ビスケットの缶

ほしいもの

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日本から荷物が届きました。
もうすぐ誕生日を迎える私にプレゼントをと、お義母さんからでした。
大きな大きなダンボールで届いたお義母さんの荷物を覗いただんなさまが、
「またこんなにたくさん。」
そのあと、誰にも聞こえないような小さな声の、
「自分たちのものは切り詰めて送ってくるんだから。」
というつぶやきは、お母さんへの愛情に満ちていました。

電話に出たお義母さんは、少し前にひいたという風邪の声で、
「(私の名前)ちゃん、本当に何かほしいものはないの?何か送ってほしいものがあったら、いつでも言ってね。」
と、何度も何度も言っていました。体調がすぐれないなか、私のことを思いやってくれる受話器の向こうのお義母さんの声に、目の奥が熱くなりました。

お義母さん、私がほしいものはぜんぶ、あの箱の中に入っていました。
私が以前、大好きと言って以来いつも入れてくれるおかき、かもめの玉子、レーズンサンド、お義母さんのたくさんの気持ち。
お義母さん、いつか小人たちが結婚したら、私もお義母さんのような姑さんになりたいな。
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by cinnamonspice | 2012-02-08 11:25 | まいにちのこと