が消えたようなかわいらしいカップルが目に留まりました。ひっそりとした隅の席に通されたスーツ姿のパパと、ドレス姿の6歳くらいの小さな女の子。小さな女の子をエスコートするパパは、初めてデートに来た青年のように、どこか照れくさそうに喜びに顔が輝いていました。小さなテーブルに体を滑り込ませると、かたときも女の子から目を離さず、小さなレディに失礼がないようにと振舞っていました。テーブルにともされたキャンドルをはさんで、女の子に語りかける男性。そのパパの秘密がわかったのは、私たちの帰り間際のことでした。年配のウェイターがそっと手で包み込むように運んできたのは、火のともされたキャンドルがちょこんと乗ったアイスクリームのパルフェの入った大きなグラス。そのグラスが女の子の前にさしだされたとき、ひときわパパの顔が輝きました。あのいたずらっ子のようなパパの瞳の輝きは小さなサプライズを隠していたせいだったのだと、秘密を知った私も胸の奥に小さな明かりがともるようでした。
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by cinnamonspice | 2012-02-13 08:00 | まいにちのこと