ビスケットの缶

たいせつなこと

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小人たちと作った、今年最初のアップルシナモンジャム。
三つ作った壜があっという間に空になりました。

 弟小人のキンダーのクラスで、Special Personという、一人のクラスメートをピックアップして一週間教室にその子の等身大の似顔絵ポスターといくつかの写真とともに張り出して紹介するというプロジェクトがあります。その弟小人の番がまわってきたので、週末、弟小人が生まれてからの写真を整理していました。写真を見ていたら、すっかり遠くになってしまっていた、生まれたときの記憶が蘇ってきました。大きく生まれたと思っていた弟小人の小さな小さな手足、泣き声、生まれたばかりの真っ赤な顔。それと同時に、その隣に写る小人が小さかったことに驚きました。そういえば、出産のとき、「僕も、」と張り切っていたのに、病室ではしゃいだのち、肝心の出産のときにはずっとすやすや、眠ってしまった小人。眠っている間に、小さなおにいちゃんになっていたのでした。でも、その日以来、写真の中の小人は来る日も来る日も、親鳥のように弟小人を世話したり、弟小人が泣いているときには同じ格好をして泣く真似をしておどけてみせたり、誰に教わるまでもなく、立派なおにいちゃんの顔になっていました。
 写真の整理をしていたのは、小人の宿題を見ていて、小人とけんかをした後のことでした。私のひざの上で写真を一緒に見ていた弟小人は、「小人くん、赤ちゃん。」と、楽しそうに笑いました。本当だよね。このとき、小さなおにいちゃんの小人はまだ2歳だったんだと、なんだか胸がいっぱいになりました。
 子育てで、子供のすることに口や手を出すことは簡単だけど、逆に何もしないことは難しく感じます。いろいろ口出しせずに、お日様のように見守り、困ったときだけ手を差し伸べる、そういう親になりたいと思うのに、ついつい口出しをしてしまう。親としての修行は険しく厳しく感じます。
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by cinnamonspice | 2011-11-14 20:43 | たべもの