ビスケットの缶

ヒミツをひとつ。

c0033994_943699.jpg
小さいころに食べた指輪の形をしたキャンディのような古い大粒のラインストーンのブローチ。
おおらかなつくりだけど、“好き”に響きました。

箱の片隅にいつも決まって不思議なものが詰まっている母からの荷物。
それはたくさんの小さな豆皿だったり、大きな袋のおせんべいだったり……「実はね。今コレにはまっているの。」と、そのたびに変わる“コレ”がその不思議の理由。今回送られてきたのは母の編んだ色とりどりのアクリルたわしが一山。それにはひとつとして同じものがなく、みかんやカップの形をしたものに顔があったり、ミトンのように手が入れられるものだったり、鍋敷きのような正方形のものもあれば長方形のものも…。顔があるものを見つけた小人たちは、パペットと勘違いしてお話をしていたっけ。ちなみにいろんな形にも理由があって、にんじんは細かいところを洗うのに便利、鍋敷きのようなものは大きなものなど、使い勝手を考えた結果なのだそう。「毎日ね。お父さんとテレビを見ながら30分くらいでできるから楽しいの。」と、話す母。急がない旅のように、のんびり二人の時間を楽しむ父と母の様子がまぶたに浮かんできました。
一番最近に母から届いた荷物には、母からの手紙とともにヒミツがひとつ、入っていました。久しぶりに見た母の文字はやはりゆったりとした川の流れのように心地よく、文字を見ているだけで涙がこみ上げました。



c0033994_9241296.jpg
母が編んだアクリルたわし。
顔があるカップさんと、にんじん。

[PR]
by cinnamonspice | 2008-10-29 09:36 | すきなもの | Comments(4)
Commented by youhaus at 2008-10-29 11:27
こんにちは。
すっかりご無沙汰してしまいました。
cinnamonさん、お元気ですか? 小人くんたちも元気かな。
お母さまからの荷物、開けるのが楽しくなりますね。
アクリルたわしの可愛いこと。
でも、顔があると、可愛そうになって使えないかも、、、(笑)。
目が合わないようにして使うかな、なーんて。
お手紙はじーんとしちゃいますよね、離れていれば尚更。
朝からcinnmonさんの優しいブログで癒されたyouhausでした。
Commented by CarolineIngalls at 2008-10-29 17:44
シナモンさんとお母様のお話を聞かせて頂いて、
私も母のことを思い出して、なんだか胸がじーんとしました。
普段は我が家は、電話ばかりですけど
誕生日などの時に自筆カードをもらったりすると、
その見慣れた字に、懐かしい思いがこみあげてきて、やはり涙が出てきてしまいます。
母って子供にとっては、ずっと心のよりどころなんですよね。
Commented by cinnamonspice at 2008-10-31 01:28
youhausさん☆
youhausさん、こんにちは☆お元気ですか。
お久しぶりのコメント、とてもうれしかったです。
おかげさまで小人たちは今日も元気いっぱい転げまわっています。
母のアクリルたわし、うふふ、そんな風に言っていただけるとうれしいです。色も形もいろいろ、というのが母らしいなぁと箱を開けて、思わずふ、ふ、ふ、でした。
海を越えて届いた母の文字。手書きの手紙はあたたかくて宝物だな、と思います。
youhausさんは日本へ戻られたのですか。またお邪魔させてくださいね(^^)

Commented by cinnamonspice at 2008-10-31 01:42
CarolineIngallsさん☆
キャロラインさん、こんにちは(^^)
いくつになっても“母”はどこか謎めいていて、追いかけても追いかけてもおいつけない大きな夕日のような存在ですね。海を越えて届く荷物にはいつも不思議がいっぱい、娘でありながら分からない???が詰まっています。その荷物に添えられた手書きの手紙。手書きの文字から愛情やエネルギーがあふれ出てくるようで、読むたびに胸がいっぱいになってしまうのですよね。一筆箋に記された母の文字。それが一番のお守りなのかもしれません。