ビスケットの缶

女の子の心

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Valentine's Dayにだんなさまにいただいたバラ。
砂糖菓子のようで、そこだけ甘い空気が漂います。

 バレンタインデーの夜、小人のアートクラスのお友達のお誕生日のお祝いに、その女の子が好きなプリンを作っていました。
 翌日、小人たちがアートクラスの先生とpaintingしている間に、こっそり用意したHappy Birthdayのバナーを飾って、小さなBirthday Princessのためのティアラと、テーブルクロスを敷いて出来上がった小さなパーティ会場。いざ、Birthday Girlをお迎えして、お誕生日の歌を歌いはじめると、主役の女の子は走ってその場からいなくなってしまいました。テーブルの上に置き去りになったティアラと、消されない5本のバースデイキャンドルがぽつんと残されていました。
 もともと感受性が豊かでとてもシャイな女の子は、突然の出来事に心の入れ物がいっぱいになってしまったのかな。主役になるのが好きな子、そっと脇から見つめていたい子、感情をまっすぐ表現するお日さまのような子、感情を内側に溜め込む井戸の底に映し出されるお月様のような子、みんなみんなそれぞれの個性。細い筆を好んで使い丁寧に描くその女の子の絵には、いつもやさしい色が溢れているのでした。
 帰るころ、お部屋で話す女の子とママの声が聞こえてきました。女の子の声は聞こえなかったけれど、ティアラを持って帰りたいと、話しているようでした。置き去りのティアラは、恥ずかしかったからだったのかな。改めて女の子の繊細さに胸がいっぱいになりました。
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by cinnamonspice | 2010-02-18 15:43 | まいにちのこと | Comments(2)
Commented by lulu_ruru at 2010-02-20 02:20
主人公が苦手な子っていますよね。
きっと、その子はティアラやみんなの気持ちがすっごく嬉しかったけど、すっごく恥ずかしい気持ちの方が先に出ちゃったんでしょうね。
みんなに注目されるのが恥ずかしいかったり、ありがとうって言うのが恥ずかしかったり、恥ずかしがっちゃったのがまた恥ずかしかったり。
でもこの女の子の描く絵はとっても繊細で素敵な感性が溢れているんだろうなって思いました。
Commented by cinnamonspice at 2010-02-22 03:44
lulu_ruru さん☆
こんにちは。
主人公が苦手という女の子の気持ち、私も小さいころ母のスカートの後ろに隠れて出てこないような女の子だったことを思い出しました。お日さまのような子はお月さまのような子を、お月さまのような子はお日さまを、みんなないものにあこがれるのかもしれませんね。
 子供の描く絵はうまい下手ではなくて、その子自身をあらわすんだなぁと子供たちの絵を見ているととても面白いですね。その子のそのままを受け止めてくれる先生や大人たちに出会ってくれたらいいな、と思います。