昼間の空想
つかの間の一人のお茶の時間に、その日弟小人を学校に送る途中に出会った、車のことを思い出しました。
住宅街のSTOPサインで止まったとき、反対車線で同じく止まった車の前と後ろの席に乗っている人がみんな美しい白髪のおじいちゃんとおばあちゃんということに気がつきました。ほんの一瞬のことだったけれど、のどかで絵本の中のような景色が、まぶだの裏に残っていました。
おじいちゃんたちはみんなで、どこへ向かうのところだったのかな。
二組のおじいちゃんとおばあちゃんは親戚?夫婦同士(ダブルデート)?
どんな関係だとしても、年を重ねてもなお、わいわい集えるってすてきだなぁと、思い出して胸の中がぽかぽか陽だまりを抱っこしているような気持ちになりました。
私の妄想をよそに、おじいちゃんたちを乗せた車は、ほかの車よりも心もちのんびりと、見えなくなっていきました。
by cinnamonspice
| 2012-02-01 15:27
| 今日のおやつ