ビスケットの缶

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夕方、小人たちと留守番していると電話が鳴りました。買い物に出かけていただんなさまからでした。
「外を見てごらん。」
「月が綺麗だから。」
電話を片手に小人とベランダへ飛び出すと、沈んだ夕日がオレンジ色のグラデーションを残す空に、少しずつ夜のカーテンがひかれてくところでした。一番星もまたたきはじめていたけれど、ベランダから身を乗り出してみたものの、月は低いところにいるのか、背伸びをしても見えませんでした。
  とっぷりと日が暮れたころ、再び窓の外を見ました。大きな松の木の向こうに大きなまあるい月が見えました。冬の澄んだ夜空に、月がきれいな夜でした。
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by cinnamonspice | 2010-11-23 04:20 | まいにちのこと