ビスケットの缶

anniversary

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週末はもともとの計画の通り、だんなさまのバターチキンカレーを囲みながら、家族全員で記念日を祝いました。

9年目の結婚記念日でした。
記念日の3日前に、たまたま私たちの記念日を知った小人のクラスメートのご夫妻の勧めで、急きょ小人たちを預かってもらうことにして、夫婦だけで食事をしに行きました。「小人くんたちには昼間から夜まで遊びに来てもらって、ぜひゆっくり。」という温かな言葉をいただいたものの、私たちが小人たちを預けることに慣れていないので、今回はリハビリを兼ねて夜のディナーだけ出かけさせてもらうことになりました。
 気がつけば、だんなさまと出会ってから14年という月日がたっていました。その歴史を紐解きながら久しぶりにのんびりと食事をいただきました。夫婦となって、川底の石のように、少しずつ少しずつ、月日を重ねるなかでお互いの個人という角が取れて、凸と凹が合わさり寄り添って並ぶ石になってきたかな。硬い私という石に、もしかしたらだんなさまのほうが角を削られながら寄り添ってきているのかもしれません。
 お店を出ると、急ぎ足で友人宅へ向かいました。お友達姉弟と満面の笑顔で帰ってきた小人たち。友人がそっと渡してくれた紙袋を開くと、4人の子どもたちがそれぞれ描いてくれた手書きのカードが入っていました。「もっと、小人くんたちといろいろ遊ぶ計画だったのだけれど、時間がなくて…もっとゆっくりしてきてもらえればよかったのですけれど。」と、言ってくれた友人の言葉を思い出して目の奥が熱くなりました。失ったものと手にしたもの。子どもを生んで、食事やシャワーはどんどん早くなり、手は働きものの手になったけれど、その一方で、手にしたものの大きさを感じた夜でした。
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by cinnamonspice | 2010-11-16 16:16 | まいにちのこと