ビスケットの缶

おはぎ

秋の始まりを知らせる朝の霧のベールがなにもかもをふんわりと包み込んで、ぼんやりと眠いような景色を作ります。
 急な気温の変化のせいか、小人がどこかで拾った風邪の熱と咳に苦しんでいます。熱のせいか食欲もなく、ヨーグルト、ぶどう、りんご、ラズベリー、口にするのはまるで小さな動物のごはんのようなメニュー。咳で寝付けず学校を休んだ昼間も、傷ついた動物のように力もなくぼんやりまどろんでいました。夕飯の前、小人にそっと語りかけました。

小人くん、今、あなたの体の中では病気の菌とあなたの体が戦っているんだよ。
ごはんを食べないとどんどん病気の菌のチームが強くなって負けてしまうよ。
今はあなたのチームがとても弱いから、今日は病院で、薬という強いチームに加わってもらったのだけど、自分の力だけで勝てるようになるといいね。それにはたくさん食べて栄養をつけようね。

風邪を引くと、気管支炎になってしまう小人。
今回は早めに病院で診てもらったものの、それを止めることができなくて歯がゆいような思いで見守っていました。でも、やはり今回も気管支炎に。
もっと強く、もっと丈夫に、という私に
「体力がつくまで、あと1、2年の辛抱よ。」
と話す受話器の向こうの母の言葉に、大海原に出たような気持ちになったのでした。
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週末、だんなさまと二人、おはぎを作りました。だんなさまのご両親もいつも二人で作っていました。鼻の先がつんと冷たくなる気温のなか、熱いほうじちゃを煎れていただきました。小鳥のような食欲だった小人も、なぜかきなこのおはぎだけは2つも食べていました。

+ memo
きな粉とすりごまのおはぎには中にあんこを入れました。あんこのおはぎが大きいのは本当はあんこは中に入れないはずなのに入れてしまったから。実は前回も同じ間違いをしていたっけ。次回は入れないようにレシピに書き残しました。

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by cinnamonspice | 2011-09-27 15:49 | たべもの | Comments(0)