ビスケットの缶

in the nature

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キャンプには、朝の一杯のコーヒーに釣られて来たのでした。
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目覚まし時計は持たずおなかの虫と腹時計だけが頼り。
朝ごはんはソーセージとスクランブルエッグとクロワッサン。
だけど、この数日の急激な暑さの来たせいか、元気になったハチたちが集まってきたので途中でテントへ避難。
冬山登山スタイルに変更。
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清らかな朝の光。

夜、寝る前に夜空には宝石箱を広げたみたいな星たちを見たとき、みんな一瞬言葉が出なくて思わず息を呑みました。そして、星座表を持ってこなかったことをしきりに後悔しつつ、だんなさまと小学生のころの記憶を頼りに、あれがオリオン座、これが北斗七星?など話しながら、星空から目を離せないままテントへ向かいました。
 結局、テントに入ってバタンキューしたのはだんなさまと弟小人。いつもながらの寝つきの悪いチーム(私と小人)は周りの音に耳をそば立てながらいつまでも目をぱちぱち。横になっていると、鈴虫、マツムシ、聞いたことがないくらいの虫の大合唱に包まれました。昼間は間違いなく30度を越えていた気温が、夜がふけるにつれしんしんと冷えてきて、慌てて蓑虫のように寝袋にもぐりこんでじっとしていたら、なんだか自分が路傍の石になったような気持ちになって、すぐ近くで虫たちの息遣いも聞こえてきそうでした。目の前を跳ねる鈴虫、時折通るパトロールの車に浮かび上がる足の細長いクモのシルエット、テントに木の葉が落ちる音、かさこそと何かが歩く音、ホー、ホー、というふくろうの声、遠くに聞こえる悲鳴のようなコヨーテの群れの声。
「今の鳴き声は何?」
と尋ねる小人に
「コヨーテかな。」
とひそひそ。
 日中は誰にも気づかれずにすごしていた虫やコヨーテたちが生き生きと活動をし始めるころには、早起きな鳥たちや野うさぎ、地りすたちや鹿、そして私たち人間も寝床へ。自然(大地)という場所をみんなそれぞれの活動時間でシェアしているということ。喜びのような悲しいような不思議なコヨーテの遠吠えを聞きながら、いつしか小人は眠り、私もとろとろと眠りに落ちたのでした。
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by cinnamonspice | 2011-08-31 13:32 | キャンプ | Comments(4)
Commented by Shin's mama at 2011-09-02 19:43 x
こんにちは♪楽しいキャンプの様子、ほのぼのした気持ちで読ませていただきました。星、きれいだったでしょうね~!我が家はようやく落ち着いてきました。もともと都会育ちで田舎は苦手だったのですが、う~ん、こうも美しいと、そんな気持ちなくなってしまいますね。こんなに美しいとは知りませんでした。毎朝子供を送っていく道も、思わず見とれてしまいます。今月末には3泊のキャンプがあるそうですが、残念ながらまだ小さな子供たち、自炊することはないようです。キャンプでのシンプルな食事の美味しさは、親が教えるしかないかな。
新学期、cinnamonspiceさんに「自分だけの時間」がもどってきますね。一緒にお茶できるようなリスさんがこんどのおうちの近くにもいるといいですね。
Commented by ori-style at 2011-09-03 00:49
cinnamonさん、こんにちは。
本格的なキャンプへ行かれていたのですね。すごい!
自然溢れる中での生活は、家との違い大きく、
気持ちも大きく持てる気がします。
慌しい毎日から、少し遠ざかってのんびりするって良いですよね。
これぞ、暮らしの豊かさ。私の理想の暮らしでもあります。
便利な暮らしに慣れちゃってますからね。。。
外で食べるご飯は、とにかく美味しいですよね。
普段のBBQとはまた違って格別でした。
小人くん達にとっても、まだ見ぬ新しい世界を知り、
素敵な経験となって、また一つ逞しさが増したのでは、と思います。
普段味わえない経験が、キャンプならではの良さ。
私達も、もう一度行ってみたくなりました。
でも、私も夜寝る時は耳だけが大きく反応して(笑)、ドキドキ。
私以外は、みーんなグーグーと余裕で爆睡していて、笑ってしまいましたよ。
Commented by cinnamonspice at 2011-09-05 14:31
+Shin's mamaさま+
こんにちは。
スイスの夏、いかがお過ごしでしたか。風も、山間の景色も、どんなに美しいことでしょう。空想の中で深呼吸です。お子さんの送り迎えの途中でも思わず見とれてしまう景色、とっても贅沢ですね。子供を持ってみると、自然豊かなところで子育てをすることのすばらしさを感じます。LAに住む私たちは普段なかなか触れることのできない自然を、少しでも肌身で感じてもらえたらと小人たちと行ったキャンプ、きっと彼らも普段とは違う部分を使っていろんなことを感じてきてくれたのではと思います。
 息子さんの3泊のキャンプ、家族から離れて泊りがけのキャンプは息子さんにとって大きな冒険だったのでしょうね。今頃、冒険を終えたいい顔で戻られたころでしょうか。夏休み、みんな小さな、大きな冒険をそれぞれ乗り越えて、一回りも大きくなっていくのでしょうね。
 さぁ、いよいよ新学期!「自分だけの時間」がもてるといいのですけれど…クリスマスまで過熱するイベントに向けて、ぶるん、とエンジンをかけてママもいよいよ始動です。
Commented by cinnamonspice at 2011-09-05 16:02
+ori-styleさん+
oriさん、こんにちは。
9月、いよいよ新学期のスタートですね。息子さんはお友達との久しぶりの再会、いかがでしたか。みんなぐんと大きくなっていたかな。
 人生初めてのキャンプ、思い切って飛び込んでみてよかったなぁと思いました。不自由さや足りなさ、新しい挑戦、自然の中で子供たちは普段学ぶことができない大切なことを学びとることができのは、夏休みならではですね。oriさんもこの夏、キャンプをされたのですよね。外で家族みんなで食べるBBQ、どんなにかおいしいでしょうね!!(眠れないお仲間発見で、うれしいです。)テントですごす夜は、長くて、いろんな思いがめぐる時間でした。
夏休みという冒険を経て、みんな一回り大きくなった心とともに、新しい生活のスタートですね。