ビスケットの缶

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落ち着いた色合いと、ざくろのような実に惹かれて手にした
ウールで編んだおそらく北欧の大きな刺繍のフレーム。

少し前のこと、小人の学校の中庭の大きな木に鷹が巣を作っていると子供たちが教えてくれました。子供たちが指差す先を見上げると、こんもりとした木の高い高い枝から、鷹がこちらを見下ろしていました。体に対して小さな顔の鷹の鋭いまなざしが、遠くからこちらを射抜くように見つめていました。
 その後、卵を守ろうという母親の鷹に数人の人が鷹に攻撃されたとの話でした。この鷹の母親は若さゆえにとても自衛本能が高いのだとか。しかし、鷹は連邦政府によって保護された種のため、学校は巣を取り除くことはできないので、今は園庭にテープをはりめぐらせて、人が木に近づけないようにされました。
 毎日、小人とともに園庭の端から鷹の巣がある大きな木を見上げるたびに、あのとき微動だにせずこちらを見下ろしていた威厳ある姿を思い出して、こんな住宅街の中の木に、巣を作った鷹の心に思いをめぐらせます。
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by cinnamonspice | 2010-06-10 12:42 | まいにちのこと