ビスケットの缶

種まきのとき

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小人がよく食べる様子に、周りの人から驚かれます。
大人と同じ、いやそれ以上食べているのに、いつでもあばら骨が出てひょろひょろ雛鳥のよう。
食べて、走って、思い切り遊んで、食べた分をしっかり使い切って帰ってきます。そしてたっぷり眠って再びまた飛び立っていく。食べさせても食べさせてもなんだか無駄遣いしているみたい…と思うときがあるけれど、それが今の彼らの仕事なのだと気がつきました。
無駄が出来るのも、寄り道がたくさんできるのも、子どもという今の彼らに与えられた特権。
有意義なこと、無意味なこと、それは大人のメガネを通して見える世界。きらきら輝く砂金も、たくさん集めた砂から、ほんのひとかけらの金が見つかるように、いつかその中から見つかることもあるのかな。
これから長い人生を思ったら、ほんの短い時間だけ与えられたひとときの瞬きなのかもしれません。
毎日が楽しいで埋め尽くされている小人たちの日々。
いっぱいいっぱい道草をして、たくさんたくさん無駄遣いをしなさい。
今は人生の種まきのときなのだから。
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子ども部屋の扉の陰に貼られた小人の時計はいつでも3時。

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by cinnamonspice | 2010-12-03 14:11 | まいにちのこと