ビスケットの缶

桜の季節

町が桜の淡いピンク色に染まり、うとうと眠くなるような暖かい春風が吹くころになると、小さいころの新生活が始まるときの甘酸っぱい気持ちがよみがえります。みんなにこんなに愛される季節なのに、私が春を好きになったのは、大人になってからかもしれません。
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卵ときび砂糖、薄力粉だけで作るスポンジで、バースデーケーキを焼きました。

桜の季節が誕生日のだんなさまのお祝いを、週末、家族4人でしました。
夕方、飾りつけをしたいと、絵を描いて壁に飾りはじめた小人。
「まだ、途中だからね、見ちゃだめだよ。」
と、パパをベッドルームに押し込んで。
そんな小人たちとの泣いたり笑ったり怒ったりの日々が幸せということ、そして彼らの笑い声が何よりの贈り物なのだと、感じます。

少し前の夜のことでした。
「僕が大人になったら(私の名前)さんはおばあさんになっちゃうの?」
たった今、はじめて気がついたように、小人がたずねました。
「僕が大人になったら…死んじゃうの?」
今度は小さい声でたずねました。
「そうね。」
「つまんない!」
と、少し怒ったように口をつぼめていました。
「100歳までもっともっともーっと生きるんだよね。」
そうだね。私はあなたをどこまで見てあげられるのかな。ママはそんな未来のことを考えてもみなかった。
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by cinnamonspice | 2011-04-19 04:32 | まいにちのこと